勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

石楠花色

2009-04-06 21:04:12 | Weblog
 同じものを見ても、見る人によって違う色に見えているかもしれない。白内障の手術でそう思った。手術によって今まで見ていたものが全く違う色に見えたから。
 以前バラ色について尋ねてみた。驚いたことに皆さん違う色をイメージしていたのだ。
色を表す言葉にも色々ある。


声は鶯 身は細柳
髪は烏の 濡れ羽色

私ゃ野に咲く 一重の桜
八重に咲く気は 更にない
 
 都都逸にも詠われる、カラスの濡れ羽色や、みどりの黒髪は、美しい女性のシンボルでもある。
東京は桜の季節が過ぎ去ろうとしている。そして石楠花が微笑みかけている。


鮎は瀬にすむ 鳥ゃ木にとまる
人は情けの 下に住む

お出でなされよ どなた様も
深山 石楠花 散らぬまに

 我が人生は、バラ色の人生ならぬ灰色の人生かも。ほんのり桜色は色っぽいが、真っ赤な嘘はいただけない。
「しゃくなげ色にたそがるる」と、夏の思い出で歌われる石楠花色とはどんな色だろう。
黄昏(たそがれ)には「黄」という文字があるが。。。

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9 コメント

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綺麗ね (ポンチ姫)
2009-04-06 21:16:40
はるかな尾瀬~野の小道・・・一度歩きたいです
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石楠花 (コスモス)
2009-04-06 22:22:48
綺麗に咲きましたね
我が家はまだ硬い蕾です
石楠花、芍薬、ぼたん

三姉妹のような気がしてしまいます
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石楠花・・・ (uragojp)
2009-04-06 23:19:06
稽古日記に今日の茶花「石楠花」、我が家の庭で開花しました。ほんのり桜色です・・・
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石楠花 (coro)
2009-04-06 23:38:25
シャクナゲ・・・て「石楠花」と書くんですね。
最後の「しゃくなげ色にたそがるる」という一文がなければ、読めずに終わっていました。

世の中に「バラ色の人生」と言える人はどれくらいいるんでしょうか。

私は、薄いピンク色かしら??? 
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石楠花 (正子)
2009-04-07 08:20:15
尾瀬に15年前に行きました。どうしても水芭蕉が見たくて。思ったとおり素敵な景色でした。6月でしたので石楠花も咲いていて、あの景色は終生忘れられません。今となってはとてもあの道は、歩きとうせないと思います。
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おはようございます (ippu)
2009-04-07 08:59:41
植物と都都逸に因んで、柳家紫文師匠の「艶笑都々逸高座」よりの抜粋です。

≪「枯れているよな ススキの穂でも キラキラ光る 月の下」

 一見枯れていると思えるようなススキも月の下では輝くように、好きな人と一緒だとどんな女性でも輝くもの。
「竹には雀」「梅には鶯」「月にはススキ」「紅葉に鹿」「柳にカエル」「松に鶴」。なんにしてもお互いなくてはならない連れ合い同士。
そう思うと「枯れススキ」は、相手の月がいないから枯れて見えるだけ。
古女房が光らないのは男がわるい?≫
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今の (陽子)
2009-04-07 10:12:57
勿忘草さんはきれいなピンク色でしょう、きっと!
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石楠花 (楽母)
2009-04-07 13:59:02
私のイメージする石楠花は、もっと淡いピンク色。勿忘草様のアップしている石楠花は紅色、もしくは牡丹色、のイメージがあります。
ラビアンローズはもっと赤に近い花だったかしら?
まだまだ先ですが、比叡山の山頂付近の植物園にも石楠花がたくさん咲きます。
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★黄昏色 (勿忘草)
2009-04-07 22:23:12
◆一緒に・・・(ポンチ姫さま)

黄昏時がいいですね。(ニッコリ♪)

◆三姉妹(コスモスさん)

立てば芍薬座れば牡丹
歩く姿は石楠花の花

あれっ、ちょっと変?

◆桜色(uragojpさん)

ほんのり桜色の色っぽい石楠花ですね♪
uragojpさんのよう♪(ニッコリ♪)

◆しゃくなげ色の人生(coroさん)

coroさんは真っ赤なしゃくなげ色の人生では・・・♪(ニッコリ♪)

◆夏の思い出(正子さん)

水芭蕉と石楠花の尾瀬は素敵だったでしょうね♪
いい思い出ですね♪(ニッコリ♪)

◆相性(ippuさん)

都々逸は色っぽくて、奥深くて、洒落ていて 
日本の粋ですね♪

ippuさんの奥様はさぞ光輝いていることでしょう。
お写真も拝見したし・・・♪(ニッコリ♪)

◆桃色吐息(陽子さん)

今の僕は溜息ばかりです♪(笑)

◆淡いピンク(楽母さん)

石楠花にも色々な色がありますが
石楠花は淡いピンクが主流ですよね。

バラ色は赤に近いピンクだとか
フランスではラビアンローズといったら
ワインのロゼの色をいうと聞いたことがあります。
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