farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

こだわって

2021-11-10 07:20:15 | Weblog
野菜が出来たら、次は販売です。
いつものスーパーへの搬入も日常化しています。
最近は10時ごろの搬入で客さんと対することもありこれもまた地産地消野菜を理解するのに有益です。
大きな白菜を買って下さる若い方がいらして、ターサイも無料で差し上げました。まだ見慣れぬ野菜なので、味しってもらうのが大切なんです。まだユーターンして間もないころから、知り合いが作っておられた色濃い葉を大きく展開した野菜に力強さ感じ魅了されていた野菜です。
お客様に名前を聞かれ、答えると、アー変わった野菜を作っておらっるかたねと返ってきました。
まだ初めてお会いする方からそう言われ、はっとしました。そう、私、私らしい野菜にこだわって、その頃、中が白くレースのようなエンダイブに凝っていました。なんとなく暗く感じる土地で若い方に都会で見つかる野菜をと考えていました。ズッキーニもパクチービーツ、ジャムにするハーブのルバーブなど張り切っていました。もう昔のことになっています。
今、再び、変わった野菜を作っておられる方ねと言われ、零細業へのこだわりを思い出しました。
京都に仕事に思いを残しての突然のようなユーターンだったので、初々しいこだわりを持っていました。
なにもかも新しい事なの、張り切っていたのが懐かしくなります。その頃は、まだぺーパ―ドライバーで車にも乗れず、父のホンダバイクを乗っていました。野菜をつんで走っていました。まだその頃は野菜の直売所はない頃でした。西舞鶴のとれとれセンターまでの長い距離を往復した居ました。
今家から10分、軽トラで便利になりました。その頃は若さと言っても60才前の元気を燃料に走っていました。
今新たに、初心に戻り、私らしい野菜作りに専心したいと再確認のお店で若い方との会話でした。
喜んでいたホウレンソウはすべてぼろぼろで失敗、いろんな失敗を重ねて、理想に近づきたいものです。いつも一歩、一歩です。
野菜作り、高齢期の楽しみや喜びにしたいものです。
心掛け次第で、野菜を通して、輪は広がります。
宮沢賢治の本も深く読みたい!
コメント
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