今月18日、比国で予定される試合です。
IBOミニマム級戦(王座決定戦):
元世界王者高山 勝成(石田)対 カー ル(豪)
*2000年10月にプロデビューして以来、暫定を含め、最軽量級で主要団体のタイトルを6度も獲得してきた高山。数年前には夏季五輪出場を目指し、アマチュアに転向するという少々異色な経験もあります。その影響もあり、ここ数年のプロでの活動や緩やか気味でした。この高山が約2週間後となる18日に、比国のリングでマイナー団体IBOの王座決定戦に出場する事が決まりました。
この試合が2024年初の実戦となる高山が拳を交えるのは、ベトナム系豪州人のル。7勝(3KO)の戦績の持ち主だそうです。昨年9月以来の試合となる高山ですが、気になるのはミニマム級のウェートで試合を行うのは2016年8月以来となる事です。「40戦以上のキャリアで十分補えるのでは」、と言ってしまえばそれまでですが、2週間後に吉報が入る事を期待しましょう。