歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

ラグビーの祭典

2019年09月21日 | スポーツ
ついにラグビーW杯がはじまった!!

昨日の開会式からの開幕戦はとても盛り上がった。

試合冒頭は日本の選手たちの並々ならぬ緊張がひしひしと伝わってきて、

こちらまで力みに力みロシアの先制トライにひっくり返りそうになった。

息が詰まりそうな時間を経て前半終了間際に逆転トライでやっと一息。

そこからは徐々に日本のペースになっていった。

結果を見れば30−10、4トライでボーナスポイント1点と素晴らしかったわけだけど。



今日も試合盛りだくさんで面白かった。

全部は見れなかったけどフィジー対オーストラリア、フランス対アルゼンチン、

そして何と言ってもニュージーランド対南アフリカ。

この夢のマッチは素人目に見てもレベルが高かった。

最初は南アフリカの気迫がすごくて、

ニュージーランドも攻めあぐねていたけど(様子を見ていただけなのかもしれないけど)、

最初のトライが決まってからはニュージランドペース。

南アフリカも後半惜しいところまでいったけどペナルティキックで離された。

オールブラックスにはスター選手がたくさんいてプレイにも華がある。

対して南アフリカは大きくて屈強な男たちのフィジカルプレイという感じ。

テレビはオールブラックスの話ばかりするので、私は全力で南アフリカを応援してた。

いや、だって、オールブラックスかっこよすぎるじゃん!

後半に伝説的なスタープレイヤーが二人も出てくるし、楽しいに決まってるじゃん!

それでも南アフリカを応援しちゃうのは、身に染みた天邪鬼精神か。

いや単純に南アフリカもかっこよかったです。

特に後半猛烈な走りを見せたコルビ選手。





まだラグビー素人だけど、ラグビーってつくづく面白いと思う。

まずルールがこまかくて面白い。

パスは後ろにしか投げちゃいけないのにキックは前に蹴って良くて、

ニュージランドのボーデン・バレットなんてサッカーみたいにキックしてトライまで持って行ったり、

倒されて寝転がった状態ではボールを持ち続けることはできないとか、

他のスポーツだと絶対ファールになるような行為はよくて、

そこかよってツッコミ入れたくなるような細かいところでペナルティになったりする。

それから比較的年齢層が高めなので大人のスポーツという感じもするし、

何と言っても大の男たちが束になって一つのボールを運ぶ感じがたまらない。

激しいタックルを見てると興奮するし、

かっこいいトライを見るとスカッとする。

選手がもみくちゃになった場面を見て夫が一言、

「ただボールを前に運ぶだけなのにね。」







これから1ヶ月半は無条件に楽しめそうです。
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最高だよ!ギラギラジャパン!

2018年10月17日 | スポーツ
ここ数日は曇りの日が多いけれど、たまに天高い青空を垣間見ると気分が軽くなる。

毎年しつこいくらい「やっぱり秋はいいな」と思うけれど、

時間は過去と未来をつなぐ一本の線路の上を走っている訳だから、

親しみ深いいつもの秋だと感じていても実際は真新しい秋なのだ。

カレンダーを見れば私たちは月日をループしているようだけど、

それは地球が太陽の周りをループしているだけなのであって、時間はループしていない、

、、、かどうかは厳密にはしらないけれど。

それにしても昨日の日本代表の試合は面白かった。




昨日、日本男子サッカー代表はキリンチャレンジカップで格上のウルグアイ代表と対戦し、4−3で勝利した。

なんとなくいい試合をしてくれるんじゃないかと期待していたけれど、まさかウルグアイから4点も取るだなんて!

スアレスはいなかったけれど、ウルグアイ代表にはカバーニやゴディンも顔を揃え、ほとんどがW杯メンバーだった。

親善試合とはいえウルグアイとしては去る10月12日に韓国に2−1で負けているので、

日本にまで負ける訳にはいかなかったのではと思う、あくまで想像だけどね。

もしウルグアイ側に多少なり事情があったとて、そんなことはどうでもいいくらい新生日本代表は面白かった。

新生10番の中島をはじめ、2点決めた南野、海外でも評価されている20歳の堂安と若手の躍動が目立った。




何がいいって、試合が動くから見ていて楽しいのだ。

相手にもたくさんゴールを決められるけれど、こちらも負けないくらいゴールを狙うし、ちゃんと決める。

中島が試合中ずっとニコニコしているのも印象的だった。

今の若手は今までの日本代表、というか日本人選手にあまり感じなかった「ギラギラ」感を兼ね備えている。

奥ゆかしくない、なんならふてぶてしいくらいの精神力が頼もしい。

守備面など改善点はあるのかもしれないけれど、始まったばかりの新チームなのだから変に縮こまっていなくてむしろいい。

森保監督の表情もよかった。

軽い表情で「ふんふん」と言わんばかりにメモをとっている。

せっかくのウルグアイ相手なのだから、とれるだけ情報をとろうという感じだ。




私の一番好きなシュートは後半2−2に追いつかれ、もはやここまでかと思いはじめたときに堂安が決めたゴールだ。

自らチャンスを作って鋭角にシュートを決めた瞬間、あたしゃもう感動したよ。

あなたたち本当にすごいよ。




この若いチームの外側を一生懸命走っている32歳の長友をはじめ、新キャプテン吉田麻也、柴崎、大迫と、

ロシアW杯メンバーはそれでなんだかホッとさせてくれるものがある。

長友の安心感はなんだろう、あの優しい顔かな。

年明けのアジアカップが楽しみだ!



ウルグアイ相手に奇跡の2点差を記念に撮っておいたので載せとこ。
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ベルギーに惚れたW杯

2018年07月15日 | スポーツ
先ほどW杯3位決定戦ベルギー対イングランドを観たばかりで、まだ興奮冷めやらぬ状態だ。

決勝リーグ第1戦で日本が3−2で負けてからはずっとベルギーを応援していた。

そのため試合観戦数も日本と同じく最多の4試合になったわけが、これが幸運だった。


開始早々シャドリのアシストから1点目を決めたムニエ。



そもそも日本とドイツ以外の試合は単純に面白い試合が観たいから観ている。

なんとなく一方を応援していたとしても1点入ったら今度は負けている方を応援したりとフラフラだ。

緊張感のある接戦と、トッププレイヤーたちの気持ちのいいプレーを観たいだけなのだ。

そんな中なんとなくずっとベルギーを追いかけていたわけだが、これがなんとも面白い。



ベルギーの魅力は語りきれないが、あえて語るならまず個性的なキャラクターがあげられる。

これは非常に個人的な好みの話だ。

かっこよすぎるキャプテン、エデン・ミハエル・アザール(名前までかっこいい)にはじまり、

美しいパスで空気を変えてしまうケビン・デ・ブルイネ(通称デブちゃん)、

鉄壁GKクルトワ、絶対的安心感のCBヴァンサン・コンパニ、走る冷蔵庫ロメル・ルカク、

頼れるCBアルデルワイレルドとヴェルトンゲン、

テクノアフロのミッドフィルター・ヴィツェル、原始的アフロのフェライニ、

WBのムニエ、シャドリ、カラスコ、背の低いトップ下メルテンス、

その他にもバチュアイ、ムサ・デンベレ、ティーレマンス、フェルメーレンとあげたらキリがない。

フランスのデンベレに注目していたが、もはやデンベレといえばベルギーのムサ・デンベレに取って代わってしまった。

何と言っても皆個性的な顔で覚えやすい。

勝手な妄想だが、皆やんちゃそうな雰囲気なのに一生懸命というギャップもまた良し。



次にプレーのスピード感がたまらない。

カウンターに入った時の切り替えの速さとボールを進めるスピード、またゴールに対する皆の姿勢がまっすぐでかっこいい。

今日の試合では後半35分くらいのアザールのヒールパスからつながった華麗な左右揺さぶりカウンターが最高だった。

アザール(ヒール)→左メルテンス→中央デ・ブルイネ(ヒール)→左メルテンス→中央デ・ブルイネ→左メルテンス→右サイドのムニエのダイレクトシュート。

決まらなかったけれど観てるこっちはウッヒョッヒョーーー!!という感じ。

ちなみに今日の試合の「感動した瞬間ベスト3」がこの一連のパス回しだ。



また個性の集まりにもかかわらずちゃんと守備ができるところも魅力的だ。

前回のユーロでは若いチームだったせいか個性は光るが組織力に欠けていたように思う。

攻撃面でもそうだが、特に守備面において今ほど成熟していなかったように思う(それでもベスト8だったが)

それが今回はコンパニ(通称お父さん)とクルトワを中心によく守っていた。

今日の試合の「感動した瞬間ベスト2」はダイアーの決定的なシュートをアルデルワイレルドが間一髪で防いだ場面だ。

日本戦でも麻也や昌子の鬼気迫る守備にはいつも感動させられた。



そしてトッププレイヤーたちが期待を裏切らないというのも1つの見所だと思う。

決勝リーグではなかなかボールに触れなかったロメル・ルカクだが、彼はグループリーグだけで4得点もあげている。

デ・ブルイネは常に決定的な瞬間を作り続けたし、美しいスルーパスには心底惚れた。

アザールがボールを持つと何かはじまる予感にワクワクさせられたし、ドリブルの保持力は圧倒的だった。

今日の試合でもっとも決定的だったベルギーの2点目はまさにデ・ブルイネのパスからつながったアザールの最高のゴールだった。

これが今日の試合の「感動した瞬間ベスト1」だ。

ゴールを決めた瞬間に夫Kが「さすが我らの誇れる兄貴」と言ったが、33歳になる夫からすれば6つも年下なのは置いておこう。




今回クールなアザールの笑顔を観たくて画面に張り付いていたが、自身がゴールを決めた時でさえ満面の笑みは見れなかった。
でも試合中にずっと眉間にしわを寄せているのを考えれば、アザールにとってこの笑顔は相当晴れやかな顔なのかもしれない。


一度はW杯ベスト4にまでなったベルギーだったが2002年の日韓W杯以降低迷期に入り2010年にはFIFAランク68位にまで落ちた。

しかし並々ならぬ育成改革でここまで強くなったのだそうだ。

具体的な改革については難しくてよくわからなかったのでここでは割愛する。

しかもベルギーには公用語が3つもあるため以前は言葉の壁も大きな問題だったらしい。

その問題に関しても英語が話せる選手が通訳に従事たりなんだりと積極的に取り組んだのだとか。



というわけですっかりベルギーファンになってしまった。

ベルギーのトップ選手はほとんどがプレミヤリーグ所属なのでこれからクラブサッカーも観てみようかという気になっている。

面白いサッカーをするという意味では今はドイツより注目している。

ドイツの組織的なサッカーも好きだけど、今大会ではなぜか迫力がなかった。

私の好きなエジルもなんだか腑抜けていたし、絶対勝つぞー!という覇気が感じられない。

強いと言われすぎてマンネリ化してしまったのか前回王者の不吉なジンクスを破れなかっただけなのかわからないけれど、

もしかしたらドイツはメンバーなのか精神面なのか何かしら一新する必要があるのかもね(ヴェール監督は続投らしい)。

こちらもどうなっていくのか見守っていこうと思う。



フランスやイングランドなど若いチームの活躍が目立つ中、決勝まで上がったクロアチアの熟練チームは是非とも応援したい。

イングランド戦でフラフラになりながらも走り続けるモドリッチの姿を観て感動してしまった。

ほとんどの選手が名前の最後に「チ」がつくので覚えにくいけれど、一旦覚えてしまえば忘れない。

ペリシッチやスバシッチ、ラキティッチにマンジュキッチ、個人的にはおじさんの中で一人元気いっぱいのレビッチ(24歳)がお気に入り。

フランスを応援している夫とは明日の決勝戦は敵同士である。

どうなることやら。


ベルギーがW杯最高成績の初3位!
アザールとデ・ブルイネが仲よさそうで微笑ましい。
アザールの後ろにはコーチのアンリもいる。
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さらば愛しきドイツ代表

2018年06月28日 | スポーツ
先ほどW杯グループFの最終戦があり、ドイツが韓国に2-0で負け敗退が決まった。

例のごとくドイツは終始圧倒的なボールポゼッションを誇り、約20本ものシュートを打ったというのにゴールが遠い。

後半の胸が詰まるような重苦しさをぶち壊したのはまさかの韓国だった。

結局韓国の奮闘にドイツは決め手を見出せず、最終的にはアディショナルタイムに2点入れられた。

2点目はGKのノイヤーがオフェンスラインまで上がった際の無人ゴールへのカウンターだった。

結果的には入れられてしまったけれど、ノイヤーのそういうところが本当好き。



試合終了時はあまりのショックに夫Kに励まされる始末だった。

「まだ日本があるじゃないか」というがそれとこれとは別なのだ。

自国を応援するのはもちろんのことで、さらに優勝に絡みそうな馴染み国があるとより長く楽しく見れる。

それが私にとってドイツであり、思い込みの激しさから尋常ならざる親しみをもって応援しているのだ。

追われる身の前チャンピオンは毎大会苦戦に強いられる傾向にあるらしい。

「死角なし」「2軍でも優勝を狙える層の厚さ」なんて言われたドイツもそのジンクスは覆せなかったようだ。







気持ちを入れ替えて明日(今夜)の日本戦をしっかり応援しよう。

セネガル戦では同点だったけれど、先制に弱かった日本が二度も追いついた姿には感動したし期待を持てた。

ドイツのことばかり書いているが、もっとも腰を入れて応援しているのはやはり日本である。

国というのは不思議なものだ。





そして決勝リーグは昨日グループD最下位から奇跡の追い上げを見せ出場を決めたアルゼンチンを全力で応援する。

メッシの今大会初ゴールは突き抜けていた。

メッシがまだ見れる!!観客席のマラドーナがまだ見れる!!

W杯自体見ないつもりだったのにだめだこりゃ。







余談だが前試合でレッドカードをもらったボアテングが観客席で観戦している映像が何回か流れた後に、

アナウンサーが「ボアテング選手の隣にいるのはクローゼさんですね。」と言い放ち思わぬサプライズに驚いた。

初めて好きになったサッカー選手が日韓のときのクローゼとオリバー・カーンだったから思入れ深い。

何度が見逃した後、やっと見れた現在のクローゼは相も変わらず麗しいお姿。

なんなら昔よりかっこよくなっているような気さえする。

クローゼ見れたのラッキー!
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クロース最高

2018年06月24日 | スポーツ
【2分でわかるロシアW杯】 ドイツ、半端ない劇的ゴール! ドイツ x スウェーデン(グループF)




今朝は午前4時に目が覚め洗面所で歯を磨いていると、隣の部屋から夫Kの叫び声が聞こえた。

W杯のドイツ対スウェーデン戦でドイツのロイスが同点ゴールを決めたところだった。

不覚にもチェックを怠っていたせいでドイツ戦があることを忘れていた。

ここから全力応援だ。



今日はエジルとドラクスラーとフンメルスが出ていないらしい。

メキシコに負けたのでここは何が何でも勝っておかなければならないドイツだが、

解説の人も言っていたようにあまり覇気を感じないのはなぜだろう。

ボールポゼンションも高く、パスも通るのになんだか勝つ気がしない。

それは前回のメキシコ戦でもそうだった。

メキシコに負けたのは残念だったけど、メキシコのサッカーは観ていて面白かったし、

あれだけ喜んでいる姿を観たら感動せずにはいられない。



スウェーデン戦、同点で後半残りわずかでボアテングが2枚目のイエローをもらい退場した時はもうだめだと思った。

ゴメスのヘディングシュートやヴェルナーのゴール前でのシュートなどチャンスは何度もあったが決めきらない。

もうだめだ、前回王者はまさかのグループリーグ敗退かと頭を抱える。

アナウンサーも解説もまさかのドイツ敗退をやんわりとお膳立てし始め、

ロスタイム5分に入り浮き立つスウェーデンサポーターと沈み込むドイツサポーターのコントラストが際立つ中、

ラストワンプレーであろう左サイドからのドイツFK、蹴るのはエースのトニ・クロースだ。

右に位置取るロイスに小さなパスを出し、またすぐボールを受けるとすぐさま蹴った、、、ゴール!!!

きたーーーーーーーー!!!!!

気づいたら飛び上がっていた。

ドイツ人でもないのに涙が出た。

それほどに美しいシュート。

ラストワンプレー、ここで勝たなければ敗退の可能性が大になるというプレッシャー下で本当に決めたクロースはスーパースター。

スウェーデンの1点はクロースのパスミスからのゴールだったことを思うと、試合の中で取り返せてよかったね。

試合終了のホイッスルがなった瞬間、クロースは両手でグラウンドを叩きつけ喜びを爆発させていた。

いやはや、もう最高です。

今日もいいことありそう。



スペイン戦でのC・ロナウドの最後のFKといいアルゼンチン戦で決勝点を決めたモドリッチといいレアル軍団の活躍がめざましい。

やはり最強チームの貫禄か。

各所から今年のクロアチアはかなり強いという噂を聞いたが、アルゼンチンに大勝したのを見ると頷ける。

メッシはもう観れないのか〜。

今大会は各グループでかなりの混戦を記していて見応えがあって面白い。

日本がコロンビアに勝ったのも見事だった。

今夜は日本対セネガル戦だ!


おまけマルセロ。この人キュート。
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