先週末14日・土曜日、フランスで行われた試合結果です。
ヘビー級戦(10回戦):
マーティン バコーレ(コンゴ)判定2対0(96-92、95-93、94-94)トニー ヨカ(仏)
*2016年に行われたリオデジャネイロ五輪のスーパーヘビー級の金メダリストであるヨカ。プロ転向後、11戦全勝(9KO)の戦績を残してきましたが、タラタラと大切に育てられてきたという印象があります。対するバコーレは、欧州やアフリカを転戦しながらキャリアを培ってきた選手。一昨年には、主戦場としている英国でWBCインターナショナル王座を獲得しています。
地元ヨカに注目が集まる中、フランス人が初回からダウンを喫するという思わぬ試合展開になったこの戦い。その後ナポレオンは、5回に再びダウンするなどまったく良いところなく敗北。世界も視野に入りつつあった時に、思わぬところでつまずいてしまいました。
殊勲の金星を挙げたバゴーレですが、彼もすでにれっきとして世界ランカーです。198センチ、125.64キロという巨体を活かし、どこまで世界の頂上に近づいていく事が出来るのでしょうか。
下記は2022年5月16日現在の、ヘビー級王者のタイトルホルダー達となります。
WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):トレーバー ブライアン(米/1)
WBC:タイソン フューリー(英/2)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:空位