ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

伊勢路

2007-02-21 21:30:48 | 紀行
 
 新大阪 新幹線に乗る直前です。

  20日火曜日、親会社の技術部と緊急の打ち合わせが必要となった。新規受注物件で設計の考え方が微妙にずれていたため、その意見調整のためだ。親会社の工場は三重の片田舎にある。20年前の工場増設の折に交通の不便な田舎しか土地が手に入らなかったものか? リストラや工場集約に銘打って、そこに大形重電部門をまとめてしまったために、九州からだと6時間かけて行く羽目になる。1泊で行くのが普通だが、ユーザーとの打ち合わせが22日なのでのんびりしては居られない。委託研究の実験も残っている。強行軍の出張だ。<o:p></o:p>

7時半ののぞみに飛び乗って新大阪へ。大阪を経由して環状線で鶴橋へでる。数年ぶりの大阪だが相変わらず人が多く、気ぜわしい。我々九州人とは歩く早さが違うのだ。そそくさとつま先で歩いている感じがする。エアロビの歩き方だ。<o:p></o:p>

近鉄特急に乗って松阪へ向かう。暖かくて天気が良い。窓際の日当りが良い席だったので車窓の風景を眺めたかったのだが、陽射しを避けるためにカーテンをかけた。書類をめくりながら打ち合わせのポイント、問題点を再度考える。私の考え方に間違いはないはずだが・・・と。<o:p></o:p>

1140分、電車の中で鶴橋で買った助六を食べた。助六は手軽でおいしいから、結構食べる頻度は多い。食べながら車窓を眺めた。電車は山合いを縫うように走り、トンネルも多い。食べ終わって1220分に電車は松阪に到着した。<o:p></o:p>

松阪からタクシーで南下する。伊勢路はあくまでも青く、雲ひとつ無かった。行楽ならば良かったのにと思う。お伊勢参りには絶好の天気だ。<o:p></o:p>

25分で目的地へ。技術棟へ数年ぶりに顔を出したが若手が多く見知った人は一握りだった。 打ち合わせは優に2時間かかり、その後は工場を見学した。お世話になった i 部長等も元気だった。 久しぶりの再会に笑顔がはじけたが、あと2ヶ月で管理職定年だという。さびしそうだった。優秀な技術者なので優遇はできないものだろうか。今晩は松阪泊まりだろうから付き合う、とのお誘いだったが仕事が待ってるから帰らなくてはというと、残念そうに今度来るときは絶対に泊まれという。有難いことだ。


手まり寿司。夕食でした。
<o:p></o:p>

5時すぎに仕事は終わり帰路へ。お土産は赤福と京のお漬物2種類。特に千枚漬けはいつも欠かさずに買って帰る。昆布が上品な味を出しており好物なのだ。新幹線の中では手まり寿司を食べた。手まりのようにまん丸な寿司だ。仕事が私の思い通りで順調だったので安心してしまったのか疲れが出たのか、ビールで酔って寝てしまった。心地よい眠りだった。<o:p></o:p>

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする