前回は、史跡佐渡金山の坑道が主でしたが、そこから運び出された鉱石を分析する場所が、
少し山を下った所にあります。
場所は新潟県佐渡市相川北沢地区。
相川金銀山北沢浮遊選鉱場 (佐渡観光ナビより)
もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、
日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、
1ヶ月で50,000トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。
この建物は昔は発電所でした。
北沢浮遊選鉱場跡は、
ジブリの天空の城ラピュタに登場するマチュピチュのようだと人気がでてきました。
ジブリの天空の城ラピュタに登場するマチュピチュのようだと人気がでてきました。
対面にシックナーがあります。
駐車場もあり、これらを見学するのは無料です。
佐渡金山採掘で平成元年まで活躍した50mシックナー(泥鉱濃縮装置)跡。
西洋の技術を取り入れた近代鉱山選鉱場跡。
荘厳で迫力ある直径50mの巨大な泥鉱濃縮装置は、
当時、輩出した泥状の金銀の鉱石を水分で分離した作業場でした。
荘厳で迫力ある直径50mの巨大な泥鉱濃縮装置は、
当時、輩出した泥状の金銀の鉱石を水分で分離した作業場でした。
ローマのコロシアムのようだと話題の人気の観光名所でもあります。
地続きに相川郷土博物館(休館中:令和4年6月1日から令和6年3月31日 予定)、
相川技能伝承展示館(伝統工芸である「無名異焼(むみょういやき)」と「裂織り(さきおり)」が体験できる。
等があり、最近は後ろにカフェが出来、結構込み合っていました。
夜間のライトアップ LED照明で時間と共に色が変化していきます。
2022年4月22日(金曜日)~2023年2月28日(火曜日)
開催時間:19時~22時(4月~9月)、17時~22時(10月~2月)
22/10/15午前11時から、食と芸能、工芸体験を楽しむイベント「ミライノキタザワvol2」が開かれ 、
夕方からはスカイランタンを打ち上げる「ランタンフェスティバル」も開催され、選鉱場のライトアップと合わせて幻想的な情景を演出。
東京に帰ったので見ることができませんでしたが、感動的ではないかと思っています。
次回は、佐渡はやはり海岸線ですので、荒波をお届けする予定です。
ー-----------------------------------------------------
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます