歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

CYCLE MODE2019 後編

2019年11月08日 | 自転車
14時15分新城幸也さんが参加するイベント会場へ。


サインボトルとは別に、二人だけ新城さんの隣で一緒に走れるとかで、それも同じく抽選だった。

こちらとしてはサインボトルのことしか頭になかったので、

夫なんかは「もし俺が当たったらいないことにしてくれ。」と弱気。

まぁ当たるなんてラッキーなことは起きるわけもなく、若そうな青年二人が当たった。



14時半前に新城幸也さん登場!!


↑左から新城さんと解説の人、抽選に当たった青年二人。

◆イベントについて
「ZWIFT e-Sportイベント」
ZWIFT(ズイフト)というバーチャルサイクリングの人気サービスがあり、
新城幸也さんにはZWIFT内で開催されるバーチャルレースに参加してもらい、
ZWIFTそのものと、ZWIFTに対応しているホームトレーナーを宣伝するというイベントのようだ。
(詳しくはCYCLE MODE2019ホームページ



◆ZWIFTについて
バイクの各種センサーや、トレーナーの情報をインターネットに接続された端末に送り、
バーチャル空間でのサイクリングが可能となった。
ペダルを漕ぐと画面のなかの自分自身の分身「アバター」が同じく脚を回しコースを走行。
オンラインを活用し室内でありながら世界中の仲間とリアルタイムでライドができることが最大の特徴となっている。
https://cyclist.sanspo.com/381979より)



面白いのはZWIFTのアカウントを持っている人は誰でもそのレースに参加できるということ。

現役プロレーサーと一緒に走れるということでイギリスやアメリカから参加する人もいた。

またZWIFTのコースに合わせてホームトレーナーに負荷がかかるので、

家にいながら本当にコースを走っているような実践的な練習ができるらしい。

また、転倒することもないので安全なのだが、プロからすると逆にホームが崩れやすく難しい面もあるのだとか。


↑ZWIFTの画面のイメージ。


↑イベントでコラボしていたホームトレーナー。



いざ、ライド!



数日前にテレビで見た人を、まさかこんな間近で見れるとは思いもしなかった。

全身が自転車のための筋肉なのか。

詳しいことはわからないけれど、スリムな体にパワーが詰まっている感じ。

新城さんの背中を飽きることなく見続けて30分、やっとさゴール!

もちろん1位は余裕で新城さんだ。


↑ゴール後の新城さん。



すごい体験しちゃったな〜と浮かれていると、夫が大真面目な顔で「ZWIFTいいな」とか言い出した。

どうやらロードバイクよりもそっちに興味が沸いたらしい。

しまいには欲しいとか言い出す始末、本当わけわからん。

でも企業的には宣伝効果が多少なりともあったということだね。

イベントが終わったのがなんだかんだ16時前くらい。

サイン入りボトルも当たらず、早々に人だかりから離脱して遅めのお昼ご飯を食べた。


↑ビーフケバブ。



最後にもう一周回って帰ることに。

外に出ると綺麗な夕日。







その足で海浜幕張駅まで行き、ミラーボーラーの新しいオブジェを見てから帰った。

家に着いた頃にはクタクタだったけど、これでまた少しイメージがつかめてきたのだから大満足。

何しろミーハーなもので新城幸也さんを間近で見れたのはかなりの儲け物。

またスポーツ自転車事情(e-bike、ZWIFT含め)が想像以上に進んでいて、

スポーツ自転車、競技バイクの広がりと可能性の最先端を見れたのも刺激的だった。

ロードバイク乗るぞー!






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CYCLE MODE2019 中編

2019年11月06日 | 自転車
3日間幕張メッセで開催されたCYCLE MODE2019最終日、晴天、

レインボーブリッジを渡る際、空には飛行機、海には貨物船が見えた。

わざとらしほど爽やかな朝。

今回ダメ元で夫に声をかけたら、意外にも一緒に来てくれた。





首都高突っ切って会場とうちゃーっく!

今回の主な目的はロードバイクの試乗とヘルメットなど必需品の情報収集だ。


Y's Roadでもらったチケット。


幕張メッセ9、10、11ホールを使った広い会場。


かっこよすぎる特大パネル。



ガイドを見ながらフラフラしてるとスタッフの人が声をかけてきた。

「抽選会に参加していただけると新城幸也選手のサイン入りボトルが当たるかもしれないですよ。
イベントに新城選手もいらっしゃるので是非ご参加ください。」とかなんとか。

ぬぁ〜にぃ〜!!

新城幸也といえば日本で最も有名なロードレーサーだ。

日本人ではじめてツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアの2大グランツールを完走し、

2012年のツール・ド・フランス第4ステージで敢闘賞を獲得したことで、

これまた日本人ではじめてグランツールの表彰台に上がった選手なのだ。

先日のさいたまクリテリウムでは世界の猛者を相手に優勝し、その姿もテレビで見ていた。

その新・城・幸・也が間近で見れる!ということですかさず抽選用紙に名前を書いた。

運がいいというか無知というかなんというか、とにかくラッキーなのである。

イベントは午後2時過ぎからなので、その時間をめどに会場を回ることに。



あっちへ行ってはテールライトの重要さを知り、

こっちへ行ってはヘルメットを手当たり次第試着して、

そっちへ行ってはかっこいいウェアを物色。


↑カブトというヘルメットメーカーのお気に入り。SF?

このヘルメットを普段使いしてもいいスポーツってある意味すごい。

良いロードバイクは盗まれやすいので家の中に置くのが普通だが、

その際に使用するポールやその他備品などもチェーック。

4、5万するのかと思ったけど細かい備品も含めて2万円弱くらいでも買えるらしい。

工夫すればもっと削れそうだ。



20分の初心者講習会も受けてみたかったけど待ち時間が1時間半もあったので、

行儀が悪いけど枠の外からいくつかの操作方法や心得について聞いておいた。

最近はスポーツバイクの事故も多いと聞く、心してかからねば。

その後特に何も考えず試乗しにいくことにした。



私たちが最初に向かったのは一番大きな試乗ブースを作っていたイタリアのメーカー、ピナレロ社。



ピナレロでは最新のドグマシリーズに乗れるという。

試乗用車両だけど、多分新品は70万円以上する高級車、うはは。

その中でもリムブレーキとディスクブレーキを選べたので、そこは注目のディスクブレーキにした。

能天気に試乗待ちの列に並ぶこと数十分、列が全然進まないではないか!

列は階段の下から上の方に伸びていて、広めの踊り場まで行き着くとそこにはみっちり人が並んでいた。

下から見た予想のはるか5倍はいたね。

私がぶつくさ言っていると、夫が「こんなん10分でいけるよ」とわかりやすく嘘をつく。

もっと軽く考えろということらしい。

結局背の高い夫は需要の少ない大型車試乗なのでさっさと早抜けしてしまった。

1時間半くらい並んだんじゃないかな、スタッフの女の子がわざわざ私にサイズを聞きに来てくれた。

そうしてやっとこさ手元に来たドグマにまたがると、あんまり待たされたせいか少し緊張した。

それでもひと漕ぎしてみればスウィーーーーっと軽ーく進むではないか。

なんだこの軽さ、滑らかさ、高揚感、これが70万円の力か。

注目のディスクブレーキは女性の力でも軽くブレーキをかけられると聞いていたが、確かにしっかり止まる。

なんだかすっかりスポーツマンの気分だ。

スタッフには「混んでいるのでコースは一周でお願いします」と言われていたけど、

1時間以上並んだんだからともう一周だけして試乗を終えた。





新城幸也さんのイベントまでまだ時間があったので他も回ってみることに。



↓注目していたアメリカのメーカー、キャノンデールはオフロード用しか置いてなかった。

それに私が行った時点ですでに試乗が終了していたのは残念だった。





CYCLE MODE2019ではロードバイク以外にも様々な自転車が出展されている。


後輪がすごいことになってる。


スポール型のタンデム自転車。


荷物を運ぶ三輪車。前が二輪なのは初めて見た。


コンパクトな折りたたみ自転車。



CYCLE MODE2019の大きな目玉の一つがe-bike(Electric Assisted Bicycle)と呼ばれる電動自転車だ。

日本ではまだ馴染みがないが欧米では大流行しているらしい。

日本のお母さんたちが乗っているようなものではなく、スポーツに特化した電動自転車だ。

ちなみにe-bike発祥のドイツにはママチャリ型の電動自転車はないらしい。

e-bikeについてわかりやすい記事があったのでよかったら↓
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/free-labo/1135759.html


↑見えづらいけど右列が全てe-bike。

↓実際に乗ったのはこれじゃないけど、イメージとしてはこんな感じ。


せっかくなのでこちらも試乗してみることに。

本体はとても重いけれど、乗ってしまえばぐんぐん進む。

電動もここまで来たかという感じ。

スポーツバイクなのに電動?という不思議もあるが、気軽に長距離を走れるわけで、

普通の自転車に比べてぐんと、しかも気軽に移動範囲が広がると思えば需要が多いのもうなづける。

最近自転車に乗って思うのが、自分の体を使うってとても気持ちが良いということ。

本当爽快なのだ。

原チャリほど「移動」を割り切らず、かといってバリバリトレーニングしなくても遠くまで行ける。

こりゃ楽しいわ。

でも原チャリより高いけどね、ふふふ。



といったわけで当初の目的であった試乗は、ロードバイクの試乗1台、e-bikeの試乗1台のみとなった。

こちらの誤算としては試乗のためには基本的に並ばなければならないということ。

それでもピナレロのロードバイクに乗れたのは良い経験だった。



して、待ちに待った新城幸也さんの参加するイベントに向かったのだった ー続く
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CYCLE MODE2019 前編

2019年11月06日 | 自転車
渋谷にある大手の自転車屋さんY's Roadへ行ったのは1週間前。

ロードバイクを1台も持っていないド素人が店内を右往左往していると、

マイルドな感じの店員さんが声をかけてくれた。

店員さんに声をかけられるのは基本的に好きじゃないけど、その日は待ち構えていた。

平面で知った知識も、実際の感触や店員さんから聞く生の実体験には遠く及ばない。



店員さん曰く、

初心者の場合乗り続けることが大事だからまずは色やデザインで選ぶことを推奨しているらしい。

それに対し「乗り続けることは決まってるので最初からちゃんと選びたいです」って我ながら生意気。

何台も買えるわけじゃないから予算内で後悔しないマシンを選びたいのだ。

どうやら私が特に気にすべきはフレームの種類(アルミORカーボン)と、

ブレーキの種類(リムブレーキORディスクブレーキ)の2点らしい。



聞けるだけ聞き出した帰り際、

店員さんが有料のカタログ3冊と11月の自転車イベントの招待チケットをタダでくれた。

「このイベントは試乗ができるので良かったら行ってみてください。」

って、なんて親切な店員さんだろう、きっとあなたのことは忘れないよ〜。



そんなわけで日本最大級の自転車イベント「CYCLE MODE2019」へ行くことになったのだった ー続く


父のおさがり、HUMMERの自転車。
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初めてのお店訪問

2019年04月23日 | 自転車
昨日は友達との約束の時間まで最寄り駅をうろうろ。

植物屋に入りガジュマルを手に取りながら、

頭は違うことを考えている。

一旦自転車の魅力に取り憑かれてから、

すっかり自転車脳になってしまい、

いつも自転車のことばかり考えている。

自転車を持っていないにもかかわらず、

頭の中はイメージトレーニングに余念がない。

プロの情報ばかり仕入れているもんだから、

夫にはよく「アスリートじゃないんだから」と笑われる。

目標はいつか夫と二人自転車に乗ってしまなみ海道を渡ること。



ムキムキと自信満々なガジュマルを一回転させて、

「ふーむ、いい幹だ」と言わんばかりの顔をしつつ、

頭は近くにある玄人向けの自転車屋さんに入るべきか悩んでいる。

何でも初めてというのは勇気がいるものである。

加えて専門店なんぞは往往にして扉が重い。

それでも自転車ライフを始めるためには、

親切で頼れる自転車屋さんが不可欠らしいから、

これも第一段階として避けては通れぬ道なのだ。



思いの外安かった大き目のガジュマルを棚に戻し植物屋を出た。

きっと店員さんも親切さ。

ホームページだってくまなくチェックしたけど、

和気藹々としたいい感じの写真ばかりだったし。

それでもいざ自転車屋さんの前まで来ると、

そのまま通り過ぎようとする足をくい止め、

恐る恐る店内に入った。



店はだいたい40から50畳くらいの広さがあり、

入って左側では一人の店員さんが自転車の修理をしている。

私は右側に陳列されたロードバイクを順番に見ていった。

やっぱり10万円以上するな。

でもかっこいいぜ!

色にこだわりはなかったけれど、

たんぽぽだからやっぱり黄色がいいかな。

装備品はいくらくらいするんだろう。

ヘルメットは思ったより安いな。



と店内を一回りして、ふと、

店員さんが全然話しかけてこないことに気づく。

日本ではマイナースポーツなだけに、

新規の客には積極的に話しかけてくるものなんじゃないのか。

でも店員に話しかけられるのを嫌う人も多いから一概には言えない。

しかし店内に流れるなんとも言えない殺伐とした空気はなんだろう。

私自身が必要以上に緊張しているのか、

店員さんが出している空気なのかわからない。



それでも一つどうしても確認しておきたいことがあったので、

「すみません」と声をかけると、

店員さんは修理の手を止めむっくと立ち上がった。

そこで「原因はこの人だ!!」と確信した。

不愛想な顔で気だるい雰囲気をまとい、小さな声で「はい」と一言。



「あの〜この店でスポーツバイクのレンタサイクルを始めたと聞いたんですが、

レディース用の自転車ってあるんですか。」

「いや、ないです。」

「じゃあ女の人が自転車を借りたい場合は〜」

「小さめのバイクがあるのでそれで」

「あ、はい」

ヒ〜〜顔が怖いよ〜、

初心者だからなの!?

それとも機嫌が悪いの!?

それから何ターンか会話をしたが、

店員さんの態度は変わることがなく、

私の心の奥の方にある何かがポキンと折れる音がした。

結局私は得るもののないまま、とぼとぼと店を出たのであった。



こうして私の自転車ライフお店訪問編第1回は、

店員さんのそっけなさと私のガラスのハートが原因で見事失敗に終わったのであった。



と言いつつ、その後友達が誕生日を祝ってくれたので、

まっ、そういうこともありまさーな、と気持ちを切り替えることができた。

素晴らしき我が自転車ライフのために、まためげずに行ってみよう。

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妄想自転車ライフ

2019年04月19日 | 自転車
最近アマゾンプライムでスポーツアニメを観るのにはまっている。

と言っても無料作品は限られるので2、3作程度の話だけど。

時代遅れなスポ根魂に今更熱くなる30代女子、ふふふ。



暑苦しくて面倒臭くて汗臭くてストーリだってだいたい想像できる。

それでも王道スポ根には学ぶ事がある。

例えばベタだけど、「諦めない心が大切」だとか。

いやいやそんなベタベタな、、、。

でもそれってとても難しい事で、

ふと自分は諦めない事を諦めていると気づくのだ。



それから「スポーツって気持ちよくて楽しいぜ」ってことも大事。

大河ドラマ『いだてん』で面白かったのは、

戦争のためでも教育のためでもなくスポーツとして純粋に運動するということが、

昔の人にとっていかに意味不明だったのかを丁寧に描いていたところ。

私が生まれた時にはすでにスポーツという概念が確固たる地位を得ていたわけで、

スポーツとはなんぞやなんて考えた事もなかったが、

大人になって改めて思うのはやっぱり体を動かすのは気持ちがいいということ。



大人の女性が気軽に運動する場合ジョギングとかエクササイズとか、

運動までいかなくてもヨガとかジム通いの筋トレくらいで、

選択肢があまり思いつかない。

もちろん探せばサークル活動のようなものもたくさんあるのだろうけど、

身の回りのこじんまりとした生活圏内で完結するのは難しい。

そんな中アニメの中に最良のヒントが転がっていた。



それが「自転車」である。

母は数年前にエアロバイクを買い、いつも家で漕いでいる。

その姿を見て私もエアロバイクを買おうか悩んでいたとき観たのがアニメ『弱虫ペダル』だ。

原作は渡辺航の同名漫画で、高校自転車競技部のロードレースが題材となっている。

これが意外に面白い。



自転車競技といえばヨーロッパでとても人気があるということ、

ツールドフランスという有名な世界大会があること、

日本人には新城幸也という有名選手がいること、

あとは大友克洋が自転車好きでよく絵を描いているということくらいしか知らなかった。



『弱虫ペダル』を観るとすぐ隣に広がっている新しい世界を知る事ができる。

アニメ『昭和元禄落語心中』を観て落語の世界にはまったのと同じだ。

山なんかドライブしているとヘルメットをかぶった自転車乗りをよく見かける。

あの人たちが何をやっていたのか、やっと知る事ができたのだ。



自転車と言ってもスポーツ自転車だ。

そしてロードレースなどで使われるのはハンドルが下に曲がっているロードバイクというやつ。

早く走るために作られた自転車で車体が軽く、ギアも10段階以上ある。

見ためではわからないが、重さはママチャリの半分かそれ以下だというのだから驚きだ。


有名ブランドGIANT


あるドキュメンタリー番組でツールドフランスの出場者が、

「ロードレースとはチームで戦う個人競技」と表現していたが、そこが他のスポーツと違う面白いところ。

チームは8、9人(弱虫ペダルは6人)で編成され、一人一人に得意分野がありそれぞれに役割がある。

チームの目標は皆で協力してエースを最終ゴールに一秒でも早くゴールさせる事。

エースをゴールさせるために皆で様々なアシストをする、見方によっては犠牲になる、のだ。

もしエースにアクシデントが起きた場合はエースが他の人に変わる事もある。

2018 年ツールドフランスで常勝チームスカイの絶対的エースクリス・フルームが、

レース終盤に最強アシストゲラント・トーマスにエースの座を譲り総合優勝を勝ち取ったように。

『茄子アンダルシアの夏』でエースギルモアの代わりにゴールを目指したペペのように。

ロードレースはそういったチームの物語を追いかけるのがとても面白い。

余談だけど、『茄子アンダルシアの夏』をベストのタイミングで見る事ができて本当よかったと思う。

『弱虫ペダル』で描かれるロードレースは実際のインターハイとは違い、

ツールドフランスなどで行われるこのような団体戦をモデルにしているようだ。



というわけで、今まさに私の中で自転車熱が沸騰しているというわけだ。

ロードバイクを持っていないのに自転車雑誌を買い、一人で妄想を膨らませ筋トレしている。

疲れてきたら内に眠るスポ根魂を呼び起こして、まだいけるまだいけるって。

そう、見て終わるなんてありえない!私は自分でロードバイクに乗ってみたいのだ。

しかしロードバイクは安くても1台10万円以上する高級品、簡単に買えるものでもない。

しかも今は家にこもって絵を書かなければいけない時期。

胃の辺りを悶々とさせながら役に立つのかわからない筋トレをして、

気持ちだけでも未来の自転車ライフに繋いでいる状態なのだ。



はじめはエアロバイクを買おうと思っていたが、

自転車に乗りたいのにエアロバイクで済ますだなんてなんてスケールの小さい女なんだと思い改めた。

外に出て世界を広げたい。

自転車がいいのは純粋なスポーツというだけでなく、移動手段にもなるということ。

自分の足でいろんなところへ行くんだ!

普段は生活圏内に収まりつつ、いざとなれば自分の意思次第でどこまでも世界を広げることができる。

自分の調節でミニマムにもマキシマムにもなる。



自転車は何かとお金のかかるスポーツらしい。

貧乏絵描きの私には荷が重いかもしれないけれど、一旦はまると自分でも手がつけられない。

寝ても覚めても自転車自転車。

この熱はしばらく冷めなさそうだ。




色はアプリで塗った
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