やっと ゆっくり、のんびり自分遊びができるほんの短い時間ができました。
思い腰を上げて、家を出る。プチ家出だと思っていいです。
行先は、二、三の用事後の図書館です。
今日は、西の図書館。
昨日は東の図書館。
いろいろ広げられている書棚は、宝箱です。
好きな図書はすぐ選択できます。
江戸時代関係の図書、絵本や民話関係の本。
地域史コーナーに行くと、やっと見つけた本がありました。
地域史に拘って以来、ずっと気になっていた冊子です。
江戸時代に書かれたもので、我村のある方がお殿様から認められた記録が残っている田辺孝子伝
です。戸棚を開けてもらって手にする古い本。
いざ手に取ってみると、古文体で書かれていて、ああー無理だわと思わされました。
江戸時代の文体。でもあきらめずに繰っていると、パット我村の名前が判読できました。
まさに探していたのは、これ!だったのです。
あまりにも早く、見つけられ、びっくりしました。
ずっと もう かれこれ10年位こだわっていたので、本の神様がおられるとした、その神様がもうそろそろいいだろうとの声がかかったような感じです。こんなにあっさり見つかるなんて、お喜びです。いつもあきらめずに求めていると、いつか扉は、あくのだと思わされました。
大好きな絵本を見たり、江戸時代関係の図書やみじかな方の孝行話に出会ったり、
何でも、出会いはうれしいものです。
今、ゆっくり読んでいます。
英語の方が簡単に思われるからおかしいです。
ストーブで煮えたぎるお湯の音を聞きながら、ほんのページを繰る。
私のしばしの豊かな時間です。
田起こしを始めるまで、今ゆっくり、心と体を休めよう。