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今年もやってるやってる~

3度目の正直、阿部が王座獲得(日本/WBOアジア太平洋フェザー級ほか)

2022年05月18日 05時12分20秒 | 世界ボクシング

先日15日、東京都墨田区総合体育館で行われた試合結果です。
日本/WBOアジア太平洋フェザー級戦:
挑戦者阿部 麗也(KG大和)判定3対0(118-109、116-111、115-112)日本王者丸田 陽七太(森岡)

*その才能を早くから評価されていた阿部ですが、これまで出場した2度の日本王座戦は1敗1引き分けと、いずれも勝利ならず。無冠の帝王の座に甘んじてきました。しかし今回の一戦では、評価が高く、勢いのある若手王者丸田からダウンを奪うなどして快勝。日本王座のみならず、空位だったWBOアジア太平洋の獲得にも成功しています。

ここまでのキャリアは寄り道してきた感がある阿部ですが、2つの王座と同時に獲得した勢いを維持し、もう一つ上の王座奪取を目指していって貰いたいですね。

2022年5月18日現在のフェザー級タイトル・ホルダーの顔ぶれは下記のようになります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ/防衛回数3)
WBA(レギュラー):リー ウッド(英/1)
WBC:マーク マグサヨ(比/0)
IBF:ジョシュ ワーリントン(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
OPBF(東洋太平洋):清水 聡(大橋/6)
WBOアジア太平洋:阿部 麗也(KG大和/0)
日本:阿部 麗也(KG大和/0)

 

OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級戦(王座決定戦):
力石 政法(緑)判定3対0(120-108x3)渡邉 卓也(Dragan Aoki)

*前WBCライトフライ級王者矢吹 正道(緑)の実弟政法。今回が50戦目となる大ベテラン渡邉に対し、身長とリーチの差を最大限に活かしアウトボクシング。完封勝利を収めるとともに、12戦目で念願の初王座獲得に成功しています。

下記は2022年5月18日現在の、スーパーフェザー級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(唯一):ロジャー グティエレス(ベネズエラ/1)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/0)
IBF:尾川 堅一(帝拳/0)
WBO:シャクール スティーブンソン(米/2)
OPBF(東洋太平洋):力石 政法(緑/0)
WBOアジア太平洋:リアン ウィルソン(豪/2)
日本:坂 晃典(仲里/1)

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