眠れない理由はいくつもある。
前日にいっぱい寝たから。
1日動いておらず疲れてないから。
寝る前に運動して心臓がバクバクしているから。
布団に入る間際までテレビを見ていたから。
面白いことがあって興奮しているから。
心配事があって不安でしょうがないから。
明日が楽しみでしょうがないから。
お腹がペコペコだから。
寒いから。
今日もなかなか寝付けないので、
開き直って眠れない理由を羅列してみる。
今日はどれかな。
どちらかというと寝不足で体調も芳しくない。
昨日は新宿でひと仕事して帰りは終電だった。
眠たくなる条件がゴロゴロあるじゃないか。
夜の3時には布団に入り眠ったはずなんだけど、
5時に夫の目覚ましに起こされて早3時間、
本を読んでは目を瞑り、本を読んでは目を瞑る。
京極夏彦の『魍魎の匣』がよろしくなかったのか。
怖いというよりはねっとりしていて気味が悪い。
まだ半分くらいしか進んでいないけど、
まんまと鷲掴みにされてしまった。
と、それはいいとして、眠れない理由よ。
議題は、今日はなぜ副交感神経が活躍できないのか。
何かしらの興奮状態にあることは確かなのだろう。
強がってはみても、
新宿の夜はちと刺激が強すぎたのかもしれないね。
何たって昨日は歌舞伎町のど真ん中、
ホストやいかつい輩がわんさかいる通りのさらに奥、
ディープな東京を味わえる大人なバーにいたわけだから。
灰汁の強いマスターにワケありそうな常連客、
普段話さないような人間の内側の話で盛り上がり、
思っている以上に楽しかったのかもしれない。
遠くの方から登校する子供たちの声が聞こえてくる。
眠れない者にとってはなかなかの恐怖だ。
頑張れ〜副交感神経〜!
鎮まれ〜交感神経〜!
もう神経を応援するしかないですな。