ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

新幹線

2007-04-10 22:11:50 | 紀行

  徳山に行った。例の私が受注開拓した製品の仕様打合せだ。お客様の要求が、17時開始。どうしても都合がつかないとのことで、異例のスタート時刻を指定された。「お客さまは神様」なので、仕方なく要求された資料を作成して出かけた。<o:p></o:p>

小倉から徳山は新幹線で30分と思っていたが、時刻表を調べると、1時間掛かる。各駅停車の「こだま」しか、その時間帯は運転してないのだ。「ひかり」や「のぞみ」なら30分のところが1時間もかかる。<o:p></o:p>

山陽新幹線は駅が多い。政治家が口を出したのだろうけど、小倉から東をみても、新下関・厚狭・新山口・徳山・・・と続く。とかく停車駅が多いのだ。在来線の代わりとしてみれば便利なのだろうが、新幹線は早い!とインプットされてる私としては、「こんなはずではなかった」である。<o:p></o:p>

「のぞみ」が走り始めた頃は、「のぞみ」と「ひかり」の料金は違っていた。「のぞみ」は全席指定で時間も速く着いたから仕方ないと思っていたが、最近は「のぞみ」も「ひかり」も、そして「こだま」までがすべて同じ料金なのだ。「こだま」に乗る機会が少なかったから考えもしなかったが、各駅停車で「のぞみ」や「ひかり」の合い間を縫うように走っている「こだま」は、各駅での停車時間が長い。だから、目的地まで思わぬ長時間となっている。<o:p></o:p>

特急は時間に対して価値を認めているからこそ、料金を支払っていると思うので、少なくとも「こだま」は「のぞみ」「ひかり」より特急料金を下げてもいいと思うのだが。<o:p></o:p>

打ち合わせは、1時間半で無事に終了。当社の製作仕様提案が認められた。帰りは7時過ぎの新幹線に飛び乗った。ビールが飲みたかったが、「こだま」なので車内販売はない。持ち歩いている数独を解いた。中級だが、かなり解ける様になった。
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昼寝

2007-04-08 22:23:27 | 平々凡々

   いよいよ春の行楽シーズンだ。暖冬で過ごしやすかった冬とはいえ、春の訪れでまだまだ熱い血が騒ぐ。春の陽射しに、屋外での遊びを体が何となく求めているような気がする。ちょっと考えただけでもゴルフや潮干狩り、山女釣り、筍掘り、イチゴ狩り・・・。<o:p></o:p>

 でも、その前にやらねばならないことがある。それはずっと延び延びとなっていたワックス掛けなのだ。我が家はワックス掛けを半年から1年毎にしているが、孫が出来てからはお守りで家具を動かせられないので、ここ半年間していなかったのだ。それに和音君が成長するに連れ、歩行器をがんがん乗り回すので、フローリングが痛む心配もあったから。<o:p></o:p>

久しぶりに何の予定も入っていない土曜日、風も無く天気も快晴。絶好のワックス掛け日和だ。桜は今が満開。早く仕事を終わらせて花見に出かけようと、8時過ぎから活動開始。あまりに天気が良いので、ワックス掛けだけではもったいないと、布団干しから冬物マットの交換、ストーブの片付けなど、てんこ盛りで季節変わりの家事まで片付けようと頑張ったのだが。<o:p></o:p>

ワックスは居間、キッチンを主に、玄関と廊下をすることにした。居間は3箇所に分けて家財道具を取り除く。全部で5箇所で各3回のワックス掛けだ。だから全部で15回のワックス掛けとなる。一回の乾燥時間が20分とみると全部で300分、5時間となる。が、こんなことは考えもせずに、妻と重いソファーを動かしマットを干して、剥離剤で汚れを取って、水拭き、乾布拭きから順に、機嫌よく作業もはかどったつもりだった。<o:p></o:p>

時間が足りない、と感じ始めたのが3時。まだ廊下に取り掛かる頃だった。仕方ない、花見はあきらめざるを得ない。干した布団や釣り道具の取り込みなどを間に挟んで、最終の玄関にたどり着いたのが5時。乾燥する合間にと思って、垣根のレッドロビンの剪定までしたものだから、終わったのが7時過ぎ。もう暗くなっていた。<o:p></o:p>

コープで惣菜を買ってきて、風呂に入って12時間に及ぶ労働が終わったのが8時。働き者の妻もさすがに疲れ果てていた。私も早々と就寝した。<o:p></o:p>

日曜日、好天気が続いている。朝から昨日の残りの家財を納戸にしまい、ジムに出かけた。2週間ぶりだったのと昨日の疲れが残っていたのだろうか、エアロビは不出来で、何度も前のお嬢さんにぶつかりそうになってしまった。

 70日の奏汰君。笑顔も出ます。
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帰ると妻が奏汰君を抱いてあやしていた。次女夫婦が結婚1周年記念で、食事に行くので、その間預かっているのだ。1週間ぶりでそんなに変わってないはずだが、何となく大人っぽくなった気もする。あやすと笑うようになった。きちんと見つめるようにもなった。私が分るらしい。<o:p></o:p>

次女夫婦が帰った夕方、ソファーで女子ゴルフを見ながらいつの間にか熟睡していた。疲れたけども、充実した休日だった。何よりもこれで大手を振ってゴルフに行けるのが嬉しい。次回は今週末だ。
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ホウレンソウ

2007-04-05 21:04:39 | 平々凡々

  我が家のホウレンソウ

 妻が丹精を込めている家庭菜園の一角に、ホウレンソウが植わっている。暖冬のせいか、生育が良い。毎日のようにおひたしなどで食しているが、育つスピードに追い付かない。娘たちにも分けてはいるようだが、いっこうに減っていない。これ以上大きくなると葉が硬くなって味も落ちるのではないだろうか、と素人ながら危惧している。<o:p></o:p>

先日はご近所さんから蕨を頂いたようだが、昨日は次女が袋一杯のタケノコを持ってきた。あく抜きが面倒なのか糠がないのか、我が家に持ってきたら妻が何とかするだろうと思っている節がある。それに妻が几帳面に応えたようで、今晩はタケノコご飯だった。<o:p></o:p>

それにしても春の食材があふれ、本当に春本番を思わせる。春の七草は薬用になるそうで、せっせと食べたいものだ。<o:p></o:p>

話題がそれたが、テーマはホウレンソウ。標語好きな日本人の「報告、連絡、相談」だ。オアシス運動などと共に職場の潤滑剤として欠かせないものだ。私はいかにも「職場内が仲良く、和気あいあい」としているかのような、このようなこじつけの活動は嫌いというか肌が合わないので、率先して取り入れたことはないが、ある部門ではいかにも「私は管理指導しています」と宣伝したいのか、必要以上にぺたぺたと張り紙しているところがあった。(他部門からの評価は、その部門は独裁的で部門長だけが評価され、エコひいきが多く、一般職は査定がわるいので昇進できない・・・私もそう思っていた)<o:p></o:p>

私はホウレンソウを否定するのではなく、会社には絶対に必要なことであり、社会人として至極当たり前のこととして、強いてPRすることもない、と考えている。要するに、ホウレンソウはその職場としての機能を果たすのに不可欠な条件であり、管理職の最大の仕事なのだ。それを、部下に見よがしに強制するのが、なんだか気恥ずかしい。<o:p></o:p>

情報処理技術の目覚ましい発展により、仕事の進め方も変わっている。松下電器では在宅業務が可能になるらしい。成果主義のひとつの形だろうけど、自宅でキーボードたたけばいい時代になりそうだ。そうなると、ホウレンソウはメール、電話だろうから、感情の交流は無くなるのだろう。結果だけを追い求めてしまうから無味乾燥な世の中になるのだろうか。ただ、これは事務系の世界であり、技術系の仕事は当分、出勤して顔突き合わせて、になりそうだ。膨大な技術データを自宅で閲覧するのは無理があろうし、スキルの伝達・製品の製作確認も重要な仕事だろうから。私としては出勤は隔日で、在宅業務で構わないが。

これからは家庭内のホウレンソウがより大事になるだろう。生活の場が会社より家庭に比重が移りつつある今、我が家の雰囲気を無視していては叩き出されるかもしれないし、居場所がなくなるかもしれない。男にとって、定年退職とはつらくて切ないものなのだ、と分かるようになりました。

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八女と柳川

2007-04-02 21:15:12 | 

  和音君の兜

エイプリルフールの日曜日、懸案だった五月人形を求めに八女へ出かけた。当初は私たち夫婦だけで行く予定だったのが、いつのまにか娘たち家族も同行となっていた。まぁ、自分たちの家に飾るのだから、一緒に行ったほうが面倒がないのでいいのだけど。<o:p></o:p>

 最近は、我が愛車も目いっぱい活用する機会が多くなって、今回も満員で出発。低気圧が来ているとかで、昼からは雨の予報だった。今にも泣きそうな空の下、九州道を下って、八女へ。目的地まで1時間半。孫たちもいつのまにか眠りこけて、11時過ぎに八女人形会館に到着。<o:p></o:p>

 さすがに日本最大級の展示数を誇るだけあって、武者人形や兜、鯉のぼりなどが並んでいる。お客も多い。我々と同じように3世代が揃っての買い物だ。<o:p></o:p>

 ピンからキリまでと云いたいが、特ピンからピンまでの価格帯であり、選ぶのに時間がかかった。鎧かぶとを纏った武者人形は手が出ないので、兜で良い品物を思っていたのだが、娘たちとの意見が合わない。親としては、やはりそれなりの品物を、と考えていたのだが飾り場所などの問題があるし、これにお金をかけるのなら、他のを買ってというのだ・・・。 結局、あれこれ悩んだ末に、二人とも屏風付きで、長女がクワガタ兜、次女が伊達政宗の三日月兜となった。妻の知人の紹介だったので、安くしてもらった上に、二人の孫に陣羽織までおまけしてもらった。遠くまでわざわざ来た甲斐があったというものだ。<o:p></o:p>

 買い終わったのが1時前。お腹がすいたので昼食を柳川で食べることにした。北原白秋の生誕の地、水郷柳川である。観光川下りもあって、女性に人気のスポットでもある。名物料理はうなぎ。妻の大好物だ。


    
  柳川のウナギ屋とせいろ蒸し
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途中、八女茶を買ったりして道草したので柳川に着いたのが2時過ぎだった。みんなお腹ぺこぺこだ。孫二人は元気だが。堀は濁ってはいたが、汚れてはいない。時々水面に雨粒が広がっていた。ビニール合羽を着た川下りの船が行き交うのを窓越しに見ながら、私はせいろ蒸しを食べた。婿殿が帰りの運転を担当する、とのありがたい言葉でビールや冷酒を頂いた。美味かった。<o:p></o:p>

帰りの車の中で、和音君はしきりにおしゃべりする。よほどご機嫌さんなのだろう。物を言う口調なのだ。話し始めるのが早いかもしれない。奏汰君は、相変わらずよく眠る。だからよく育つ。頬がまるまるして金太郎さんだ。二人の成長が楽しみだ。<o:p></o:p>

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ゴールド

2007-04-01 19:09:01 | 平々凡々

 次女のアパート前の桜

期末の金曜日、免許証更新に行った。誕生日前後の2ヶ月間に行けばいいので、ゆっくりしていたのだが4月になると、有給休暇などが流れるから。 と言っても毎年15日以上も未消化だが。<o:p></o:p>

ここ10年以上も運良く違反切符を切られていないので、ゴールド免許だった。おかげ様で講習時間も30分と短いし、有効期間も5年間と長い。<o:p></o:p>

車に乗ると、性格が変わる!人も居るようだが、実は私もそうじゃないかと思う。若い頃は結構無茶な運転していた。でも、ポイントは抑えているつもりだったから、事故は起こさなかった。今もその気が残っていて、時々高速道では飛ばすこともある。さすがに、交差点での発進競争はしなくなったが。だから、車にはネズミ捕り検知器を備えている。 が、一度も鳴ったことはない。 運がいいのだろうと思う。 ねずみ捕り現場に出くわさないのだ。これでゴールド免許なんです、私は。

ということで、免許証更新も1時間少しで終了。午後は年金申請の手続きへ。60歳になったら、受給資格があるとの案内で、戸籍謄本やら住民票を持って社会保険庁へ。結構込んでいた。1時間近くも順番待ちだった。記載内容などを確認して提出した。在職中なので年金はゼロ円らしいが、これさえ出しておけば、後は状況変化に応じて対応してくれるらしい。ひとまず安心だ。 平成18年度最後の金曜日、ゴールドに関した1日でした。<o:p></o:p>

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