土曜日、またワカサギ釣りに出かけた。今冬4回目だ。今回は娘婿も加わって、3人の釣行だった。釣り自体は何度も紹介したので書くことはないが、ちょっとした発見があった。
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いつものように浮き桟橋で釣っていると、9時過ぎ位に新顔が現れた。会話から推理すると70代のおばあさんとその息子二人と孫一人の4人構成だ。 孫と言っても20代の大人だ。練炭七輪からガスバーナー、ヤカン、ポリタンクの水・・・などなど、山のように持ち物を運び込んできた。バーベキューでもあるまいし、と思って見ていたら、なんとほんとにバーベキューを始め出したのにはびっくり。 3人は釣りに精を出し、息子一人が七輪に網を乗せ、シカの肉といのししの肉を焼き始めた。イノシシの肉は堅い、だのシカの肉は甘いだの、ワイワイガヤガヤ騒いでいる。バーベキューなので酒はつきものだが、ちゃんとヤカンで熱燗しておいしそうに飲んでいる。はまさんのすぐ横で焼いていたので、焼肉の香ばしい匂いが漂って、はまさんは生唾を何度も飲み込んだに違いない。
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私は釣りに専念していたので知らなかったが、焼いたのは肉だけではなく、釣ったばかりのワカサギも焼いて食べていたと聞いた。帰りの車の中ではまさんから聞いた話だが、炭焼きのワカサギも結構いけるようだ。
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12時過ぎになって、バーベキューも終わると、彼らはそそくさと帰ってしまった。要するに、バーベキューが目的だったようだ。お酒もたらふく飲んだようだし、すっかり満足した様子だった。ワカサギ釣りでバーベキュー、このような楽しみもあるのかと感心してしまった。<o:p></o:p>
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ワカサギは「天ぷら」と「から揚げ」しか知らなかったが、妻にその話をすると、早速焼いてくれた。うす~い塩味だったが、焼酎のアテにちょうど良く、おいしく食した。 から揚げなどのように油を使わないので、ダイエットというか、カロリーが少なくてカルシウムが摂取できて、健康食品になると思った。
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