とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「グラスホッパー」 (ねたばれ注意)

2015-11-09 21:08:43 | 映画
普通のことが幸せなんだなあと思う。ないものねだりかな。
井坂幸太郎作品は外さない。
はちゃめちゃな中にほのぼのとした感覚がある。
基本的には勧善懲悪なのだが、悪を味わいを持って描いてるところがいいんだろう。

山田涼介はこれが映画初出演らしいが、動きにキレがあって、中性的ながら、
かわいさと凄みの両方が表現できるところがいい。

渋谷スクランブル交差点はどうやって撮影したのかと思ったら、セットとCGの合成らしい。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:グラスホッパー
製作年:2015年
製作国:日本
配給:KADOKAWA、松竹
監督:瀧本智行
主演:生田斗真
他出演者:山田涼介、波瑠、菜々緒、村上淳、石橋蓮司、宇崎竜童、麻生久美子、吉岡秀隆、浅野忠信
上映時間:119分


「劇場版MOZU」 (ねたばれ注意)

2015-11-08 02:27:23 | 映画
TVドラマからMOZUを見続けている。
主人公「倉木」は様々な試練に直面するのだが、ラストシーンでの「ここが地獄なんだよ」というダルマの台詞に対し、
これ以上の悲惨さに曝されない思うと、ふと安心感を感じた。

人間は物事を絶対評価できない。どんなことも相対的な感覚で評価してしまうものだ。
なので、転落していくときの、どこまで落ちるかわからないときに一番の恐怖を感じるのである。

対策は2つある。
1つは情報を集めて分析し、自分が今、どういう状況か知ること。
1つは周りがどんな状況であろうとも、自分は変わらない覚悟を持つこと。

本作は、フィリピンでの海外ロケなど、TVドラマからスケールアップしており、
また、PG12になったことで、表現の自由度は高まっているのかと思う。

ダルマの死が曖昧なところや、東が次にどう動くかという点で、いつか続編を期待したい。

最近の松坂桃李の役の選び方が面白い。
エイプリルフールズ」のダメ詐欺師や、「日本のいちばん長い日」の青年将校など。
本作でも作品の鍵になる役どころに果敢に挑戦している。
まあ、わかりやすい役ではあるが、振り切って演じており、面白い。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:劇場版MOZU
製作年:2015年
製作国:日本
配給:東宝
監督:羽住英一郎
主演:西島秀俊
他出演者:香川照之、真木よう子、伊勢谷友介、松坂桃李、長谷川博己、小日向文世、ビートたけし
上映時間:116分


「メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮」 (ねたばれ注意)

2015-11-06 23:33:13 | 映画
迷路の謎は解けず。
ゾンビ状態になった人間(クランクと呼ばれていた)が出てきた。
どうやら主人公のトーマス達の血がワクチンになるようで、
WCKDという組織がワクチンになりうる血を持つ若者を監禁している模様だ。

WCKDと若者達の戦いが盛り上がるので、アクションとして、そこそこ楽しめるが、
1作目よりも、話の焦点が緩慢になったように思った。
続編にありがちな、クライマックス感のない展開で、次作を観ないと何とも言えない。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
製作年:2015年
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
監督:Wes Ball
主演:Dylan O'Brien
他出演者:Kaya Scodelario、Thomas Brodie-Sangster、Ki Hong Lee
上映時間:132分


第44回東京モーターショー2015(東京ビッグサイト)

2015-11-01 17:26:35 | イベント
第44回東京モーターショー2015」(開催期間:2015/10/29~2015/11/08)を見学。
特段の車好きというわけでもないが、未来に向けての社会の変化が自動車の進化に端的表れているように感じて、最近見続けている。
単純にショーとしても面白い。


車として、一番かっこいいなと思ったのが、「マツダ RX-VISON」だ。
走る姿を見ていないし、運転していないので、ピンとこないが、次世代ロータリーエンジンを搭載しており、気持ちよく走りそう。


「日産 CONCEPT 2020 VISION GRAN TURISMO」はゲームの世界から生み出された車だ。斬新さでは一番だった。


「ホンダ WANDER STAND CONCEPT」は自動運転を具現化した車だ。前後左右、ナナメの移動が可能で、脱スピードというのが新しい。


「メルセデス・ベンツ F 015 Luxury in Motion」も自動運転車だが、ホンダとは随分かたちが違う。


変わったところで、KEN OKUYAMA DESIGNの展示の「ヤンマー YT」。


抽選にあたり、「プロの運転による乗用車同乗試乗会」に参加。三菱アウトランダーPHEVに試乗。
ドライバーの腕のおかげで、スピード感で楽しくなった。
結構なスピードが出ていたはずだが、普通に会話できるのが凄い。


最後に、トヨタだが、ビジュアル的に映えるものはなかったが、車をエネルギーを使うものから、エネルギーを作り出すものへ変えるとの
コンセプトは他社にはないもので、業界のリーダーとしての矜持を示していたと思う。
答えの一つが燃料電池車であろうが、車の用途拡大や社会との調和という課題に向き合っていることを率直にアピールできることに地力を感じた。
見た目で目立つことも重要だが、明確なメッセージを伝えようとする姿勢がよかった。