昨日もその一編を紹介したが、1911(明治44)年生まれで、今年100歳を迎える柴田トヨさんの詩集『くじけないで』が話題になっている。92歳から始めたという彼女の詩には、温もりと生きる希望が満ち溢れている。

裕福な米穀商に生まれたが、十代の頃に家が傾き、奉公に出て苦労も経験し、死のうと思ったこともあったという彼女の詩は、悲しみや辛さをすべて包み込んでくれるやさしさがある。
◇先生に◇
私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな バカな質問も
しないでほしい
「柴田さん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思います?」
こんな質問なら
うれしいわ
-柴田トヨさん-
僕も、まだまだボケてなんかいられないぞ。

裕福な米穀商に生まれたが、十代の頃に家が傾き、奉公に出て苦労も経験し、死のうと思ったこともあったという彼女の詩は、悲しみや辛さをすべて包み込んでくれるやさしさがある。

◇先生に◇
私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな バカな質問も
しないでほしい
「柴田さん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思います?」
こんな質問なら
うれしいわ
-柴田トヨさん-
僕も、まだまだボケてなんかいられないぞ。