歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

三文小説

2020年12月24日 | 音楽


心が震える曲。

想像を超えてくる。

井口さんの美しい声がすーっと染み渡る。

はぁーー深呼吸しよう。



こういう人たちが今日本の音楽界のど真ん中にいるということが、

沈みゆくこの船上において数少ない救いなような気がする。

大げさかな。
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Aマッソきたか!

2020年12月13日 | 日記
今年もお笑いの季節がやってきた。

と言っても賞レースが年末に集中してるからなんとなくそういうイメージがあるだけで、

芸人は1年中お笑いをやっている。



最近めっきりテレビのバラエティ番組を見なくなったが、

「Aマッソ」は好きになってからずっとテレビのフリーワード録画に登録しており、

絶対に見逃してなるものかという気合いに満ち満ちている。

私はことAマッソのことになると気持ち悪いファンかもしれない、自分ではよくわからない。

よだれを垂らしてAマッソが提供するエンタメをただただ享受していればいいものを、

心から応援したり一丁前に心配したりして彼女たちの心情や境遇に敏感に寄り添ってしまう、勝手にね。

的外れな見解なんか持ったりして、加納に「どの立場で物言っとんのや!」とか言われそう。

ほら、もうこんな妄想しちゃうところとか、ね。

数日前に夢に出てきて友達になった時はさすがにどうかしていると思ったし、

同時に有名人は大変だなとも思った。



大きな動きを最初に予感したのは夫の「AマッソTheW決勝でるよ。」という一言だった。

この時点で予感も何もないのだけど。

その知らせが自分でも驚くほど嬉しかった。

家の雑事に埋没している時にふと

「あれ今日なんかすごくいいことがあったような、、、あああ!そうだAマッソが大舞台に立つんだ!すごい!」

って思い出して心躍らせて鼻歌歌っちゃうくらい。

素晴らしい映画のエンドロールに家族の名前が乗る時のような自分じゃないのに胸がドキドキする感じ。



次にベストタイミングで加納愛子のコラム「何言うてんねん」が書籍化されたこと。

タイトルは『イルカも泳ぐわい。』(筑摩書房)。

すかさずポチって手に入れた。

帯は岸本佐知子と朝井リョウが書いているし、

発売されるや否やの早い段階で重版が決まり評判もいいらしく、

ラジオで武田砂鉄としゃべったりと急にメディア露出が増えた。

あれ、あれあれこれってAマッソきてるんじゃないん!?



私は今時芸人はテレビで売れなくてもいいんじゃないかと思っている。

ネットやラジオに舞台もあるしいろんな種類の活躍の場所がある。

AマッソのYouTube番組はとても面白いし、加納の本も好きだ。

でももしAマッソがテレビで活躍するようになったら、そんなテレビをまた好きになれるかもしれない。

Aマッソがテレビに入るんじゃなくてテレビがAマッソに入ってくれればいいな。

明日がその大事なTheWの決勝だぁ〜どきどきするな〜もう。

加納の話ばかり出してるけど、Aマッソは村上無くしては成り立たない。

この二人組最高!


『イルカも泳ぐわい。』声を出して笑った。



余談だけどだいぶ前にテレビの深夜番組で男子大学生がAマッソの良さをプレゼンするという企画があって、

その時「加納がかわいい」で押していてすごく腹が立ったのを覚えている。

お前本気でAマッソを売り込む気あるんか??ごら!って感じでブラたん(ブラックたんぽぽの略)発動。

かわいいはかわいいでもそれ異性目線のかわいいだろ!!ごら!一番いらんのじゃ。

私は初めて見た時の「なんて面白くてかっこいい二人なんだろう!」という感動を汚された気がした。

確かに素朴でかわいいというルックスだから面白いというのはあるけれど、あくまで「面白い」が先なのだよ!大学生!

それにずっと見てたら村上も可愛く見えてくるからな!!ふんっっ。

この話を夫にしても「ふーん」で一蹴されたので、ここに書ーく!
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自転車復活とマイタウン

2020年12月08日 | 日記
8月下旬のとある日、

「コンビニ行くから自転車を貸してくれ」と言って出て行った夫がばつが悪そうに帰ってきた。

「自転車パンクしてるわ。」

「えっ?」

「多分すでにパンクしてたっぽい。」

「げっ!」

この街における自転車の快適さを知ってしまったらもう他の移動手段は難しい。



自転車はいい。

移動できる上運動にもなるし何より気持ちがいい。

高いロードバイクを手に入れようと画策していたが今はまだ父にもらった折りたたみ自転車を使っている。

今は街乗りに特化したクロスバイクに鞍替えしようか思案中である。

普段から使わないと意味がないからね。



しばらく展覧会に向けて猛進していたのでパンク修理は後回しになっていた。

そしてやっと先日復活したのだ。

結局パンクではなく空気が抜けていただけ。

私の自転車は英式バルブなので普通の空気入れだと変換アダプタを使わなければならず、

それに不慣れで空気入れがうまくいかずパンクだと決め付けてしまった。

チューブを水に付けて気泡が上がってこなかった時の焦りみたいなものもありながら、

最終的にはそういうことで納得した。


綺麗にしたり空気いれたりするだけで愛着がわく。



この平坦な街ではやはり自転車最強。

何処へでも行けるという万能感に満たされる。

さて、まずは喫茶店探訪でもいたしましょうか。

GoogleMapで検索すると我が家から半径2キロ以内にあるわあるわ。

メモノートに全部メモして一応把握しておく。

そして今日スーパーへ向かう道すがら、同じ方面に豆の問屋があったことを思い出し行ってみることに。

こういう時メモしたことでなんとなく残った記憶が役に立つ。



その店は小さな商店街の一番端っこにあった。

半分以上はシャッターの降りた通りにもかかわらず、人通りが多いのでさみしい感じはあまりしない。

お店は一見さんでも入りやすいオープンな店構えで躊躇なく入れた。

レジ前で新聞を広げるおばさん店員、気取ったところのない煩雑な店内。

一目で気に入った。

通りに向かってコーヒーの生豆が入った樽がたくさん並んでいる。

どうやらその場で焙煎してくれるらしい。

店員の普通のおばさん感と豆の種類の豊富さのなんとも言えないギャップが面白い。

苦味は好きだけど酸味はあまり得意ではないというと数種類の豆を勧めてくれた。

とりあえずのスペシャルブレンドとオススメのヨーロピアンを200グラムずつ頼んだ。

それで1900円ってちょっと安すぎるような気もするけれどありがたい。

しかも奥のカウンターで試し飲みができる無料券までくれるんだからすごい!!

豆を買わなくても300円で珈琲が飲めるらしい。

ブルーマウンテンもいけると言うのでせっかくだからそれにした。

初めて飲んだけど思ったより香ばしい感じ。

10分ほど待っているとおばさんがひょこっと顔を出し「できました」とのこと。

もしかしていきなりいい店見つけちゃったんじゃない?

また来ることを確信しポイントカードまで作ってもらって大満足で店を後にした。





帰り道は初めての道。

来た道とは反対から商店街を出て穏やかな通りを抜けていく。

大きな公園の紅葉が綺麗でついつい見とれてしまったり、家の近くに銭湯を発見したり、

もしかして私ってば本当にいい街に引っ越してきたんじゃないって気分が上がる。

帰ってきて早速自作した台所の棚に豆を並べてみた。

それだけでつい鼻歌を歌いたくなってしまう私は幸せ者さ。


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デーアイワイの日々

2020年12月06日 | 日記
最近ずっとDIYをしている。

ところで日曜大工他を「Do It Yourself」と呼ぶのはなんだか可笑しい。

専門家の仕事に対しての「Do It Yourself」であることは明確なのだけど、

「DIY」と略される時の客観性が「Do It Yourself」にはない。

なんか強いんだよな。

主観性?

メッセージ性?

黒髪のスレンダーな女の人に「自分でやりなさい!」って高みから見下ろされてる感じ。

そもそも略して使う言葉なんだけどねふふふ。



夏に引っ越してきたこの家は我が家の物量に対して収納が少ないのが難点だった。

我らの理想に合う完璧な家などないのだ(探し続ければあるかもね)。

だから自分でいろいろ作ってなんとかやっている。

玄関の物置に夫の仕事アイテムスペースを作ったり大きな下駄箱作ったり窓枠に棚作ったりたりたり。

今回は面倒で後回しになっていた服の収納スペースを作った。

夫が私より衣装持ちでなんか癪に触るんだよな。

これってジェンダーバイアスかな?

まぁいいか。



私の計画はラブリコを使って6本の柱を立て、それを軸に3本のポールを横に装着するというもの。


木材は2×4材の8フィートのものをホームセンターでカットしてもらった。

ワックスはターナーのオールドウッドワックス(アンティークグレー)↓


場所はココ↓




DIYで最も面倒なのはやすりがけとワックス塗装。

服をかけるところなので木が少しでも毛羽立っていてはだめなのだ。

ということで2メートル超えの6本の木を処理するのに3日もかかった。

ちょっとやりすぎたかな。


作業風景撮り忘れたから下駄箱作った時の。

塗装が完了したら風に晒して乾かすこと1週間(とりかかるのに時間がかかっただけ)。

あとは組み立てと設置。



組み立てにはブラケットを使い設置にはラブリコを使用。

柱を6本立てるのがなかなか大変だった。

壁にあらかじめマスキングテープで印をつけておいて、そこに柱を合わせラブリコで突っ張る。

そうして最後に付けておいた専用の金具にポールを合わせるのだけど、

これがぴったりだった時の感動たるや、、。

うわ〜ここまでやってきてよかった〜〜。




というわけで完成!!


服をかけるとこんな感じ。


シンプルでなかなか気に入った。

ポールを木ではなく金属にしたのがよかったな。

あとは左の上部に棚を2段ほどつけようかと考えている。

DIYは確かに大変だけど安く済む上に楽しいし愛着が沸くのがいい。

それにしても部屋が丸々作業スペースと化しているので本業が進まない。

片付けてやらなきゃと思うのだけど、次は洗面所の棚を〜なんて考えしまうのはしょうがない。
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