勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

花見日和

2014-03-30 00:45:26 | Weblog
 初夏を思わせるような暑さになった東京は、開花宣言が出たばかりの桜が一気に開き、上野公園の桜もすでに5分咲きから7分咲きのところもある。日曜日は雨の予報に、花見日和になった土曜日の上野公園は人人人で大賑わい。




 昼頃は花曇りではあったが、徐々に薄日も射し、気温もうなぎのぼり。やがて青空が広がり、桜の花も、人も犬も喜んでいるようだ。 





 喜んでいるのは桜や花見客だけではない。枝に止まった鳩も嬉しそう。ところが、注意書きの下がった枝を見つけた。よく見ると「桜の木の上にネコをのせないでください」とある。


 先日、上野公園の入り口の大寒桜の木の上で花見を楽しむ「花見猫」の紹介をしたばかりだが、毎年大寒桜とは別の場所にあるこの木の枝に、あの猫ちゃんがお出ましになり、花見客を楽しませてくれていたのだ。公園緑地事務所にどのような事情があるかは知らないが、木の枝に鳩が止まるのと、猫が乗るのとどんな違いがあるというのだろうか。ちょっと不粋な気もするが。。。


 気を取り直して、不忍池に足をのばす。満開とはいかないが、徒然草では「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」という。花見の楽しみ方も人それぞれ。



 ユリカモメの楽しみ方もそれぞれ。『明日ありと、想うこころの、仇桜、夜半に嵐の、吹かぬものかは』と、親鸞聖人が詠ったというが、日曜日は春の嵐にならないで欲しいものだ。