川に浮かぶ青い花が欲しいと恋人に言われ、流れに巻き込まれた若者は、岸辺の恋人に花を投げかけ「私を忘れないで」という言葉を残して急流に呑み込まれていった。その青い花、忘れな草の花言葉は、『私を忘れないでください』。
僕がブログを始めたのは9年前の2005年2月2日。ちょっと変わった男のつぶやきを、記憶の片隅にでも残していただけたら、という思いで付けたブログ名が「勿忘草(わすれなぐさ)」だった。
東日本大震災から3年、遅々として進まない復興への道。そんな中、復興支援・思いをつなぐ2014・忘れな草プロジェクトが銀座で行われている。福島県の農業高校生が育てた忘れな草に、宮城県南三陸町でひとつひとつ手作業で磨き上げたホタテの貝殻「祈り貝」を添えて、「被災地を忘れないで」をキーワードに行われる募金活動である。
被災者や被災地に対し、今までも何も手助けできず、ただ手をこまねいているだけだったが、「勿忘草」をブログ名にしている僕としては「忘れな草プロジェクト」を黙って見ているわけにはいかない。銀座に出かけ、忘れな草の苗をいただき、チャリティー活動基金として、お札の中ではいちばん小額な札を一枚募金箱に入れてきた。
「祈り貝」と名付けられた三陸のホタテ貝は 、願い事を書き、半円のシールで塞いで願いがかなうように祈って飾るのが趣旨だそうだ。欲張りな僕、復興を願うのはもちろんだが、他にも祈りたいことが山ほどある。あまり欲張らずに、あのような悲劇が二度と起こらないことを祈ることにしようか。
僕がブログを始めたのは9年前の2005年2月2日。ちょっと変わった男のつぶやきを、記憶の片隅にでも残していただけたら、という思いで付けたブログ名が「勿忘草(わすれなぐさ)」だった。
東日本大震災から3年、遅々として進まない復興への道。そんな中、復興支援・思いをつなぐ2014・忘れな草プロジェクトが銀座で行われている。福島県の農業高校生が育てた忘れな草に、宮城県南三陸町でひとつひとつ手作業で磨き上げたホタテの貝殻「祈り貝」を添えて、「被災地を忘れないで」をキーワードに行われる募金活動である。
被災者や被災地に対し、今までも何も手助けできず、ただ手をこまねいているだけだったが、「勿忘草」をブログ名にしている僕としては「忘れな草プロジェクト」を黙って見ているわけにはいかない。銀座に出かけ、忘れな草の苗をいただき、チャリティー活動基金として、お札の中ではいちばん小額な札を一枚募金箱に入れてきた。
「祈り貝」と名付けられた三陸のホタテ貝は 、願い事を書き、半円のシールで塞いで願いがかなうように祈って飾るのが趣旨だそうだ。欲張りな僕、復興を願うのはもちろんだが、他にも祈りたいことが山ほどある。あまり欲張らずに、あのような悲劇が二度と起こらないことを祈ることにしようか。