子供の頃の夏休み中は、セミやトンボ、クワガタ等が定番でした。
しかし今回はマイナー(?)な昆虫を取り上げてみます。
マイナーとしたのは、あまり人が取り上げそうにない小さい存在,有名でない意味で
取り上げたので、マイナーの他の違う意味(人気、重要がない等)とは違います。
▼キンバネチビトリバ
チョウ目トリバガ科 大きさ (開張)12-14mm、時期 4-9月
橙褐色の美しいトリバガの仲間。
幼虫は、カタバミの葉やサヤを食べる。
幼虫は、カタバミの葉やサヤを食べる。
▼ヒルガオトリバ
チョウ目トリバガ科 大きさ(開張)14-24mm、時期 4-12月、
チョウ目トリバガ科 大きさ(開張)14-24mm、時期 4-12月、
一見ガガンボに見えます。 ヨモギトリバよりスレンダーですが、大きいです。
幼虫はヒルガオやサツマイモの葉や花を食べる
▼キイロホソガガンボ
双翅目 ガガンボ科ホソガガンボ属、大きさ 体長12-14mm、時期 5-10月、
黄色地に黒い斑紋が目立つ。
巨大なカのようですが、血は吸いません。
▼ナナフシ(ナナフシモドキ)
ナナフシ目ナナフシ科、大きさ ♂60mm前後 ♀85mm前後、時期 6-11月
まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫。
よく似たエダナナフシとは、本種の方が触角が短いことで見分けられる。
ナナフシは漢字で「七節」と書くが体の節が7つと言うことは無く、7が多い位の意味です。
擬態のスペシャリストで、緑色の個体と褐色の個体がありますが、木の枝、葉に擬態するので、
生息する環境で違うようです。
▼ヒメハバチ科の仲間? シロスジヒメナバチ?
▼ヤマトシリアゲ(シリアゲムシ)
シリアゲムシ目シリアゲムシ科、 大きさ(前翅長)13-20mm、時期 4-9月、
体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
頭部が長く前に伸び、オスはお尻をクルリと巻き上げている。
初夏に現れるものは黒色で比較的大きく、晩夏に現れるものは黄色っぽく小さい。
シリアゲムシ目シリアゲムシ科、 大きさ(前翅長)13-20mm、時期 4-9月、
体は黒色で、翅に2本の太い黒帯を持つシリアゲムシの仲間。
頭部が長く前に伸び、オスはお尻をクルリと巻き上げている。
初夏に現れるものは黒色で比較的大きく、晩夏に現れるものは黄色っぽく小さい。
黄色っぽいものはベッコウシリアゲと呼ばれ、昔は別種と思われていた。
▼ヤケヤスデ
ヤスデ網オビヤスデ目ヤケヤスデ科 18-20mm、体幅約3mm 4-10月、有毒害虫 、
体色は主に褐色であるが、変化に富み、黒色に近いものから明るい褐色のものまである。
背板のそれぞれの中央部に横の溝線が1本ずつある。
臭腺と呼ばれる器官から特異な臭液を分泌し、不快臭を発散するので、不快害虫として嫌われる。
ヤスデは1つの節に対して片側2本ずつ計4本の足が生えています 、成体の胴節数は多くが20 。
脚は最初の胴節には無く、2-4胴節には1節に1対ずつ、それより後ろの胴節は1節に2対ずつある。
ヤスデ網オビヤスデ目ヤケヤスデ科 18-20mm、体幅約3mm 4-10月、有毒害虫 、
体色は主に褐色であるが、変化に富み、黒色に近いものから明るい褐色のものまである。
背板のそれぞれの中央部に横の溝線が1本ずつある。
臭腺と呼ばれる器官から特異な臭液を分泌し、不快臭を発散するので、不快害虫として嫌われる。
ヤスデは1つの節に対して片側2本ずつ計4本の足が生えています 、成体の胴節数は多くが20 。
脚は最初の胴節には無く、2-4胴節には1節に1対ずつ、それより後ろの胴節は1節に2対ずつある。
▼ウンナンヨツボシホソバ♂
‐鱗翅目ヒトリガ科コケガ亜科、前翅長:♂21.0-23.0mm ♀19.0-23.0mm、時期 6-9月、
♀は翅が黄色で前翅に2個づつ計4個の点がある。 ♂の翅は灰黄色。右:幼虫
ウンナンヨツボシホソバとヨツボシホソバの似た2種があるが、
外観は酷似していて♂交尾器によりしか判別は付かないようです。
夏の間中蝉の鳴き声が喧しいくらいですが、今日初めてツクツクボウシの声を
今年始めて聞きました。
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