DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

一翔、引退を表明

2018年01月11日 00時34分05秒 | 世界ボクシング
11月初頭に突如と保持していたWBAフライ級王座を返上してしまった井岡 一翔(井岡)。2017年の大晦日に現役からの正式な引退を表明しています。今後、リングへの復帰の可能性もあるそうですが、現時点では現役から身を引いた元世界王者ということになります。

大晦日、そして前日の30日に2つの素晴らしい興行がありましたが、何も時を同じくして、盛り上げムードに水を差すような言動はしないでもらいたいですね。
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木村、五十嵐を退け初防衛に成功(WBOフライ級ほか)

2018年01月10日 00時45分51秒 | 世界ボクシング
昨年の大晦日、大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBOフライ級戦:
王者木村 翔(青木)TKO9回2分34秒 挑戦者五十嵐 俊幸(帝拳)

*7月に、敵地のど真ん中で世界王座を獲得した木村。今回の初防衛戦では、キャリアで上回る元WBC王者五十嵐を、まさに勢いで圧勝。終盤TKO勝利を収め、世界王座の初防衛に成功するとともに、その知名度を上げることにも成功しています。


IBFミニマム級戦:
王者京口 紘人(ワタナベ)TKO8回2分28秒 挑戦者カルロス ブイトラゴ(ニカラグア)

*上記の木村は、7月28日に中国で世界王座を獲得しましたが、京口はその5日前の23日、東京でIBFミニマム級王座のベルトを腰に巻く事に成功しています。京口も木村と同様、初回から挑戦者を圧倒。終盤にTKO勝利を収め、こちらも世界のベルトの初防衛の成功しました。

2016年4月にプロデビューを果たしたばかりの京口。2016年は5勝(5KO)。昨年2017年はOPBF(東洋太平洋)戦で2勝(1KO)、IBFの世界戦で2勝(1KO)と、こちらも凄い勢いでその実力を高めつつあるようです。木村、京口共に2018年も活躍が大いに期待できるでしょう。
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田口、王座統一に成功(2団体統一ライトフライ級)

2018年01月09日 01時37分19秒 | 世界ボクシング
昨年の大晦日、大田区総合体育館で行われた試合結果です。
2団体ライトフライ級王座統一戦:
WBA王者田口 良一(ワタナベ)判定3対0(117-111x2、116-111)IBF王者ミラン メリンド(比)

*序盤戦にかたさの見られた田口。メリンドに先制を許す形となってしまいました。しかし回を重ねるにつれて本来の調子を取り戻していった田口。左ジャブを中心としたコンビネーションでペースをつかんでいきました。田口が上向きになるとは反対に、回を追うごとに後手後手となっていったメリンド。最終回はクリンチで逃れるのが精一杯でした。

明白な形でIBF王座を吸収するとともに、WBA王座の7度目の防衛に成功した田口。敗者メリンドも、「田口は勝者に値する」とい潔いコメントを残しています。

2013年から4年続けて大晦日のリングに立ち続けている新統一王者(2013年は無冠戦8回戦に出場)。世界王者になってからも一戦一戦力をつけているようです。上手くいけば今年の大晦日には、二桁防衛に成功することも可能でしょうね。

次戦の対戦相手として、元WBAミニマム級王者のヘッキー バトラー(南ア)の名前が挙がっているようですが、田口ならその難敵を退けてくれるでしょう。WBAの統一王者に昇格した田口ですが、WBAには田口の後継者王者として、レギュラー王座設置という愚行は是非避けてもらいたいものです。
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注目のWBCヘビー級戦(色々:01‐08‐18)

2018年01月08日 00時47分31秒 | 世界ボクシング
最近(2018年1月8日ごろ)のニュースです。

1)注目のヘビー級戦が3月3日、米国・ニューヨーク州で行われます。その注目の試合とは、WBC王者ディオンティ ワイルダー(米)と元WBA暫定王者ルイス オルティス(キューバ)による一戦となります。ワイルダーの戦績は39戦全勝(38KO)で、ルイスの戦績は28戦全勝(24KO)。凄いですね、両選手とも。

2)またもう2人の世界ヘビー級王者、IBF/WBA統一王者アンソニー ジョシュア(英)対WBO王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)戦も実現の可能性が高いという情報があります。ジョシュアの戦績は20戦全勝(20KO)で、パーカーの戦績は24戦全勝(18KO)。こちらも両選手とも凄い戦績ですね。

3)WBCヘビー級戦の前座には、IBFスーパーミドル級暫定王座戦も決行されます。王者アンドレ ディレル(米)が、ホセ ウスカテギ(ベネズエラ)の挑戦を受けます。両者は昨年5月に対戦し、ウスカテギが8回終了時のゴング後に放ったパンチでディレルをKO。失格負けとなっています。この戦いの8回終了時までの採点は、ベネズエラ人が2対0でリードしていました。

4)昨年のクリスマス・イブにプロ7戦目の実戦を行い、勝利を収めた辰吉 寿以輝(大阪帝拳)。ノンディア ソーバンカルーというタイ人に3回TKO勝利を収めています。このノンディアの寿以輝戦後の戦績が、18勝(4KO)17敗とも、1勝16敗(14KO負け)とも言われています。寿以輝との試合を見ると、18度も勝利を収めた選手には見えませんがね。

5)WBAは現在、全17階級で「24人の世界王者しかいない」と誇張。2017年の初めにはそれより10人近く多くの世界王者がいたようです。しかし、まだ「24人」もいるWBA王者。しょうもないことを自慢しないでほしいものです。

6)そのWBAは、以前より公言していた通りギレルモ リゴンドー(キューバ)が保持していたスーパーバンタム級のスーパー王座を剥奪。正直、どうでもいいです。
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ケンシロウ、世界戦初の快勝劇を演じる(WBCライトフライ級ほか)

2018年01月07日 00時33分34秒 | 世界ボクシング
先月末30日、横浜文化体育館で行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦:
王者拳 四朗(BMB)TKO4回1分12秒 挑戦者ヒルベルト ペドロサ(パナマ)

*この試合が行われた1年前には、OPBF王者として防衛戦を行っていたケンシロウ。5月に世界王座を獲得し、10月に初防衛に成功。強豪相手に立て続けに勝利を収めたとはいえ、両試合とも2対0の判定勝利でした。

初防衛戦から僅か2ヶ月のインターバルで迎えた2度目の防衛戦でしたが、攻撃的なペドロサをフットワークで翻弄し、ボディーを交えたコンビネーションで圧倒。4回に2度のダウンを奪い、あっという間に試合を終わらせたケンシロウ。今年は昨年戦った2人のメキシカンとの再戦を迎えることになるでしょうが、さらなるレベルの向上が期待できそうです。


OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者清水 聡(大橋)TKO7回2分8秒 挑戦者エドワード マンシト(比)

*10月の頭にプロ4戦目で同王座を獲得した清水。約3ヵ月のインターバルで初防衛戦に臨んでいます。5回に2度、最終回となった7回にもう一つのダウンを奪った清水ですが、少々もたついた試合フィニッシュとなってしまいました。

何はともあれ初防衛に成功するとともに、全勝全KO記録を5に伸ばした清水。プロキャリアで一番長いラウンドを重ねたことにもなりました。
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今週末の試合予定

2018年01月06日 00時10分34秒 | 世界ボクシング
2018年1月第1週末の試合予定です。

6日 土曜日
ガーナ
WBOスーパーバンタム級王座決定戦(暫定王座):
セサール フアレス(メキシコ)対 アイザック ドビ(ガーナ)

*2018年の最初の週末には、暫定王座決定戦ながらも世界戦が予定されています。しかもその一戦、世界戦開催国としては珍しいアフリカのガーナとなります。

アズマー ネルソンやアイク クォーティーといったとんでもない選手たちを生み出してきたガーナ。ドビは17戦全勝(11KO)の戦績の持ち主で、これまでに西アフリカ、WBOアフリカ、WBCユースのシルバー王座と、なぜだかWBOオリエンタル王座をスーパーバンタム級ではなく、一階級上のフェザー級で獲得。そして一昨年末に同級でWBOインターナショナル王座を獲得しています。このガーナ人はこれまでに、母国ガーナはもちろん、スイスでプロ・デビュー戦を行った後、英国(1度)、米国(5度)、ニュージーランド(1度)のリングでも実戦を行ってきた選手。

対するフアレスは、20勝(15KO)5敗の選手で、2015年師走には、当時空位だったWBO同級王座をノニト ドネア(比)と争い判定負けした中々しぶとい選手です。それなりの好試合が期待できるのではないでしょうか。
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井上x2(WBOスーパーフライ級ほか)

2018年01月05日 00時02分22秒 | 世界ボクシング
先週末12月30日・土曜日、横浜文化体育館で行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井上 尚弥(大橋)TKO3回1分40秒 挑戦者ヨアン ボワイヨ(仏)

*相変わらずの強さを見せつけた尚弥。序盤戦に試合を終わらせ、保持する王座の7度目の防衛に成功しています。

それまでの戦績がボクシングの試合に影響するかはそれぞれの試合で異なります。ボワイヨは尚弥の3倍以上のキャリアを持ち、加えて世界各地を転戦してきた筋金入りのプロ選手。そんなフランス人を苦も無く倒してしまうですから凄い以外の形容の仕方はないのではないでしょう(たくさんあると思います)。

バンタム級強10回戦:
元OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級王者井上 拓真(大橋)判定3対0(98-92、97-93、96-94)元日本バンタム級王者益田 健太郎(新日本木村)

*自身の負傷のため、2016年末に予定されていた世界初挑戦をふいにしてしまった拓真。この試合がリング復帰後2戦目の試合となりました。中盤戦以降、実力者益田の粘りにあいますが、持ち前の技巧で試合終了のゴングを聞くことに成功。全勝記録を10(2KO)に伸ばすことに成功していますが、今後の課題はその決定力の低さを向上させていくかではないでしょうか。

今後尚弥はバンタム級での世界3階級制覇を、拓真も兄に続いての世界王座奪取を目指していきます。と言う事で2018年1月5日現在のバンタム級王者を並べてみました。

WBA(統一):ライアン バーネット(英/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジェイミー マクドネル(英/6)
WBC:ルイス ネリ(メキシコ/0)
IBF:バーネット(1)
WBO:ゾラニ テテ(南ア/1)
OPBF:マーク ジョン ヤップ(比/六島/2)
日本:赤穂 亮(横浜光/1)

このリストを見れば見るほど、それぞれの王者たちとの対戦が見てみたい気になります。ネリは山中 慎介(帝拳)との再戦、テテは指名挑戦者のオマール ナルバエス(亜)が予定されているため、井上兄弟との今年の前半期での対戦はないでしょう。バーネットとマクドネルは英国国外での試合の可能性は低く、ヤップや赤穂との対戦も悪くないんですが、どれほど現実味があるか。ということで、バンタム級の一つ上の階級、スーパーバンタム級の王者たちも並べてみました。

WBA(レギュラー):ダニエル ローマン(米/0)
WBA(暫定?):モヒセス フローレス(メキシコ/2)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/2)
IBF:岩佐 亮佑(セレス/0)
WBO:ジェシー マグダレノ(米/1)
OPBF:大竹 秀典(金子/2)
日本:久我 勇作(ワタナベ/1)

こうして王者たちの名前を見てみると、スーパーバンタム級では井上兄弟でも簡単には勝てそうにない選手たちが王者に就いています。多分ゴールデン・ウィーク前後に予定される尚弥、拓真の次戦。どんな相手と対戦するのか。今からその試合発表が楽しみです。
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沖縄での世界戦(WBCフライ級)

2018年01月04日 00時09分44秒 | 世界ボクシング
2月4日、沖縄県立武道館で予定される試合です。
WBCフライ級戦:
王者比嘉 大吾(白井・具志堅)対 挑戦者モイセス フェンテス(メキシコ)

*ちょうど一ヵ月後に行われるこの試合。沖縄県で世界戦が行われるのは実に37年ぶりの事だそうです。王者比嘉がKO、またはTKOで勝利をおさめ場合、元WBCジュニアウェルター級(現スーパーライト)王者浜田 剛史(帝拳)、元O日本、OPBF(東洋太平洋)ウェルター級王者の渡部あきのり(角海老宝石)の持つ日本連続KO記録である15に並ぶことになります。まずはその記録に追いつくことに期待しましょう。
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最終戦へ(クルーザー級)

2018年01月03日 00時20分59秒 | 世界ボクシング
2月8日、米国・フロリダ州ペンサコラーラで予定される試合です。
クルーザー級10回戦:
世界4階級制覇王者ロイ ジョーンズ(米)対 対戦相手未定

*30年前のソウル五輪ライトウェルター級で銀メダルを獲得し、プロではミドル級、スーパーミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級で世界王座を獲得してきたロイ ジョーンズ(米)。今年16日に49歳の誕生日を迎えます。

来月8日、対戦相手は未定ながらも、地元ペンサコラーで試合を予定しているロイ。その試合を最後に引退をするようです。まだその試合は行われていませんが、全盛期のロイは本当に強かった。現在最強候補に挙がっている選手たちでは、とても力が及ぶ事が出来ないほど強い選手でした。その最終戦、有終の美で終わることを切実に祈っています。
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2018年最初の色々(色々:01‐02‐18)

2018年01月02日 00時48分00秒 | 世界ボクシング
最近(2018年1月2日ごろ)のニュースです。

1)IBFライト級王者のロバート イースター(米)が今月20日、米国・ニューヨーク州のリングで保持する王座の3度目の防衛戦を行います。イースターに挑戦するのは、内山 高志(ワタナベ=引退)の戦うことのなかったライバル王者ハビエル フォルトゥナ(ドミニカ)。

2)結構先の話になりますが、IBFフェザー級王者リー セルビー(英)が、同国人で指名挑戦者のジョシュ ワーリントンを相手に保持する王座の5度目の防衛戦を行います。この試合は5月19日に当然の如く英国内で決行されます。

3)セルビーとワーリントンの同国人フェザー級のライバルが、元IBF/WBAスーパーバンタム級、WBAフェザー級王者カール フランプトン。そのフランプトンが4月7日、暫定王座を含め世界5階級制覇を達成しているノニト ドネア(比)とフランプトンの地元ベルフェストで対戦します。

4)2009年1月に、横浜のリングで小堀 佑介(角海老宝石)からWBAライト級王座を奪取したパウルス モーゼス(ナミビア)。その後定期的に試合を続け、来月16日に世界王座返り咲きのチャンスを迎えることになりました。39歳になったアフリカ人は、レイ ベルトラン(メキシコ)と現在空位のWBOライト級王座を争います。

5)その翌日の17日、WBCスーパーミドル級王者デビット ベナビデス(米)がロナルド ガフリル(ルーマニア)を迎え初防衛戦を行います。両者は昨年9月に当時空位だったWBCスーパーミドル級を争い、その時は米国人が2対1の判定で勝利。空位の王座獲得に成功しています。今回の再戦では明白な決着がつくのでしょうか。

6)昨年7月に木村 翔(青木)に敗れ、WBOフライ級王座を失っている鄒 市明(中国)。網膜剥離のため、視力を失った、または失いつつあるという悲報が入っています。
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