最近(2022年5月26日ごろ)のニュースです。
1)偉大なるイベンダー ホリフィールド(米)を実父に持つエバンが今月14日、米国カリフォルニア州のリングで6回戦のリングに登場。プロ入り後、10戦目のリングに臨んだエバンですが、ここまでの戦績が6勝(2KO)5敗(3KO負け)というジャーメン マクドナルド(米)の見事な右のワンパンチでKO負けを喫してしまいました。
2)1984年のロサンゼルス五輪に出場し、ライトヘビー級で銅メダルを獲得しているイベンダー。プロ10戦目にはすでに10回戦で戦っており、12戦目で初の世界タイトルであるWBAクルーザー級のベルトを獲得しています。
3)エバンが初黒星を喫した同じ興行で、元スーパーウェルター級王者フェルナンド バルガス(米)の三男坊エミリアーノがプロ・デビュー戦を初回TKO勝利で飾っています。エミリアーノの兄二人、フェルナンド ジュニア(6戦全勝全KO)、アマド(4勝2KO)も同じ興行に出場し、そのキャリアに白星を加えています。
4)彼らの父フェルナンドは、1990年代後半から2000年代前半にかけ、2度世界王座を獲得。フェリックス トリニダード(プエルトリコ)、オスカー デラホーヤ(米)、シェーン モズレー(米)といった、その時代のパウンド フォー パウンドのトップ選手たちと激戦を繰り広げた名選手でした。
5)それまで保持していたIBFライトフライ級王座を返上し、フライ級戦線に乗り込んできたフェリックス アルバラード(ニカラグア)が先週21日、母国のリングで無冠戦10回戦に出場。メキシコのルイス エルナンデスとフライ級リミットを若干上回るリミットで対戦し、無難な4回KO勝利を収めています。
6)スーパー王者ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ)と、レギュラー王者ジョシュア フランコ(米)によるWBAスーパーフライ級内での王座統一戦が、7月16日に行われる予定です。