勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

小浜菊

2014-10-03 15:44:47 | Weblog
 秋たけなわの10月だが、あの暑かった行く夏を惜しむかのように顔を出した夏の太陽が眩しい今日の早朝。爽やかな朝の光を浴びて微笑む小浜菊が目覚めを促す。


 野生の菊の中でも、最も美しい花を咲かせる種のひとつがハマギクである。と、我が「野草の名前」という本にある。そのハマギクに似、草姿も小さく小型の花を咲かせるコハマギクが、微かな香りを漂わせ、夏と秋の狭間で可憐な姿を魅せてくれる。


 先日姉のところから我が家に来たばかりのこのコハマギクやハマギクは、北茨木から北の海辺の岩場や草地に群生するようだが、我が家のコハマギクは軽石に植えられている。そのため、水遣りが楽で水切れもしないように水を張った水盤に置いてみた。 


 その軽石を這うように広がる苔が趣を添えているのだが、姉の言によるとこの苔は貧乏苔というらしい。だから、剥がしたほうがいいといわれた。この苔はどこにでもはびこるので、こんな不名誉な名前になったらしいが、名前はどうであろうと、見た目の美しさをとることにした。本来の名前は銭苔というらしい。それならお金も貯まっていいのではないかと思うのだが。。。


 ところで、「転がる石には苔が生えぬ」という諺もあるらしい。よく動き、よく働く人が成功し、お金も貯まるのだとか。僕のように、身体より先に口ばかり動いているようでは、お金も貯まらないわけだ。

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6 コメント

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小浜菊 (ブルーメ)
2014-10-03 19:47:42
 奥山の岩肌にひっそりと咲くようで小宇宙の趣がありますね。これを眺めていると小金を貯めてどうするんだと思ってしまいました。
 軽石で育つんですね。
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こんばんわ~ (コスモス)
2014-10-03 20:23:31
軽石の鉢、大好きでいくつか使用しています。
小浜菊、可憐ですねー
今日は一日夏の様でしたが、
秋のお花が咲き始めますねー、
ここ毎日鉢植えの手入れをしてますが、
自然消滅が、たくさんあるのでがっかりしています。
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小浜菊 (正子)
2014-10-04 06:11:42
可憐な花ですね。銭苔どこにでも
生えますね。庭の片隅、日の当たらない
北側のとち。秋の花金木犀も散りだしました。
これからは菊の花の見ごろです。
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★野草 (勿忘草)
2014-10-04 19:48:32
◆小宇宙(ブルーメさん)

植物、特に野草の世界は浮世から離れているかのようです。
小さな花が、少しの間浮世を忘れさせてくれますね♪
軽石が雰囲気を小宇宙に変えてくれます。

◆秋の花(コスモスさん)

夏のような気温でしたが、植物の世界は秋ですね。
今の時期は草花が元気です。
手入れも大変ですが。。。

◆銭苔(正子さん)

貧乏苔などというありがたくない名前を付けられて、さぞ迷惑でしょうね。
秋の香り、金木犀も散り始めましたか。
そろそろ菊の時期ですね。
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菊と苔 (山海)
2014-10-05 16:51:44
写真の野生の菊、可憐で、心休まる一時ですね。

苔を見ていると落ち着きます。
京都で行った苔寺のことを思い出しました。

箱根からの帰り、小田原駅近くの
日本料理店で「まぐろアボカ丼」を食べました。
先日のアボカドのブログ記事を思い出したので。
まぐろとアボカド、相性がよく、美味しかったです。
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★まぐろアボガ丼 (勿忘草)
2014-10-05 20:52:08
◆癒し(山海さん)

花には癒し効果があるらしいですが
苔もいいものですよね。
たとえそれが貧乏苔という名前だとしても。
あの苔寺にも貧乏苔があるのでしょうか?

あれ以来アボガドに嵌ってます。
昨日も買ってきて食べました。
マグロとの相性もとてもいいそうですね。
あの舌触りが何とも言えません。
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