今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBFスーパーライト級戦:
挑戦者麻生 興一(三迫)TKO9回2分50秒 王者内藤 律樹(E&Jカシアス)
*4年前に、保持していた日本王座から転落した麻生。その後はパッとしないキャリアを続けていましたが、実力者内藤との根競べ戦を制し王座返り咲きに成功。35歳にして第二の花を咲かせる事になりました。
本来なら秋口に対戦を予定していた両雄。その時は内藤がコロナウィルスに感染してしまい、あえなく今回まで延期となっていました。本来はスピードと技術で相手を翻弄するボクシングを展開する内藤。普段のボクシングが出来ていれば違った結果になっていたかもしれません。
2021年12月30日時点でのスーパーライト級王者たちの顔ぶれは次のようになります。
WBA(スーパー):ジョシュ テーラー(英/防衛回数2)
WBC:ジョシュ テーラー(英/0)
IBF:ジョシュ テーラー(英/3)
WBO:ジョシュ テーラー(英/0)
OPBF(東洋太平洋):麻生 興一(三迫/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/0)
日本:平岡 アンディ(大橋/0)
OPBFスーパーフェザー級戦(王座決定戦):
木村 吉光(志成)TKO3回27秒 日本王者坂 晃典(仲里)
*これまでにWBOアジア太平洋とOPBF王座に挑戦するも、僅差の判定負けを喫し悔しい涙を流してきた木村。3度目のチャレンジでは、勝っても負けてもほとんどの試合をKO/TKO勝利で終えてきた坂と対戦。そんな危険度の高い相手と堂々と打ち合いを演じた木村。2回に鋭い左でダウン奪うと、3回に一気に試合を終わらせました。
これまで実力は認められてはいたものの、中々結果を出せなかった新王者。今後の飛躍が期待できそうです。
下記は2021年12月30日現在のスーパーフェザー級王者たちとなります。
WBA(レギュラー):ロジャー グティエレス(ベネズエラ/1)
WBC:オスカル バルデス(メキシコ/1)
IBF:尾川 堅一(帝拳/0)
WBO:シャクール スティーブンソン(米/1)
OPBF(東洋太平洋):木村 吉光(志成/0)
WBOアジア太平洋:ジョー ノイナイ(比/2)
日本:坂 晃典(仲里/1)