とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

新型コロナワクチン接種(4回目)終了

2022-10-16 12:00:00 | イベント
4回目の新型コロナワクチン接種が終了。

東京都の都庁北展望室ワクチン接種センターにて接種した。
予約して行ったので、行列に並ばずに済んだが、予約なしでも1時間ぐらいで受けれた模様。
今回から、オミクロン株対応2価ワクチンになったので、副反応の出方が変わるのかもしれない。

しかし、会社や区の会場と比べて、確認の多いこと。
ミスがあってはいけないが、ここまでやる必要があるのかと思ってしまった。


「アイ・アム まきもと」(ネタバレ注意)

2022-10-15 23:59:00 | 映画
「ちょっと迷惑な男がまき起こす奇跡のストーリー」というのがキャッチフレーズ。
阿部サダヲが主人公の牧本を演じる。
牧本は、身寄りのない人の埋葬を担当する市役所の「おみおくり係」の職員。
牧本自身も何か訳ありな感じで、その部分は深く説明されずもやもやするが、先入観を持たないための演出か。

牧本の真っすぐさをあざとく見せないところが阿部サダヲの演技力であり、魅力だ。
他人からみて、ぎりぎり許せる範囲の迷惑さ、というか面倒臭さが微笑ましい。
まあ、現実に職場にいたら、避けたいかもしれないが。

新しい上司が来て、「おみおくり係」の廃止が決定し、最後の仕事に取り組む牧本。
孤独死した男の部屋で見つけた遺品を手掛かりに、男の葬儀への参列者探しをする。
この男を宇崎竜童が演じているが、免許証の写真での登場だけで終わるかと思い、はらはらした。

過去に起こった事実は変えられないが、見落としていることがあったり、時間が経って解釈が変わることはある。
必ずしも、よい方向に変わる変わることばかりではないだろうが。
それでも、大概は、過去の想い出は、美化されていくものだ。
だからこそ、人間は生きていくことができるのだと思う。

一方、孤独死が減っていくような社会の在り方の必要性も感じた。
綺麗ごとになるが、牧本の仕事はない方がよいのだ。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:アイ・アム まきもと
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:水田伸生
主演:阿部サダヲ
他出演者:満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸、宮沢りえ、國村隼
上映時間:105分


2022年 サウジアラビアロイヤルカップ観戦(秋の東京競馬開催初日)

2022-10-08 23:59:00 | 競馬
秋の東京競馬場の開催初日に現地観戦。
メインレースは、第8回サウジアラビアロイヤルカップ(G3)。

2歳馬の東京マイル重賞で過去の優勝馬にグランアレグリア、サリオスがいる、名馬への登竜門。
今年の1番人気は同条件の東京マイルの新馬戦でラスト3ハロンの末脚33.2秒で圧勝のノッキングポイント。
鞍上のルメール騎手含めての人気だろう。
この馬がどれぐらいの強さで勝つかを見たくて、現地観戦したが、よもやの4着。

レースは1番枠のグラニットが大逃げし、直線の半ばまで後続に大差をつける波乱の展開。
これを2番手から横山和夫騎手の7番枠のドルチェモアがゴール前で捕らえて優勝。

ノッキングポイントは初めてのハイペースに戸惑ったのか、中団から差し脚を伸ばそうとしたものの届かず。
モーリス産駒であり、元来斬れるタイプではない可能性もあるが、最後は前を走る馬と同じ脚色。
レース後、ルメール騎手は、「もう少し距離を伸ばしたほうがよい」とコメントしている模様。
マイルのスピード戦では先行力に欠けるという意味だと解釈。
馬体重の+10kgも、やや太かったのかもしれない。
次走、馬体重が少し絞れて、調教時計がよくなって、2,000mぐらいのレースに出てきたら注目だが、どうなるか。

勝ったドルチェモアは弱くはないと思うが、2着にグラニットが残ったことを考えると、相手が弱かったかも。

年末のG1に向けて、強い馬の登場を期待したい。



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「グッバイ・クルエル・ワールド」(ネタバレ注意)

2022-10-04 23:00:00 | 映画
大森立嗣監督作品は、好きなのと、そうでないのとに分かれるが、本作は好きな方。
もっとチープな感じを想像していたが、さすが名優たちの演技に引き込まれた。

大森南朋が演じるヤクザに金で雇われている刑事に漂う哀愁がなんとも言えず。
なぜか、大森南朋が登場すると画面が引き締まる感じがした。
監督との兄弟の関係性が何か影響しているのだろうか。

西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、三浦友和、全員に見せ場があり、豪華なものが見れた。
登場人物たちのクズさとマッチしないBGMが心地よい。

「グッバイ狂えるワールド」だった。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:グッバイ・クルエル・ワールド
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督:大森立嗣
主演:西島秀俊
他出演者:斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、奥田瑛二、鶴見慎吾、三浦友和
上映時間:127分


「マイ・ブロークン・マリコ」(ネタバレ注意)

2022-10-03 23:59:00 | 映画
社会の底辺を生きる女性の友情の話。
永野芽郁が演じるシイノと奈緒が演じるマリコは小学生からの幼馴染み。
マリコは父親からの虐待、恋人からの暴力で、いつも怪我をしている。
シイノは家族の存在が見えないが、マリコ以外との付き合いはないようだ。

マリコの自殺をTVのニュースで知ったシイノが、マリコの父親からマリコの遺骨を奪って、旅に出る。
マリコが行きたがっていた「まりがおか岬」を目指す。
そこで偶然出会った釣り人のマキオとの交流を通じて、シイノの心境に変化はあるのか。

永野芽郁が体当たりの演技だが、むしろ伸び伸びと演じているように見える。
これまでも一癖ある役が多かった奈緒の演技はいい。

大事な人や大事なことを忘れてしまうかもしれないが、いろんなものを背負って、人間は生きて、いずれ死ぬ。

マリコのシイノへの遺書には何が書かれていたのだろうか。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:マイ・ブロークン・マリコ
製作年:2022年
製作国:日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ、KADOKAWA
監督:タナダユキ
主演:永野芽郁
他出演者:奈緒、窪田正孝、尾見としのり、吉田羊
上映時間:85分