花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

昆虫観察(7月)セミ、トンボ編、蝉時雨に癒されて、

2023-07-24 | 昆虫
家の周りにも蝉の抜け殻を多く見るようになりました。
気温の暑さとセミの鳴き声、まさに夏本番です。
抜け殻があちこちに、、 朝夕はヒグラシの甲高いカナカナカナ合唱です。

セミは、カメムシ目・頸吻亜目・セミ上科に分類される昆虫の総称。
どの種類も鳴くのは、オスだけが鳴きますが、口から声を出しているのではなくて、
腹で音をだしている。勿論メスを求めて頑張って鳴いています。
腹の中に発音膜、発音筋をふるわせて、腹部を覆う腹弁で強弱や調子を変えている。

アブラゼミ
大きさ:53-60mm、時期:7月ー9月、ジージリジリジリと鳴く。
茶色のまだら模様の翅を持ったおなじみのセミ。


ミンミンゼミ
57-63mm、7-9月、ミーンミンミンミンミーと鳴く。
翅は長くて透明、黒地に緑色の斑紋があるセミ。

ヒグラシ   別名:カナカナ
53-60mm、7-9月、カナカナカナと、夕方と早朝に哀調のある声で鳴く。
翅は透明、褐色地に緑色の斑紋がある。オスは腹が長くメスは短い、
オスの腹部はメスよりずっと大きい。ほかの多くの昆虫と逆である。
これはセミ類の大きな特徴だ。
写真はメス?  メスもう少し大きく褐色のように思います。


ニイニイゼミ
32-40mm、6-9月、ジージーと鳴く。木に止まっていると見分けにくい。
翅は灰褐色の斑模様がある小振りのセミです。
左:脱皮後間もなくのものです。

ツクツクボウシはまだ今年は見てないです。

ミヤマアカネ
トンボ科アカトンボ亜科、大きさ 32-39mm、時期 6-12月、
翅の先端部に褐色の太い帯を持つアカトンボ。
このような特徴を持つ赤とんぼはミヤマアカネだけなので判別しやすい。
メスの体色はまっ赤になることはなく赤みがかかった褐色。
翅の先端の縁紋は、オスは赤く、メスは白い。写真は白いので♀です。

シオカラトンボ
トンボ科トンボ亜科、大きさ 49-60mm、時期 4-11月、
もっともなじみ深いトンボのひとつ。シオカラトンボとは、成熟して水色になったオスに
つけられた名前で、茶色いメスは俗にムギワラトンボと呼ばれる。
シオカラトンボ
ムギワラトンボ

ニホンカワトンボ          ▼アサヒナカワトンボ

▼カワトンボの仲間と思われるが、アサヒナカワトンボかも

ハグロトンボ
カワトンボ科カワトンボ亜科、大きさ 53-68mm、時期 5-10月、
細長く、黒っぽい翅を持った、ヒラヒラと飛ぶトンボ。オスの胴体は金緑色に輝き、メスは全身が黒い。 
♂                  ♀
 

家の周りの自然も伐採されたりして少しづつ環境も変わってきていますので、
セミの発生も変わってくるかもしれません、そして以前は家の池にサナエトンボ、
オニヤンマも姿を見せなくなりました。
朝夕の哀愁帯びたヒグラシの蝉時雨は、子供の頃を思い出す癒しの時間です。
何時までも続いてほしいものです。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
nokoさん こちらこそご無沙汰しております。 (MIMI69)
2023-07-25 21:08:26
暑中お見舞いをいただき、ありがとうございました。
病院通いながら忙しくなんにでも取り組んでいるおられ様子にいつも敬服いたしております。
歳のせいか最近の猛暑日の連続で、体力、気力もダウンしています。
先日、珍しく都心に出掛けて、渋谷スカイの229mの屋上展望台から都心の360度の景色を眺めてきたのですが、
暑かったこともありますが、全くという程感動しなかったのでショックでした。
混んでも日が沈む頃の方が良かったのかっと反省しきりです。
年取るというこはこんなことか思ってしまいました。
金の浪費より時間の浪費の方が気になり、ひと時たりとも無駄に過ごしたくないと思うようになり、つまらないテレビみるより、you tubeなどの自分の興味ありそうなものを見てるようになりました。
年取れば体にガタが来るのは当たり前なのでダマシダマシ使っていくようにしています。
まだまだ暑さが続きますが、ご自愛ください。
Thanks,
返信する
暑中お見舞い申し上げます! (noko)
2023-07-25 13:08:44
MIMI69さん  お久しぶりです。
お誕生日に皆さんの、沢山のお祝いのコメントを見ましたが、書きそびれてしまいました。<m(__)m>すいませんでした。
相変わらず、忙しく生活しています。
今日は、珍しくゆっくりで、録画を見ていました。
病院通いなどで忙しいのはご存じでしょうが、今年に入り、主人が胃・エコーの検査をしたとろ、検査が必要になり、新しい病院がまた増えました。無理もありません。88歳です。最近、痩せてはきましたが、とても元気です。
お野菜作りも殆どしてくれます。私は、収穫専門です。
昨日は3回目のMRIで総合病院に行きました。造影剤を入れてします。変化がないという事でまた3ケ月後にという事です。治療方法はないそうです。この夏、機器の良いのが入ったみたいで、秋に、悪くなっていれば手術をしてくださるみたいです。
大きくならなければ良いとも、手術は早い方がいいとも思っていますが、やはり、このまま行ってくれるのが1番良いと思っています。
私も腫瘍があるのですが半年後から1年後の検査になりました。造影剤を入れての検査ではありません。
病院に行きながら元気に過ごしていますので、その合間に好きなことをやっているという状態です。
木曜日にはレッスンに行くというのにまだ1回も練習していません。今日・明日はする積りです。
主人は痩せるので、今、力を入れているのは夕食づくりです。体に良い食品を食べています。
おかげで、腎臓の方も主人はバナナの許可が出ました。(数値が減ったのと太らせるためらしいです。)
私も、今月から薬が1つ減りました。塩分を6gに制限が大変です。二人とも7g代です。こんな数値まで、測られるのは凄いですね。自分のことばかり書いてすいません。こんな状態で頑張っています。
今日の、ハグロトンボは昨年初めて投稿しました。別名:神様トンボらしいですね。2週間前から先生のお宅に行くと飛んでいました。

「今日も幸せなトンボを見ました。」と言って入っていきます。名前は憶えていませんでした。もう大丈夫です「オハグロのハグロ」ですね。(笑)
湿地や水辺の生き物だそうです。絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうですね。
蝉の抜け殻は我が家にも出ます。
MIMI69さんも気を付けられているみたいですが熱中症には特に気をつけましょうね。酷暑の時お大切に。
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