歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

私の好きなヴォーカリスト

2016年07月26日 | 音楽
ヴォーカリストが際立っているバンドというのは多々ある。

中でも最高にカッコいいのが黒人ヴォーカリスト。

彼らの歌には他にない特別な何かがある。

最近のバンドでもやはり彼らのヴォーカルは異彩を放っている。

そこには独特なリズムととてつもないカリスマ性があるのだ。

ブルージーでどこか哀愁が漂う。



挙げたらきりがないんだけど、例えばBloc Party。

ドラムがメンバー交代してからの評判は知らないけど、

“Real Tolk”なんかは初めて聞いた時あまりの心地よさに驚いた。





数年前のサマソニで見たVintage Trouble。

かすれた声が心にしみる。

”Not Alright By Me"は疲れた時に部屋で一人で聞きたい歌。

激しい曲はそれはもうスウィングしてるし、最高です。





そしてつい先日フジロックで見てきたThe Heavy。

エンターテーナーの極みと言ってもいいくらい見る人を楽しい気持ちにしてくれる。

クネクネと体をよじって歌う姿は独特でやっぱり血筋を感じさせる。

彼らは日本ではペプシのCM曲”Same Ol'"で注目された。

私は”Short Change Hero”が特に好き。





そして同じくフジロックの前夜祭に登場した若手バンドCon Brio。

前情報もほとんどなくいきなりライブで見たのだけど、圧巻。

何が凄いって23歳のヴォーカル、ジーク・マッカーターの出で立ちと歌唱力。

リズムのサラブレッド(知らないけど)という感じ。

ダンスもやっぱり彼らにしかできない動きなんだ、これが。

"Sundown""Free & Brave"





あと今年フジロック3日目で見れなかったLeon Bridges。

彼はバンドではなく、ソロのアーティスト。

docomoのCMかなんかでテレビから"Coming Home"が流れてきた時すかさず調べた。

見たかった!!





そして私の大大大好きなAlabama Shakes。

現役女性ヴォーカリストで最も敬愛するブリタニー・ハワードはなんと私と同い年。

一つとして捨て曲は存在しない。

世界にたった一つの絶対的オリジナリティー。

彼女とこのバンドの存在は唯一無二なのです。

彼女の歌う姿を見るだけで、ただただカッコいいということに涙が出る。

”Dunes””Over My Head”







はぁため息が出る程かっこいい。

もちろんバンドあってのヴォーカリスト。

本当皆さんありがとうございます。
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私のEURO2016が終わった。

2016年07月08日 | 日記
EURO2016、素人でも本気で見てみるとかなり楽しめるということが分かった。



ベスト8からの試合はほぼ全試合をリアルタイムで観ることができた。

それで気づいたことがある。

ベスト8以上の試合でも民放で放送しないことがあるということ。

WOWOWに加入していないから、ニコニコ動画で観るしかなかった。

でも反対にそれを放映してくれている「石橋さん」の実況が、

完全ドイツ応援だったのでドイツファンとしてはとてもよかった。



そしてついさっき準決勝でドイツがフランスに2-0で負けた。

ドイツは強かったのだけど、なんといっても怪我が多かった。

ボランチの要のフンメルスが累積でいない状況下、

二人目のキーパーと呼ばれる守備隊長ボアテングが怪我で途中交代。

トップのゴメスとよく分からないけどケディラという重要選手は二試合前から怪我離脱。


これがベストメンバーかな。ドイツはスタメン大分違う。
ここにはいないけど若手のドラクスラーはいい選手。



それでも前半はまだドイツ優勢な雰囲気が流れていた。

ところが前半終了間際ベテランのシュバインシュタイガーのハンドでフランスのPK。

フランスのグリーズマンがこれを決めて先制し前半を終えると、

開催国は勢いに乗りドイツのパスミスからまたもやグリーズマンがゴールを決めた。

ノイヤーが今大会初めてPK以外で点を取られた瞬間だった。



アイスランド戦では確かに5点も取ったフランスだけど、

守備がガバガバなイメージがあったからすっかりドイツが勝つと見込んでいた。

素人目だけどベルギーみたいに個々が強い分連携と守備が弱いというか。

ところが守備もよくて固かった。

ドイツと準々決勝を戦ったイタリアは最年長チームだったけど、

フランスは若くて元気だしピチピチしてる。

きっとムラがあるのだろうけど、今日のフランスは強かった気がする。

ポグバかっこいい。


試合後のノイヤー、本当お疲れさまでした。


ニコニコ動画のスクリーンショットだからかなり画像が汚くなっちゃった。
悔しがるミュラー。



それにしてもイタリア戦は泣けた。

イタリアのチームはとても好きだった。

あまり期待されていなかった顔の濃いおじさん達ががむしゃらに動き回って守って守って。

ブラジルから帰化して代表入りしたというエデルは最後血だらけになっていたし、

厳つい顔で日本人に好かれなさそうな気の強いジャッケリーニ、

調子が悪くてか結構批判されがちだった長身イケメンのペッレ、

キャプテンかつ絶対的に信頼されているお父さん的存在のキーパーブッフォン、

それからなんといっても熱血鬼監督コンテがドイツのレーヴ監督と正反対で好き。

延長戦を経てPKになった時はもはやどちらが勝ってもいいくらいの精神状態になっていた。

世界最強クラスのGKを有する国同士のPK対決は見物だった。


ジャッケリーニ最高。



あとドイツは関係ないけど、

昨日のポルトガル対初出場ウェールズ戦での最後まで諦めないベイルの姿にも涙した。

ウェールズは中番の要ラムジーが累積でおらず、その分もベイルが走っていて強い意志が伝わってきた。

それでもクリロナの完璧なヘディングシュートを見せられあっぱれ。



はぁ〜悔しかったけど楽しかったEURO2016、ドイツ敗退とともにひとまず終わりました。

決勝はフランス対ポルトガル。

ドイツじゃないから緊張しないでゆったり観れるな。

「石橋さん」毎回放送してくれて本当ありがとう。
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