「創エネ・あかりパーク2013」と題して、光とコラボのグランドフェスタが、上野公園の噴水広場で行われている。
世界的照明デザイナーの石井幹子さんプロデュースによるこのフェスタは、「みんなで一緒にエネルギーを創って、楽しくライトアップ!」がテーマのようだ。
和紙で有名な美濃市や、長野灯明まつり実行委員会、東日本大震災被災地を明るくする会など、多くの協力を得て行われているこの催しは、11月4日まで開催されている。
時折小雨がパラつくものの、ほとんど傘も必要ないほどで、東京国立博物館の壁面には、博物館所蔵の名品が次々と投影され、閉館時間も特別に延長されている。
特設ステージでは会期中は日替わりで催し物が繰り広げられているが、土曜日は菅原やすのりさんによる~日本の心を歌う~震災復興祈念の秋祭りが行われた。
世界で活躍する菅原さんは10曲以上の歌を披露し、上野の森に響き渡る力強く済んだ歌声は、被災した東北4県の物産の展示販売にも、あかりと共に勇気を与えてくれることだろう。
池の中で光とのコラボで踊る噴水は、変幻自在な姿を見せながら夜の公園を美しく彩り、幻想的な秋の夜を演出していた。