新年早々100年忌の案内を受けた。清雪禅童女。母から聞いていた美人のゆきこさんに初めて出会ったのです。
今朝新聞で同志社大学の浜矩子さんの100年前と100年後というコーラムを読んだばかりだったので、不思議な思いでした。
丁度世界一次大戦が終結したのが100年前。
其のころに亡くなった方の案内でした。昨年も100年忌の案内を受けたばかりで、次々と子供を失くされた父の養母の思いに
こころが行きました。父はそのために親戚筋からの養子として育ち、その父も昨年13回忌を終えたばかりでした。
見知らぬ先祖に当たる、若くして亡くなったゆきこさんに雪の降る季節に出会い、感慨深く思います。
家を継いで、先人のこころに触れる新年です。
70才になって、100年前って、ちょっとこないだのことに思われます。
京都人が応仁の乱はこの間のことという気持ちがわかるようになりました。
この間のこと。
村を犬と散歩中、同じように歩いて生きておられたのだと思うと、あったこともない人が身近に思われます。
若い、若いと思っているうちに、あれやこれやと右往左往しているうちに、70年も過ぎ、アメリカに行ったのも
もう50年前です。
今、時間の不思議に心躍ります。
今年は築山の南天、万両、おもとの赤がやけに鮮やかで、心躍ります。
ゆきこさんも泥んこの私を喜んで下さったらいいのだが。。。。
家を守っていますよ。