メリークリスマス。
今年のクリスマスにあった出来事を2つ書こうと思う。
クリスマスに思い入れはあまりないけれど、街が浮き立つとなんだかこっちまでそわそわししまう。
私の家にサンタクロースが来たことがなかったから信じたことはないけれど、
子どもの頃クリスマスにプレゼントをもらった記憶が一回だけある。
確かその頃流行ったドラマ「HELLO」のキムタクが来ていたようなジャケットだった。
包みを開けた後、窓の外を見ると屋根に積もった雪の上に足跡まであった。
夜、雪に長靴を当てている母を思うとありがたくて、その上着が少しだけ小さかったことは言えなかった。
昨日、同居人Kがプレゼントをくれた。
私は用意をしていなかったから慌てたけれど、まっいいか。
包みを開けると子どもが喜びそうなサンタクロースの人形が入っていた。
しかも電池を入れるとクリスマスソングが流れて踊る。
一昔前に流行った”Jingle Bell Rock Santa”が欲しいと私が言ったから買ってきてくれたのかもしれない。
具体的な用途のないプレゼントはほとんどもらったことがなかったので新鮮だった。
話を聞くと、街の路上で売れ残っていたサンタクロースらしく寂しそうだったから買ってきたのだとか。
さっそくスイッチを入れると帽子の先についた鈴をチリンチリンならしながら踊ってくれた。
その姿が一生懸命でとても健気に見えるのは売れ残っていたからだろうか。
精一杯踊るからここに置いてくださいと言わんばかりだ。
こんな時思い出すのはトイストーリーですぐに買い替えられてしまうおもちゃたちの悲しい物語。
このサンタクロースは大事にしよう。
全く関係のない話をもう一つ。
つい23日に友達の結婚式があった。
披露宴会場のテーブルの上にはポインセチアをあしらった装花が置かれている。
クリスマスウエディングというのかな。
花婿は凛々しく花嫁は美しく、アットホームな式だった。
そんな中思わぬイベントに巻き込まれてしまった。
まさしくブーケプルズだ。
花嫁が投げたブーケをキャッチする演出は広く知られているが、
ブーケプルズは花嫁のもつブーケの先に何本かリボンを出しておき女性参列者がそれを引っぱり、
ブーケと繋がったリボンを当てるイベント。
詳しいことは知らないけれど、ブーケを手にできた女性は幸せになれるというジンクスがある。
私はできるだけ目立ちたくないので、こういうイベントには参加しない。
しかし主催者側の独断で名前を呼ばれたら参加するしかない。
友人が多く出席していたのだが、私の名前が呼ばれるとお前じゃないだろうという感じで皆笑っていた。
名前を呼ばれた7人の女性が花婿花嫁の持つブーケを囲み、それぞれがブーケに繋がるリボンを手に取った。
いっせーのっはいっ、スルスルスルスルピーン!
そこで皆私に注目する。
こりゃどーも。
そういや、こういうのって私みたいなやつが当てるんですよね。
花婿がこっちを見てニヤニヤしている。
マイクをもった司会の女性が近寄ってきて私の口元にマイクを当てる。
「幸せになろうと思いまーす。」
なんじゃこりゃ。
でも真っ白なバラのブーケを手に持つと、案外嬉しいのであった。
家にもって帰ってかわいく飾ろう。
クリスマスにうちにそろった場違いな贈り物。
いつもあっという間に過ぎてしまう1日だが、今年は少し得した気分。
今年のクリスマスにあった出来事を2つ書こうと思う。
クリスマスに思い入れはあまりないけれど、街が浮き立つとなんだかこっちまでそわそわししまう。
私の家にサンタクロースが来たことがなかったから信じたことはないけれど、
子どもの頃クリスマスにプレゼントをもらった記憶が一回だけある。
確かその頃流行ったドラマ「HELLO」のキムタクが来ていたようなジャケットだった。
包みを開けた後、窓の外を見ると屋根に積もった雪の上に足跡まであった。
夜、雪に長靴を当てている母を思うとありがたくて、その上着が少しだけ小さかったことは言えなかった。
昨日、同居人Kがプレゼントをくれた。
私は用意をしていなかったから慌てたけれど、まっいいか。
包みを開けると子どもが喜びそうなサンタクロースの人形が入っていた。
しかも電池を入れるとクリスマスソングが流れて踊る。
一昔前に流行った”Jingle Bell Rock Santa”が欲しいと私が言ったから買ってきてくれたのかもしれない。
具体的な用途のないプレゼントはほとんどもらったことがなかったので新鮮だった。
話を聞くと、街の路上で売れ残っていたサンタクロースらしく寂しそうだったから買ってきたのだとか。
さっそくスイッチを入れると帽子の先についた鈴をチリンチリンならしながら踊ってくれた。
その姿が一生懸命でとても健気に見えるのは売れ残っていたからだろうか。
精一杯踊るからここに置いてくださいと言わんばかりだ。
こんな時思い出すのはトイストーリーですぐに買い替えられてしまうおもちゃたちの悲しい物語。
このサンタクロースは大事にしよう。
全く関係のない話をもう一つ。
つい23日に友達の結婚式があった。
披露宴会場のテーブルの上にはポインセチアをあしらった装花が置かれている。
クリスマスウエディングというのかな。
花婿は凛々しく花嫁は美しく、アットホームな式だった。
そんな中思わぬイベントに巻き込まれてしまった。
まさしくブーケプルズだ。
花嫁が投げたブーケをキャッチする演出は広く知られているが、
ブーケプルズは花嫁のもつブーケの先に何本かリボンを出しておき女性参列者がそれを引っぱり、
ブーケと繋がったリボンを当てるイベント。
詳しいことは知らないけれど、ブーケを手にできた女性は幸せになれるというジンクスがある。
私はできるだけ目立ちたくないので、こういうイベントには参加しない。
しかし主催者側の独断で名前を呼ばれたら参加するしかない。
友人が多く出席していたのだが、私の名前が呼ばれるとお前じゃないだろうという感じで皆笑っていた。
名前を呼ばれた7人の女性が花婿花嫁の持つブーケを囲み、それぞれがブーケに繋がるリボンを手に取った。
いっせーのっはいっ、スルスルスルスルピーン!
そこで皆私に注目する。
こりゃどーも。
そういや、こういうのって私みたいなやつが当てるんですよね。
花婿がこっちを見てニヤニヤしている。
マイクをもった司会の女性が近寄ってきて私の口元にマイクを当てる。
「幸せになろうと思いまーす。」
なんじゃこりゃ。
でも真っ白なバラのブーケを手に持つと、案外嬉しいのであった。
家にもって帰ってかわいく飾ろう。
クリスマスにうちにそろった場違いな贈り物。
いつもあっという間に過ぎてしまう1日だが、今年は少し得した気分。