気温も10℃以下になれば殆どの昆虫は活動を停止して見掛けなくなります。
今回はカメムシ目の投稿洩れを含む今季の総集編として並べてみます。
カメムシ目は、国内:約3000種、世界中に約55000種の分布
現在は腹吻亜目(アブラムシ、キジラミ、カイガラムシなど)、頚吻亜目(セミ、ヨコバイ、ウンカなど)、
鞘吻亜目(日本には生息していない)、異翅亜目(カメムシ、アメンボ、タイコウチなど)の4つに分類される。
人間との関係
カメムシ目の種の多くは、稲、野菜、果樹などの農作物害虫とされているものが多い。
異翅亜目の種には、越冬時に屋内に侵入し、刺激すると臭気を放ち、衛生害虫とされるのもいる。
異翅亜目の種には、越冬時に屋内に侵入し、刺激すると臭気を放ち、衛生害虫とされるのもいる。
カメムシが好きな人はいなさそうですね。
「幼虫」と「成虫」
▼ヒメジュウジナガカメムシ マダラナガカメムシ科
幼虫 成虫 8mm前後 4-10月
黒色に朱色の十字模様が特徴のナガカメムシの仲間。.
同じ仲間で良く似たものにジュウジナガカメムシが居るが、前胸背と腹部の黒斑で見分けられる。
▼クサギカメムシ カメムシ科 成虫 16mm前後、4-11月
細かいまだら模様のある暗褐色のカメムシ。
幼虫 成虫
▼セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ
アブラムシ科 2.5-4mm、 3-11月
空き地、荒地などに生息する、アブラムシの仲間。
体表には薄くワックス質で覆われています。触角、角状管、腿節後半以降は黒色です。
幼虫は、成虫に良く似た姿をしています。ので幼虫か成虫不明。(大きい方が成虫)
▼ホオズキカメムシ ヘリカメムシ科 14-17mm、4-11月、
濃茶色で、腹部側面に縞模様があるカメムシ。体表面に細かい短毛がはえている。
幼虫 成虫
▼キマダラカメムシ カメムシ科 20-23mm、4-11月、
黒褐色で、黄色の小斑紋が散布されている。頭部から小楯板にかけて黄色の縦条がある。
▼オオヘリカメムシ?ヘリカメムシ科 ▼?ヘリカメムシの仲間と思いますが、
▼オオトビサシガメ サシガメ科 20-27mm、 4-11月、
全身が茶褐色の大きなサシガメの仲間。
山地の日当たりのよい樹上や草上に生息し、小昆虫を捕らえて体液を吸う。
山地の日当たりのよい樹上や草上に生息し、小昆虫を捕らえて体液を吸う。
▼ヨコズナサシガメ サシガメ科 16-24mm、 4-7月、
光沢のある黒色で、腹部側面が広く張り出し、張り出した部分が黒白の縞模様になった大きなカメムシ。
▼ノコギリカメムシ ノコギリカメムシ科 12-16mm、 8-11月、
お尻の辺りが、まるでノコギリの刃をくっつけたように、ギザギザにふちどられている。
▼アカシマサシガメ サシガメ科 12mm前後、 4-10月、
黒の地色に赤い斑紋があって美しい。頭部は黒く、先端は尖っており、側面にある複眼はよく目立つ。
▼アカサシガメ サシガメ科 14-17mm、 5-8月、
全身が赤色のサシガメの仲間。頭部は小さく、色は朱色、複眼は暗褐色をしている。
▼ホソヘリカメムシ ホソヘリカメムシ科 14-17mm、4-10月、
茶色で、後脚が長い、スマートなカメムシ。
▼オオキンカメムシ キンカメムシ科 20-26mm、 5-10月、
橙赤色地に、紫黒色の大きな斑紋を持つ美しいカメムシ。
南方系の種類で、関東以南の海に近い照葉樹林などで見られる。
▼ヒメナガメ カメムシ科 6-8mm、1-6月、9-12月、
成虫は橙地に黒の紋(逆に言えば黒地に橙の条紋 )を持つ。
ナガメより模様が複雑である。アブラナ科の植物の汁を吸う。
▼ナガメ カメムシ科 8-9mm、 4-10月、
黒と赤の模様が目立つカメムシ。赤とあるが、オレンジ又は黄色もいる。
名は、菜の花に付くカメムシから。
▼チャバネアオカメムシ カメムシ科 11mm前後、 4-10月
美しい黄緑色で、その名のとおり翅の部分が茶色いカメムシ。
▼エサキモンツキカメムシ 11-13mm、4-12月、の
位置取りが悪いが上部にくびれがあり小楯板の紋がハート形と判断した。
紋が逆三角形型ならモンツキカメムシです。
▼ウズラカメムシ カメムシ科 8-10mm、4-10月、
全体は褐色していて頭部先から前翅中央に2本の淡い褐色条が見られます。
頭部が三角形で大きく、先が尖って下向きです。
▼マルカメムシ マルカメムシ科 5-5.5mm、4-10月
クズなど、マメ科植物の茎でよく見られる小さな丸っこいカメムシ。
一見カメムシらしくなく、むしろ甲虫の仲間、に思えてしまう。
▼ツマグロオオヨコバイ ヨコバイ科 13mm前後、3-11月、
黄緑色で、頭部と胸部に黒班があり、翅端が黒くなった大きなヨコバイ。
色彩や形状がバナナに似ているため、俗に「バナナ虫」とも呼ばれる。
▼アオバハゴロモ アオバハゴロモ科 9-11mm、7-10月、
きれいな淡緑色で、翅の縁がピンクがかったハゴロモの仲間。
▼スケバハゴロモ ハゴロモ科 9-10mm、 7-9月
黒褐色帯で縁どられた透明の翅を持つハゴロモの仲間。
▼ベッコウハゴロモ ハゴロモ科 9-11mm、 7-9月、
褐色地に2本の白線が入った翅を持つハゴロモの仲間。
セミやアメンボもカメムシ目ですが、次の機会に回します。
当然まだまだいるんですが、こうして見るとカメムシも可愛いと思いませんか?
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カメムシはやっぱり嫌いですが、こんなに種類があって、
こうして見ると確かに意外と可愛いですね。
確かに写真だと可愛いですよね・・。
けどこの子達はお花には来ないでって思います・・。
カメムシは沢山の種類があるのね。
どれもお洒落な姿 うちの中に入ってくるカメムシは叉違うのね。
しいちゃんが言ってるようにお花の蕾や新芽を食べちゃうので来てほしくない~
お体の調子はいいですか。
害虫ですし、ベランダの洗濯物についたカメムシ等とんでもないと嫌いですよね。
私もブログ始めて、投稿するようになってから、存在感の薄い私は、皆から見向きもされないよう様な虫にも気にしなけれなならないよううな気になってきました。
確かに昆虫と言えば、トンボやチョウ、カブトムシやホタルなど子供にも好かれるものが多いですね。
花には、チョウやハナアブが来て受粉のお手伝いをしていますので気になりませんが。
カメムシの仲間には、農業害虫を食べてくれる仲間もいます。
小さな虫も生きるために防衛の為に臭い匂いを出しています。
周り雑草を取ったりして防ぐしかありませんね。
いつもご無沙汰して申し訳ありません。
カメムシは皆さん嫌いだと思われるので投稿ためらったのですが、これも記録としてアップしました。
小料理屋ピエロさんの料理、いつも羨ましく眺めているだけです。
お気使いありがとうございます。体力、気力の低下は防ぎようがありませんが無理せずに過ごしています。
日本海側の方は雪が凄いようですが、子供の頃はシベリア風が吹き荒れる所だったので強いはずですが、
このところ寒くなってきましたので巣籠状態です。
東京のコロナ感染者が拡大していますので、
1/5に定期的な点滴治療と超音波検査が予定されていますので、不要不急は自粛と言われていますが思案中です。