farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

野菜の物語を語る

2011-12-25 22:02:25 | Weblog
スーパーで野菜搬入を終えて、ほっとしているところに、軽トラの雪を見て、何処からきているのか問う人がいた。私の答えは、市の北海道のような雪の多い所。この返答を面白がられて、野菜の販売の秘密を教えてくださる。当市の有名は蒲鉾屋さんの営業をされている方です。
物を売る場合、ストーリーを語るのがいいと。
私の田舎の地名に何々院と院がつくので、いい名前でそれだけでも価値があるとのこと。
私も私なりに考えていた事なので意気投合です。
売る場合、売り込んではいけないと。
ストーリーを語り、相手に買いたい気持ちを起こさせるです。
考えていても実行していない壁が立ちはだかり、その壁突破が課題と話してしばしの初めて会った方との会話でした。
心を開いていれば、すっといいアイデアが飛び込んできます。
壁の前で行ったり来たりを繰り返している私には新鮮な駐車場でのビジネストークでした。
農にたずさわって、10年目を向かえ、大切な刺激でした。
やっといろいろ考えられるようになるには、10年近くの時間が必要でした。
母のつくる白菜には、物語が確かにあります。
私のこだわり野菜にも物語はあります。
語ることの大切さ。消費者は農家の声を聞きたがっているのです。
今日はお宅のお米はおいしいとほめてくださいました。
そのはずです。京都の北海道のようなところで、愛情を込めて作っているからです。
夏の夜間の冷涼な気候がおいしさの鍵だと考えています。
何にでも語れる物語があり、それを語る。
それが農産物販売のヒント。
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加藤登紀子さんのほろ酔いコンサート

2011-12-25 11:34:02 | Weblog
登紀子さんのお酒を飲みながら、元気いいコンサートから一週間。
三男を誘って久しぶり祇園界隈を歩いてきた。
二回目の登紀子さんのコンサートでした。昨年の富山、今年の京都。
なんとなく、1968物語でご縁を頂いていたので、再度レクレーションを兼ねて、年末の京都へ。
コンサート会場は今回も中高年多数なので、三男には悪いなあと思いつつだったがが、怒りんぼうの彼も静かに聞いていたようです。
私は音響が煩くて、はっきり歌声が聞こえないのが残念でした。年のせいかもしれません。雑踏の中などでは聞き取るのが大変なので、老化のせいかもしれませんね。だからお母さんの声は息子達が言うように、大きい。
休憩中、息子は登紀子さんの新刊本、スマイルリボルーションを買っていた。
終わりにサイン会があり、嫌がるサインに私が並び、恰好悪いと思った三男は場所を変えた。なのに、サインを頂くときになって、現われ、強引に握手してですって。びっくりしました。登紀子さんは応じてくださいました。富山でのお礼を言って速やかに場を離れました。登紀子さん思い出してくださったかどうか分かりませんが、ほろ酔い気分で師走の街へ。

あまりにも強烈なコンサートだったので、感想が今になってしまいました。
その中で哲学者の山折哲雄さんがゲストで、トーク展開。
登紀子さんのトークには、耳を傾ける価値があります。
里も土も海を汚してしまった現代社会への警鐘です。
取り返しの出来ない現実にあって、持続的可能な社会を目指していこうということだと思います。
歌を通して、農を通して、諦めることなくいい社会を実現しいこうと呼びかけておられるのでしょう。だから私は登紀子さんがすきなのだとおもいます。
Never
give up tomorrow!
スペル合っているかしら?
年齢を忘れて、立って、歌っている私もいました。驚き!
私には、1968の歌が良かったです。

バイタリティいっぱいの登紀子さん。
お酒を飲みながらのコンサートって、笑っちゃいますが、こんなコンサートも楽しいですね。
お酒を飲まない三男が
日本酒っておいしいなあ。


忙しい師走を過ごしています。
先ほど雪かきも終えて、白菜のぬかずけもしました。
玄関においている、すぐきもすぐき漬けらしく、いい香りを放っています。
成功です。
さあ、これから、蔵からバケツなどだしてもち米洗いの準備。
雪に埋もれ、やっと年末らしく、時間に追われています。
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