花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

野草花(7月)ベニバナボロギク、ヤブミョウガ、アイノコセンダングサ、他。

2023-07-20 | 野草(花)
まだまだ暑く何処にも出掛けていません、7月の在庫写真から集めてみました。
以前に投稿した時期に比べれば1ヵ月以上早くなっているものもあります。
植物達も今の気候は昔とは違うと感じているに違いありません。

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
キク科ベニバナボロギク属、1年草、アフリカ原産、花期:9月~11月、
花序全体が下向き、花冠の先はオレンジ色、下部の葉は羽状に切れ込む。
似たものにノボロギクがあるが、花色が黄色です。

ヤブミョウガ(藪茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属、多年草、花期:8月~9月、
根は白色で長く横に這う、茎は50~90cmで中ほどに葉を6,7枚を集めて付ける。
花は白色で径7~10mm、果実は青藍色に熟す。

アイノコセンダングサ(合の小栴檀草)
 キク科センダングサ属、1年草、花期:9月~11月、
基本はセンダングサと同じであるが、外周の筒状花のうちの何個かが大きく白くなる。
 コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種と言われている。
実は全体では球状になっていますが、細長い棒状のパーツが1つ1つ分離。
先端の二股に分岐している部分が、服の繊維に引っかかりやすい構造になっているのです。
コセンダングサか?

ヤイトバナ(サオトメバナ)  別名:ヘクソカズラ
アカネ科ヘクソカズラ属、つる性多年草、花期:8月~9月、至る所にある雑草。
葉や茎に悪臭があることから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。
ヤイトバナは、お灸(ヤイト)の跡に似ていることから。

ショウジョウソウ(猩々草)       別名:クサショウジョウ、アニュアル・ポインセチア 
トウダイグサ科トウダイグサ属 1年草 北米南部、ブラジル原産 花期:8月~10月
赤い虫食のような苞色と、本来の緑色の苞色が対比されて美しい、
夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。
花は苞と比べると目立ちません。
明治時代の帰化植物ですが、現在では大分野生化してきてると思います。

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
ドクダミ科ハンゲショウ属、多年草、花期:7月~8月、
水辺や湿地に群生する、上部の葉の付け根から花弁のない白い小花を穂状につける。
名の由来は、夏至から11日目にあたる日を暦上では半夏生(今年は7月2日)と呼びその頃咲くからと
花期になると上部の花近くの葉が下半分白くなることから半化粧、片白草と呼ばれている。
野草らしからぬ写真ですが、何分にも家周りのもので我慢です。

余談ですが、メモとして記しておきます。
SDGsエスディージーズ(持続可能な開発目標) の言葉が良く出てきます。
国連が2015年9月掲げた17の目標(169のターゲット)です。
世界中に存在している環境問題、差別、貧困、人種問題等の課題に、
全ての人の行動によって2030年までに解決していこうと言う行動目標、計画です。
例えば、目標13から15「環境」
気候変動問題・海と陸の資源に対して、人間だけでなく動植物が暮らす自然の持続可能性に関する目標

SDGsの達成には、政府主導の取り組みだけでなく、自治体や企業・団体などにも
積極的な取り組みが求められています。
良くSDGsが採択されて以降、食品ロスの問題が取り上げられるシーンが増えてきました。
一般的に日本では食品ロス=フードロスとして使われていることが多いようです。
しかし、よく聞く「食品ロス」と「フードロス」という2つの言葉の意味に違いがあり、
「食品ロス」とは、本来は食べることができるのに捨てられてしまう食品のことを指し、
フードロス(Food loss)は、生産から卸・流通までの可食部・不可食部の食品廃棄物です。

最後に日本のSDGsの達成度はどれ位か気になりますね。
2020年度版のレポートで、日本の総合的な達成度および、スコア値による世界ランクは、
日本は総合スコア79.17で、世界第17位となっています。
とは言え、ゴール目前に近づいているのは、17の目標の内まだ3つほど。そう考えると、日本のSDGsは、まだまだ十分なものとは言えない状態です。
私たち一人ひとりが、自身の近くにある課題や取り組むべき課題を見つけ、小さなことからでもアクションを起こしていく必要があります。
大きなテーマで、詳細な部分まで理解していないですが、
各人が少しのことでも出来ることがあれば、参加していくべきですね、
これからも気にしていきたいと思っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


最新の画像もっと見る

コメントを投稿