矢野顕子さとがえるコンサート2020（NHKホール）

渋谷のNHKホールにて、「矢野顕子さとがえるコンサート2020」を鑑賞。
コロナ後、初のコンサート現地参加。
今年は会場周辺のイルミネーションもなく、年末の雰囲気が盛り上がらないものの、3年連続で参加できた幸せに感謝。
配信でも開催するとのことでステージ前にカメラが設置されていた。

コンサートは温かい雰囲気で、来てよかったとしみじみ噛みしめることができた。
定番の「ラーメンたべたい」、「ごはんができたよ」、「ひとつだけ」に癒された。
新曲の初披露もあり大満足。

来年はNHKホールの改装でどうなるかわからないらしいが、満席で盛り上がりたい。

「新解釈・三國志」（ネタバレ注意）

福田雄一監督作品。
歴史上の英傑でも、考えることは現代人と変わらず、人間臭いというのが監督の主張か。
映画を観終わってみると、確かにそうかもと思えるから不思議だ。

しかし、豪華俳優を惜しげもなく投入して、遊んでしまうのが、福田作品の醍醐味だ。
広瀬すずの使い方が凄い。

桃園の誓いを桜で済ますとは！
ギャクと妄想満載の三國志だ。

点数は、8点（10点満点）。

タイトル：新解釈・三國志
製作年：2020年
製作国：日本
配給：東宝
監督：福田雄一
主演：大泉洋
他出演者：賀来賢人、橋本環奈、山本美月、岡田健史、橋本さとし、高橋努、岩田剛典、渡辺直美、磯村勇斗、矢本悠馬、阿部進之介、半海一晃、ムロツヨシ、山田孝之、城田優、佐藤二朗、西田敏行、小栗旬
上映時間：113分

「サイレント・トーキョー」（ネタバレ注意）

予告編の映像の美しさと豪華出演者に期待して鑑賞。

渋谷駅前のシーンは栃木にセットを組んで撮影したとのこと。
爆発シーンはストップモーションで見ものだったが、野次馬の描き方にはいらつきを感じた。
過剰演出というか、ユーチューバーとか、最近の世相を入れたかっただけなのかなと。

人間心理に迫るというよりは、淡々とストーリーが流れ、どこに向かっているのかという感じ。
最後にどんでん返しでその理由がわかるのだが、それにしては前振りが長い。

これだけの役者が出ると、人間ドラマを期待してしまうが、ちょっと残念だった。

点数は、4点（10点満点）。

タイトル：サイレント・トーキョー
製作年：2020年
製作国：日本
配給：東映
監督：波多野貴文
主演：佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊
他出演者：中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、財前直見、鶴見辰吾
上映時間：99分