昨日の中村勘九郎の襲名披露の歌舞伎の観劇
母に単衣を貸してあげることにして、私は色無地に綴れの帯を締めて、母を迎えに行くと・・・
暑いからやっぱりこれで行くと、すでに母は紗の着物を着ていました。
悩んだ末の装い、皆さんがどんなお着物をお召しになっているのか大変興味があったので、関心を持って見ていると・・・・
PM4時前、気温は30度を超えていましたが、4時半開演の松竹座の前には、着物姿の方がちらほらいらっしゃいました。
でも、意外にそのほとんどの方が単衣の紬でした。
夜の部だったので単衣としても柔らか物が多いと思っていたのですが
・・・母を含めて3人ぐらいの方が絽や紗の夏物を装われていました。
目についた範囲で柔らか物の単衣の無地などを着ていたのは私を含めて5,6人でしょうか?
丁度、2階席右列の5、6番、まるで桟敷席のようなところで1・2階の客席や花道、舞台がよく見えました。
歌舞伎好きの友人が誘ってくれて4人で来たのですが、席も良く、母は大喜びでした。
中村貫太郎改め中村勘九郎を襲名披露、第1幕は応援に駆けつけた人間国宝の坂東玉三郎「女暫く」、巴御前の艶やかで綺麗なこと、会場からため息が出るほどでした。花道最後の新勘九郎さんと玉三郎さんの掛合いのおもしろいこと・・・
第2幕は玉三郎さんから始まり、我當、秀太郎、幹部俳優出演による、六代目中村勘九郎襲名披露 口上(こうじょう)も楽しく聞かせて頂きました。
でも、着付をしている私たちが一番、素晴しいと思ったのは、第3幕の新勘九郎さんの六変化の「雨乞狐」でした。
新勘九郎さんの演技は本当に素晴しかったです。私たちでも暑いのにあれだけの衣装を着けて身も軽々動きまわり、本当に狐のようでした。花道での最後の海老反りは、会場を沸かせました。、裏方さんの着付師さんの素晴しいこと、まったく間に6変化をこなされました。
第4幕の翫雀さんの「癌のたより」も会場を笑わせてばかりでした。
楽しかった観劇を終え、家に戻ると母にとっては曾孫の琉守を連れて、悦実が遊びに来ていました。曾孫の急成長に母はもう一つ喜んでくれました。
一日、曾孫とゆっくり遊んだ母を夕方豊中まで送っていきました。
娘と孫は今日もお泊まりです。
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昨日のヘア、珍しくたった5分で満足に仕上がりました。