先週末30日、英国で行われた試合結果です。
WBCフライ級戦(暫定王座決定戦):
ガラル ヤファイ(英)TKO6回1分10秒 サニー エドワーズ(英)
*2021年に行われた東京夏季五輪の優勝者ヤファイが、元IBF王者エドワーズを初回から圧倒。ガードを高く上げながら前進を止めないヤファイは、左右上下のパンチでエドワーズを終始劣勢に追い詰めていきます。
一発のパンチはそれほどでもないヤファイですが、エドワーズはそのプレッシャーに耐え切れず。最後は一方的な試合展開となったところでレフィリーが両者の間に入り試合をストップ。プロ3年弱のヤファイが、9戦目にして暫定ながらもプロでも世界の頂点に到達しました。
果たしてヤファイのそのボクシングが、正規王者寺地 拳四郎(BMB)にどこまで通じるのか。好試合が大いに期待できる対戦カードなだけに、早期実現が期待されます。
2024年12月6日現在のフライ級王者たちは下記のようになります。
WBA:ユーリ 阿久井 誠悟(倉敷守安/防衛回数2)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/0)
WBC(暫定):ガラル ヤファイ(英/0)
IBF:アンヘル アヤラ(メキシコ/0)
WBO:アンソニー オラスクアガ(米/1)
OPBF(東洋太平洋):桑原 拓(大橋/1)
WBOアジア太平洋:タナンチャイ チャルンパック(タイ/0)
日本:飯村 樹輝弥(角海老宝石/3)