補植の合間に

田んぼ周辺には、たくさんのヤマブキがはえていて。特に雑草から出ているフキは軸が長くて嬉しい。
つい補植の休憩時、フキとりをしました。
一度ゆがいてから醤油と赤ワインでことこと炊き上げます。
フキの佃煮です。
明日は雨、そんな日にする台所仕事です。
山里の素朴な味になり、夏に向けての、食欲増進の友となります。家中、ヤマブキの香りが立ち、
いい豊かな時間となります。
母がすべての葉をちぎってくれているので、手にあくがつくこともなくらっきー。
家の掃除は際限なしなので、好きでないが、ジャムなどことことする台所仕事大好きです。
田のそばでせっせとヤマブキを摘んで、なかなかいい時間です。
田舎ならではの豊かな時間です。
お醤油は小豆島のもので、こだわっています。
野趣豊かな香りがたちこめるはずです。
明日は雨。ゆっくり。
補植を手伝ってくれた三男も機嫌よく帰り、ほっとです。
皆それぞれの家族の元に戻るまで心配なばあさん母さんでした。
たまに男の子が家にいてくれると、安堵するから不思議です。
高齢女性世帯はなんとなく危ないので、彼等がいると安心でした。

夜も変な電話がかかってきます。家、けっこですが常套応答です。
若い男性や女性からかかってきますね。あの手、この手で彼等も必死のようです。
うちは、けっこうです。と電話を切ります。
以前は、無言電話。留守かどうか確認しているのかな？
明日はすべて忘れていい香りに包まれます。