ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

冬の星座

2007-02-02 23:35:09 | 平々凡々

   今日は満月でした

  今冬最大の寒波が襲ってきた。暖冬だったので今年は雪が降らないのかと心配していたが杞憂だった。冷えた朝、ずいぶん久しぶりに布団から飛び出る勇気が足りず、20分以上も縮こまっていたが、意を決して起床。カーテンから外を眺めると、雪は積もってはないが、粉雪が舞っていた。<o:p></o:p>

そそくさと着替えてコーヒーとパンを口に押し込んで家を出る。いつものバスより2本遅れだ。粉雪がボタン雪というか、大粒の雪に変わって降りしきっている。積もりそうな雰囲気だった。駅に行くバスから外を眺めると雪はますますひどく、あっという間に世界が銀世界に変身していた。久しぶりに見る景色だ。<o:p></o:p>

電車から窓外を眺めると、スペースワールドや帆柱山のケーブルカーが真っ白に覆われている。数センチは積もっているように思える。カメラに記録したかったが、電車の中なので断念、残念だった。<o:p></o:p>

会社の最寄り駅は、海沿いなので雪が積もりにくいのが常であったが、今日も雪は降ってなかった。残念な気がした。ただ、寒風は冷たく、マフラーを更に強く襟に押し込んだほどだった。<o:p></o:p>

   昼からは雪もあがり、青空も顔を出した。帰りにジムに寄った。この地では雪が残ることはまず無い。すっかり溶けて、屋根や道端に断片が残っていただけだったが、夜空には満月が煌々と輝き、オリオンの3つ星がきらめいていた。空気は冷たかったが透明感に溢れ、星星がきらめいていて、子供のころに歌った「冬の星座」を思わず口ずさんでいた。
  風もすっかり止んでおり、かすかに梅の香りが漂い、甘酸っぱい気もした。冷気の中に春の気配が感じられた帰り道だった。

コメント (16)
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