冬の冷たさが身に染みるこの季節、村の女達の観音講。
いつものように般若心経、それに続き、西国三十三所御詠歌を鉦の音とともに上げます。
その後は気楽なおしゃべり茶会です。
たまにの会では、いつもわいわいがやがやで、話題は様々なトピックが飛び交い、和気あいあいと
異年齢でいいものです。
毎回の観音講のなかでの歌に心を引き締め、年々内容も身にしみます。
冬中、村の女達は楽しみながら自らを教育し、世代にバトンをわたすのです。
若い方には、遠い事のように思われますが、世には無常の風も吹きわたるので大切な村の習慣です。
都会から帰ってきて14年、田舎の習慣にも慣れました。
寒さで身のしまる大寒の午後でした。
明日は気分を変えて、京の都へ。
息子家族は出かける為孫をみられず残念ですが、たっぷり、講演やゴッホの絵を楽しんできます。
講演は京都使い捨て時代を考える会の石田紀郎元京都大学教授のものです。
在職時代から馴染んでいた先生のお話です
慣れた京都なので、地下鉄にのってあっちこっちへ万歩しましょう。
今話題の御金神社にもお参りできるでしょうか?
二大テーマがあるので、友達と会う時間が見つからないかもしれないが、会の中で
高校時代の友達が見つかるかもしれないです。
さあどうなりますやら?
靴も磨いて、着ていくものも準備完了。
エプロンと長靴じゃありません。
ちょっぴりおしゃれして出かけたいです。
近代美術館がある平安神宮、岡崎あたりは、粟田口にある、昔の勤めていた会社、古美術の山中も近く、また
息子達を連れてよく出かけた動物園も近くで、懐かしい場所も歩きます。朱色の鳥居の側が美術館です。
近くには府立図書館もあり、懐かしい第二の故郷です。