最近(2020年11月10日ごろ)のニュースです。
1)来週末21日に予定されていたWBCヘビー級暫定王座戦、アレクサンデル ポベトキン(露)対ディリアン ホワイト(英)による再戦は、ポベトキンがコロナウィルスに感染してしまったために延期となってしまいました。8月に激戦を演じたばかりの両者。コロナウィルスに感染したことは頂けませんが、試合間隔が少々長くなったこと自体は、両者の健康面にとって良かったのではないでしょうか。
2)来月に予定されていたWBCスーパーフェザー級戦、王者ミゲル ベルチェル(メキシコ)対挑戦者オスカル バルデス(メキシコ)戦は、ベルチェルがコロナウィルスに感染してしまったため、こちらも延期となってしまいました。
3)本来なら一週間前の3日に行われる予定だったWBAライトフライ級戦は、王者京口 紘人(ワタナベ)がコロナウィルスのCPR検査に引っかかってしまい、試合直前に中止となってしまいました。京口陣営は、師走を目処に挑戦者タノンサック シムシー(タイ)との防衛戦を決行したいという意向を示しています。
*世界各地でコロナウィルスのためにタイトル戦の延期が続いています。コロナごときに負けるなボクシング!
4)WBAスーパーフライ級レギュラー王者のジョシュア フランコ(米)が今週末14日、前王者アンドリュー マロニー(豪)を相手に初防衛戦を行います。両者は6月に対戦しており、その時はフランコが僅差の判定勝利。王座交代劇を演じています。
5)日本スーパーフライ級王者中川 健太(三迫)と、同級のWBOアジア太平洋王座保持者の福永 亮次(角海老宝石)が来月14日、現在空位のOPBF(東洋太平洋)王座を賭け対戦します。後楽園ホールで行われるこの試合には、OPBF王座と、中川が保持している日本王座が争われることが決まっていますが、福永が保持している王座も争われるかは未定です。
6)WBOミドル級王者デメトリアス アンドラーデ(米)が今月27日、34勝(20KO)1引き分けという好戦績の持ち主であるダスティー ハリソン(米)と、無冠戦10回戦で対戦します。