DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

久しぶりのノックアウト、敵地で防衛に成功(WBAミニマム級)

2024年09月16日 05時52分13秒 | 世界ボクシング

今月7日、豪州で行われた試合結果です。
WBAミニマム級戦:
王者ノックアウト CP フレッシュマートレ(タイ)判定2
対0(114-112x2、113-113)挑戦者アレックス ウィンウッド(豪)

*自陣営の不手際から、2022年7月以来の試合となったフレッシュマート。今回がプロ僅か5戦目となった挑戦者は、フレッシュマートがブランクに入って以降にプロデビューを果たし、今回の世界挑戦を迎えています。

その影響からか、中盤戦までは挑戦者が大きくリードする形になりました。しかし徐々にエンジンのかかり始めた王者は7回、ダウンを奪うなどしてウィンウッドをあと一歩まで追い詰めます。9回に2度目のダウンを喫する等、追い詰められた挑戦者。しかしその後は何とか持ちこたえ、試合終了のゴングを聞くことになりました。

5倍ものキャリアを誇る相手に大接戦を演じたウィンウッドでしたが、勝利の女神は微笑まず。タイ人が自身2度目の海外での試合に勝利を収めると同時に、全勝記録を25(9KO)に伸ばしています。また、タイトルの防衛回数は暫定王者時代のものを含め16としています。

次の防衛戦は、指名挑戦者で、プロとアマチュアの両わらじを履くハサンボーイ ドゥスマトフ(ウズベキスタン)との対戦が義務付けられている王者。2つの大会で金メダルを獲得した強豪相手に、プロでの大先輩がどのようなボクシングを見せるのでしょうか。注目です。

下記は2024年9月16日現在の、最軽量級級の王者たちとなります。

WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数16)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:ペドロ タドゥラン(比/0)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:空位

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