勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

犬たちをおくる日

2011-01-22 19:58:16 | Weblog
 我が家にはいくつかの癒しグッズがある。自分の意志に関わらず、いつの間にか多くの動物たちが部屋にあふれてしまった。犬も、猫も、熊も、ゴリラも、羊や、鹿や、リスや、像までもが部屋の隅や、棚に居並んで、僕の行動を監視しているのだ。それらはぬいぐるみであったり、焼き物であったり、木彫りであったり、毛皮を纏ったりしているが、みなそれぞれに可愛い癒しのアイテム。


 昨日の朝日新聞の夕刊の記事「犬たちをおくる日」という本を紹介している。年間30万匹近い犬や猫が、飼い主に捨てられるなどで殺処分されるそうだが、この本には、愛媛県動物愛護センターの職員の、一匹でも多くの命を救おうとする姿が描かれているそうだ。身勝手な飼い主の犠牲になった犬たちの叫びをサブタイトルにした「この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」は、本の主人公滝本伸生さん自身の言葉だという。


 晴れあがった冬の午後の公園を、我が家のク~ちゃんの兄弟のような、ゼンマイ仕掛けのぬいぐるみではないかと思われるほどかわいい子犬が、幸せそうに走り回っていた。




 その昔、犬も猫も飼ったことがある。特に大人になってから飼った猫は、家の前に捨てられていた生まれて間もない猫だった。ブログを始めた頃に紹介したので、ここでは省略するが、ペットの可愛さは知っているつもりである。ペットは自分で飼い主を選べない。飼うなら最後まで責任を持ちたいものである。