ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

眼が廻る

2007-02-09 20:46:47 | 平々凡々

  

  DELLのレンタルパソコン


  今年の新入社員H君のことは少し前に紹介したが、やはりリタイアする公算が非常に大きい。この1週間出勤していないのだ。 だから必然的に実験は私が担当としてやっている。今後実施する実験については私がすればいいので実験工数だけの問題だが、困ったことはH君にデータ処理を任せていたことだ。<o:p></o:p>

彼が居ないので、データ処理がどうなっているのか分からない! 下手したら今までの2か月分の再実験が必要になるかも!<o:p></o:p>

あわてて、データを確認した。PCの中身を検索して70%位はつかむことができたが、残りの30%がわからない。とりあえず70%のデータでまとめる事に軌道修正した。<o:p></o:p>

だが、ほっとしたのもつかの間、他部門から実験室のデータ処理用PCを使うから返せ、と言われて困り果てた。 所有者優先は仕方ないので、とりあえずPC2ヶ月間レンタルすることにして、かつ新品のPCを購入する手配をした。(この記事は昨日入荷したレンタルPCで書いています。DELLのノート型で、横長画面なので扱いにくいけど仕方ない。)<o:p></o:p>

PCsonyのノート型を選んだ。OSはもちろんvistaである。こんなに早くvistaに出会えるとは思わなかったけど、PCが無いと仕事にならないので仕方ありません! レンタル期間が済むまでに手に入ればいいので気は楽ですが。 ついでにoffice2007USBメモリを付けるようにお願いした。グループ長は担当がいなくなった肩代わりをどうするか頭が痛くなったはずだけど、PCの購入で済めば御の字と思った様子で、1も2もなく承知した。<o:p></o:p>

で、後は実験とそのレポートに専念するだけだ、と実験室を住みやすいデスクに模様替えしたが・・・。<o:p></o:p>

忙しいときには仕事が重なるもので、昨年10月に「徳山」という記事で紹介した物件の注文が舞い込んできた。12月末に内示をしたい、といっていたのだがそれから1ヶ月経ったので忘れかけていたが、どっこい生きていた。発注者側の事務処理で手間取っていたらしい。<o:p></o:p>

受注は嬉しいのだが、技術的に難しい製品であり、お客様との最終仕様確認や製作調整にかなりの工数がかかる。それをどうするか、頭が痛い。とりあえず会社topに受注の経過報告と今後の進め方を説明はしたが、私の肩にかかる比重は大きいだろう。何しろその製品はわが社では初めてであり、大阪の親会社でも実績がないのだから。<o:p></o:p>

あせっても仕方ないので、ひとつずつ順番に片付けなくてはならない。委託研究ユーザーはこちらの進捗が気にかかるようで(当たり前だが)、そのレポートが欲しいと言ってくる。明日からは3日間の休み。とりあえず、今日の分の仕事を片付けよう。
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和音君と奏汰君

2007-02-07 21:31:00 | 

  ポンチョ姿の和音君。明日で7ヶ月です。


  奏汰君が生まれて1週間が過ぎた。母乳も出ており、順調に育っている。妻や長女は毎日病院に通っている。麻酔が切れた後の手術痕が心配だったが、思ったよりは痛くないらしく安心した。肥立ちも良く退院は明日8日の予定だ。私も暇を見つけて行っているが、奏汰君はいつも寝てばかりで、眼を開けたところを見ていない。二重まぶたと言っていたので、可愛いと思うのだが、今は寝るのが仕事だからやむを得ない、とあきらめている。

 次女は3日目くらいから母乳を与えているのだが、乳の出が良くなるようにと長女が和音君を連れて行って何度か吸わせている様だ。だが和音君は飲まずに、しかも噛むらしい。違いが分かる男のようだ。赤ちゃん心に、これは違う!と叫んでいるのだろう。

昨日のことだ。妻から聞いた話だ。長女が見舞いにいっているときに妻が顔を出した。長女が抱いていた奏汰君を抱っこして、眼を開けたらいいのに、とつぶやいていた。やはり妻も眼を見開いた奏汰君を見ていないのだ。

 5日目の奏汰君。薄目を開けました。

そして長女が次女のおっぱいが出やすいように和音君を抱っこさせたが、例によって噛み付いたらしい。次女が悲鳴を上げたとたん、眼をつぶっていた奏汰君が大きく眼を開けたのだ。ママの叫び声に奏汰君は異常を感じたのであろうか。妻がその表情を見ていて嬌声を上げたが、それを今度は和音君がやきもちを焼いているようなしぐさを見せたのである。

3人は思わず笑い転げたらしいが、こんなに小さな赤ちゃん二人が、ちゃんと自己主張しているようなのである。頼もしく思えた。けれど、今から張り合っていると先が思いやられる。これから、良いほうに切磋琢磨して欲しい。
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新人さん

2007-02-06 21:22:06 | 平々凡々

  実験室風景


 今年入社した大卒新人が我が職場に配属されて4ヶ月過ぎた。我がグループは、全員が大卒で,私の後輩も2名おり、わが社の頭脳集団として技術開発業務を担当している。新人は2年間、ここでOJTを兼ねて勉強し、実力をつけた後、親会社(最大ユーザーであるが)への2年間の出向が教育ルートになっている。出向が終われば1人前というわけだ。もう10年以上も前に私が道をつけたのだが。

さて、今年期待の星として入社したH君。人当たりがよく、実習のときから質問が多く、将来を見込んで我が部に配属となった。12月からはラインOJTと並行して、私が担当している委託研究を手伝っていた。話に聞くと双子で、兄が自衛官となっており,福岡近辺で勤務しているとのことだった、出身も我が母と同じ京都郡で、なんとなく親近感があり、せっせと指導していた(つもりだった)。

業務締め切りは年度末がほとんどなので、今の時期は忙しい。特に私の委託研究は実験なので、その結果に応じてフレキシブルに対処しなくてはならないのと、実験機材の手当てが遅くなって、いまやばたばたしている。おまけに他の研究報告の追加資料なども重なってH君に実験を頼んでいたこともあった。

ところが、このH君が2日間休んでいる。グループ長に欠勤理由を聞くと、口を濁しているがどうも途中リタイヤの公算が大きいらしい。父母と話し合って、進退をうんぬんと言われたようだ。本人がいうには、人に尋ねることが苦手な性格なのだそうで、漫画お宅というか、どうもその方面の仕事がしたいらしい。そうであれば、重電という非常に固い当社を選んだことがそもそも間違いなのであるが・・・。

かといって業務は待ってくれない。元来は理論との整合性をいかに図るかがポイントであり、ユーザーとの打合せ・調整だけを請け負っていたのに、いつのまにか全部が私の肩に乗っている。一人で出来るだけの事はするが、実験である。電気を流す作業なのだ。危険予知はしているが,慌て者でもある。さて、どうなることやら。暖かい春の日差しとは裏腹に、先行きが不安に駆られたのでした。


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立春

2007-02-04 20:31:07 | 平々凡々

 

 メディアドームで。

 節分の鬼退治が終わった翌朝、ポストに新聞を取りに玄関に出ると、まばゆいばかりの光が射している。快晴でブルーの空だ。暖かい。まさに立春だ。昨日までの寒気が吹っ飛んで、風もなく、空気が乾燥していて生暖かい。

庭の片隅のタマネギの芽も真っ直ぐにのびて威勢が良い。どうも今年は冬型の気圧配置は長くもたないようだ。世界各地で異常気象のニュースが報じられているが、特にオーストラリアでの1000年に1度という大干ばつは、空恐ろしく思える。砂漠化や大洪水・海抜ゼロメートル化は現地の人々が暮らせなくなるだけではとどまらず、食材の大多数を輸入に頼っている我々の生活に多大な影響を及ぼすことだろう。特に先行きの生活に不安を抱えている年金生活者には、絶対に無視できる問題ではない。

 今日は、我が街が提供している無料の健康診断日である。受診通知のはがきでは12時からの受付となっていた。昨年は10時だったので、2時間遅れだ。血液採取があるので、それが終わるまでは食事が取れない。水だけはOKなので、喉だけは潤せるが、コーヒーが飲めないので頭の中はすっきりしない。

 9時過ぎに北九州市長選挙の投票へ。暖かいのと与野党攻防が激しく、全国から参院選の前哨戦として注目されており、投票率は高くなりそうだ。若いカップルが投票所に向かう姿がなんとなく嬉しい。投票が終わって外に出ると出口調査の女性がアンケートをと、云ってきた。なるほど、投票締め切りと同時に当落発表があるわけだ。

お腹が減って待ちきれなくなったので、早すぎるとは思ったが、11時過ぎにミニ自転車で医師会館へ。10分位のところだが、暖かいのでサイクリングに絶好だ。途中のメディアドームではランニングや散歩する人達が目に付いた。春の日差しを楽しんでいた。

 医師会館には30分も早く着いたが、先に着いた妻が受付してくれていたので、大勢の受信者で溢れかえっていたにもかかわらずスムーズに検診が出来た。基本検診、前立腺がん、大腸がんの3つだけだったので1時間ほどで終わった。骨粗しょう症検診の妻を置いて先に帰宅。お腹が減っていたので、冷凍していた餡餅2個とお雑煮3個を瞬く間に平らげた。お腹一杯になって、居間で横になって昼寝。春の1日をゆったりと過ごした1日でした。
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冬の星座

2007-02-02 23:35:09 | 平々凡々

   今日は満月でした

  今冬最大の寒波が襲ってきた。暖冬だったので今年は雪が降らないのかと心配していたが杞憂だった。冷えた朝、ずいぶん久しぶりに布団から飛び出る勇気が足りず、20分以上も縮こまっていたが、意を決して起床。カーテンから外を眺めると、雪は積もってはないが、粉雪が舞っていた。<o:p></o:p>

そそくさと着替えてコーヒーとパンを口に押し込んで家を出る。いつものバスより2本遅れだ。粉雪がボタン雪というか、大粒の雪に変わって降りしきっている。積もりそうな雰囲気だった。駅に行くバスから外を眺めると雪はますますひどく、あっという間に世界が銀世界に変身していた。久しぶりに見る景色だ。<o:p></o:p>

電車から窓外を眺めると、スペースワールドや帆柱山のケーブルカーが真っ白に覆われている。数センチは積もっているように思える。カメラに記録したかったが、電車の中なので断念、残念だった。<o:p></o:p>

会社の最寄り駅は、海沿いなので雪が積もりにくいのが常であったが、今日も雪は降ってなかった。残念な気がした。ただ、寒風は冷たく、マフラーを更に強く襟に押し込んだほどだった。<o:p></o:p>

   昼からは雪もあがり、青空も顔を出した。帰りにジムに寄った。この地では雪が残ることはまず無い。すっかり溶けて、屋根や道端に断片が残っていただけだったが、夜空には満月が煌々と輝き、オリオンの3つ星がきらめいていた。空気は冷たかったが透明感に溢れ、星星がきらめいていて、子供のころに歌った「冬の星座」を思わず口ずさんでいた。
  風もすっかり止んでおり、かすかに梅の香りが漂い、甘酸っぱい気もした。冷気の中に春の気配が感じられた帰り道だった。

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ヨット

2007-02-01 18:51:57 | アウトドア

   会社のOさん、私より1級下であるが、同様に転籍になった男である。出身は九州山地の山奥であり、そのためというか当然というか実家は山を多数所有している。3男なので財産は長男が継ぐらしいがそれでもOさんはかなりの資産を分けてもらった(と邪推している)ようだ。<o:p></o:p>

山男なのに海が好きな男で、若い頃からゴムボート、レジャーボートで遊ぶ優雅な趣味を持っており、私も一緒に船釣りを楽しんだものだ。だから転籍して自由な時間がたっぷりと取れるようになった途端にヨットを買ったのである。   彼は町のボートクラブに所属しており、会計だか何かの幹事をしているが、ある時にスエーデンからはるばると一人でヨットに乗ってきた人を知る機会があり、その人が帰りは飛行機にするといって、ヨットを売りにだしていたのを、我慢しきれなくなったのだ。ヨットのことはよく知らないが、5人乗り位の小さなヨットなのに、数百万円の買い物らしく、奥方の反対も簡単に抑えたようで、やはり山持ちは違うとうらやましく思ったものだ。<o:p></o:p>

彼は意気揚々と、仲間と組んでヨットレースに出たり、娘の女友達(ビキニ姿だったと彼は言っているが定かではない)を招待してのクルージングなど、ヨットライフを楽しんでいた。

ところが九州は台風の通り道である。ある時(1昨年の話だが)、大事なメインマストが台風で折れたのである。幸いにも保険に入っていたので修理費はそれから出るので痛くは無いが、スエーデン製のヨットのため、直ぐには材料が手に入らず、2ヶ月もかかってしまった。

それからは調子が良くなったのか、前にもましてヨットにのめりこんでしまったようで、昨年に更に大きなヨットに買い替えたのである。ヨットは大きいほうが速いので、レースに掛ける意気込みがいよいよ強くなったらしい。20フィートくらい?で10人乗りという。エンジンは当然付いており、キャビンも立派だという。<o:p></o:p>

  今日の昼休み、久しぶりに顔を会わせたが、パートさん(殆ど女性)の面倒を見る仕事であり、若返って元気そうだ。春になればヨットはどうかという。船に弱いので自分からは積極的に船には乗らないが、家族も増えたことだし、ヨットもいいな、と似合わないのを知りつつも若大将を自分に重ねてみたのでした。(恥)
  孫達が海の男に育つには、やはりヨットくらい経験しておかなくては、と内心思ったのです。

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