昨日は思いがけない村のお葬式でした。
寝ぼけ眼でお隣に老人会の回覧板を届ける中、掲示板で見つけたお葬式の案内でした。
あわてて出かけました。に三日前、奥さんと散歩中、立ち話の花を開かせていました。
お具合を尋ね、子犬でも買って、触らせてあげてと犬好きの奥さんに言ってたばかりでした。
でも、思いがけないお葬式となりましたが、お人柄を天は読んでいたのでしょう、いいお天気の中で
お見送りが出来ほっとしていました。
息子さんの言葉から知ることも多く、もっと早く知っておくべきだったと後悔しました。
やさしい面差しで、優しい言葉でユーターンしたばかりの私にとって、まるでお兄さんのようでした。
学生時代はバスケの選手で国体まで出て、法科出身で読書が大好きだったとのことでした。
昨日、今朝、知る情報です。お棺にも六法全書が納められたそうでした。
その方らしい在り様であの世に逝かれました。
今日は、朝から村の年度末総会で帰り道、甥ごさんと懐かしい思い出話をしながら帰ってきました。
村の大切な宝物を失ったと今痛感しています。
村に帰って以来、多くの方を送らせてもらいましたが、一番印象に残る方で、惜しい。惜しい。
法の書とバスケットボール、そして笑顔。柔らかい物腰。
村の大事な宝物を失ってしまいました。
六法全書とスポーツマンシップ。努力、働き者。
そのうえに培われた優しい人間性を備えられ、皆から愛される資質をおもちでした。
もうあの笑顔が見れないなんて、寂しいです。