farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

お猿さんだよ

2012-09-12 10:02:42 | Weblog
今朝は、もやだって今年はじめて感じる秋らしさです。
気分、爽快。
体も心も弾みます。
この間のけだるい、ごろごろは嘘のようです。

昨日、山際の生姜畑、ハーブ畑近くの草刈りです。
山際がすっきりしました。
いのししの遊び場もありました。
草刈り機のエンジン音を高く、汗たらたらで作業していると、
感じのいい、知的な若者がちかずいてきました。
何でこんなところに?
猿の調査なんですとの答え。
うあー嬉しいと私。
あそこが猿の幼稚園のようなと説明なんか不要だろうに、おせっかい会話。
私の見方と、彼の専門的観察は違うのが明白に解かりました。
ほどよい会話の後、彼は奥へドンドン入っていきました。
何をされているのだろと興味深々で草を引いていました。
音もなく、静かななかに、とても柔らかい声がしたようです。
何かしら?


暫くすると、
彼は、まるでクマのプーさんのクリストファー ロビンがプーを引きずってくるように手にお猿さんをぶら下げて帰ってきました。
あの猿をどうして捕獲されたのかが、関心でした。
答え、
猿が栗の実を狙っているのが解かったので、栗の木のもとで待ち、麻酔銃で捕らえたとのことでした。納得。
これから一時間の後、追跡可能なチップを埋め込み、再び、群れに返すのだとのことです。
これで、群れの行動が把握でき、対策の打ち方がわかるのです。
群れに返されるところを観察したかったのですが、時間が合わず、たちあえませんでした。残念でした。
写真を撮らせて頂きました。
顔の赤い可愛らしいさる、8歳位でメスとの説明でした。
これは、府の森林保全の方からの仕事のようでした。
麻酔にかかったお猿さん、こんなに身近に見られるなんて、ラッキー。
私を木から観察していただろう猿を身近に見ました。
こんなに可愛いのなら、敵のように見なくても、もっと、共生できる環境になればとおもいました。
福井県境辺りにも、観察できるような群れがあるそうで、これからは生態が明らかになり
対策が練りやすくなります。
今でも近くで猿の声がしています。
また違う群れかもしれません。
群れで移動する猿軍団。
私も、座っていないで、アスパラ畑へと移動します。
群れないで。
コメント (2)
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