どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ピースメイカー」

2022年07月24日 | テレビ
U-NEXTでジェームズ・ガン監督の「ザ・スーサイド・スクワッド」に出ていたピースメイカーというキャラクターを主人公にしたスピンオフ・ドラマ「ピースメイカー」を見てみる。ガン監督らしい脱力系なユーモアやセンスの光る面白い作品にはなってましたが第1話だけだとまだ物語もそんなに動いてないし特別惹かれるものまでは感じれずでした。全8話あるようですが続きを見るより他の見てない映画とか見る方と天秤にかけると他映画を見る方を優先する事となりました。
また時間のある時にでも改めてまとめて見たいとは思います。何かマーベル系なのって沢山ありすぎてついて行くのがしんどいというか、もういいかな…って感じもあります。
誰かこのドラマ最後まで見てハマったって人はいますか?シーズン2も作られてるとも聞くのでシーズン2が出来た頃にまとめて見ようかなと思ったりしてます。




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「ムカデ人間3」

2022年07月24日 | 映画
「ムカデ人間」の1と2はDVDで見ていたが3はもういいかな…と見て無かった「ムカデ人間3」がU-NEXTにあったので何となく鑑賞。相変わらずグロくゲスな内容で1と2の主役だった俳優が存在感満点の狂った芝居を見せてくれました。その常軌を気した感じが可笑しくもあり恐怖を超えた笑いというかぶっ飛んだコメディとしても見れてしまう変な映画でもありました。
前2作のセルフパロディ的な要素もあるパワーアップした狂ったお話です。
刑務所の狂った所長と会計士?が凶悪な囚人達をムカデ人間にして繋げちゃうという凄い展開。なかなかムカデ人間の完成形を見せずに描いているので一体どんな感じになってるのだろう?という変な期待も持たせてました。今回はムカデだけで無く芋虫人間まで作って繋げたりしてます。
所長の秘書の女がエロかった。だけど彼女も繋がれちゃいました。所長役の役者の表情や芝居は強烈で彼のインパクトがこの映画の大半を占めていたと思います。
エリック・ロバーツも出てました。






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「コーマ」

2022年07月23日 | 映画
前から気になっていた映画「コーマ」を鑑賞。ジュヌビエーブ・ビジョルドとマイケル・ダグラス主演の病院サスペンス映画です。手術中の麻酔で問題が起きて昏睡状態となるという恐ろしい事態が連続するという病院の真相に迫る内容でした。かなり生々しくリアルな手術や病院の描写だったのもあり真実味も持って見れました。原因は謎でしたが真相が明らかになるにつれてまさかのSFチックな展開にもなりましたが意外さもあり興味深く恐ろしくも感じながら見れた。どんどんヤバい方向に向かってゆき全貌が分かるとゾッとするものがありましたが映画的な展開としてはスリルとサスペンスが盛り上がりました。
病院ってやっぱり何か恐ろしいものがありますね。人の死というものがあっという間に起こり得るという普段は気にしていない事実を突き付けられたような気もしました。






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「エルヴィス」

2022年07月23日 | 映画
病院行く前に時間があったので映画「エルヴィス」を鑑賞。監督がバズ・ラーマンという事で映像派手めなゴージャス・ミュージックビデオ的な感じかな?と思ってましたが、まさにそんな感じの映画でした。
映像編集やVFXがくどいですが見応えあって映像と音楽で楽しませてくれます。劇場のスクリーンで大音響で堪能出来ました。
プレスリーの音楽は有名で聴いた事ある曲ばかりだし母が好きだったからプレスリーの話は聞いた事はあったけど、この映画では知らなかったマネージャーとの関係等が知れました。若い頃は格好良くて晩年は太ったと聞いてましたが晩年のコンサートは昔テレビだかで見たのを覚えてました。
甘い歌声の元祖ロックスターですが色々と苦難があったのですね。彼の人生全般を流れるような勢いで分かりやすく描いていて2時間半以上ありましたが一気に見れて興味深かったです。若くしてスターになり色々と純粋で無知な世間知らずな面もある反面、音楽的な才能や努力もあったと思います。詐欺師のようなマネージャーも彼を利用していた反面プレスリーの片腕として助け活躍したとは思います。だけど凄まじい内容でした。後半は色々な心情が絡み合って複雑な気持ちになりました。
音楽的な良さもあったけどドラマ的に後半は胸をうつものがあり良かったです。
ラストに自然な繋がりで実際のプレスリーの映像に変わる流れも見事でした。




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「リンク」

2022年07月23日 | 映画
随分と昔に見たきりだったチンパンジーが人を襲う映画「リンク」を久しぶりに鑑賞。主演のエリザベス・シューが若く可愛かったですね。殆ど彼女1人とチンパンジーだけの場面が中盤は続きます。英国の田舎の広々とした美しい風景がなかなか素敵でした。所々に印象的な見せ方があって映像的にも面白い場面もあります。直接的に見せるので無くヒントになるような断片を見せて結果に導く演出が実に良かった。
そしてチンパンジー達の演技が素晴らしく見事というか見応えも楽しさも可愛さも恐ろしさもありました。
そしてジェリー・ゴールドスミスによる「グレムリン」にも似た音楽がとても良く懐かしきゴールドスミス節な曲を堪能出来ました。この時代の映画音楽では彼によるスコアが沢山ありましたね。時代毎に似たパターンがあったりします。






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「クライム・オブ・パッション」

2022年07月22日 | 映画
ケン・ラッセル監督の「クライム・オブ・パッション」を鑑賞。
セックスをテーマとしたエロティック・ミステリー映画でした。ポスターは覚えていて勝手にメラニー・グリフィス主演だと勘違いしてましたがキャスリーン・ターナーが主演でした。主人公の娼婦を大胆に脱いで演じてました。そして危ない変態ストーカー的な神父役をアンソニー・パーキンスが不気味に存在感たっぷりに演じていました。最後は書かないけど「サイコ」を思い出させるどんでん返しが待っておりました。そこまでの不穏な流れが地味に気持ちの悪い緊張感がありました。
エロいのですが映像的にはネオンの色彩とか撮影がとても美しくて数々の間に挟まれるイメージカットや春画等のアート作品が映画全体をアート系な雰囲気にしてたと思います。
初めて見る映画だと思ってたのですが後半でもしかしたら昔見てるかも?っていうような場面もありました。昔テレビ放送とかで見たのかな?






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「テラー・ファーマー」

2022年07月21日 | 映画
日本語字幕無しの輸入版DVDを購入して昔見た映画「テラー・ファーマー」ですがDVDを誰かに貸したままだかで行方不明になってました。U-NEXTで配信されていたので初めて日本語字幕付きで見直す事が出来ました。字幕があるとストレス無く見れるけど台詞の内容が分かったからどうこうというもんでもない無茶苦茶な内容の映画です。かなり忘れてましたが騒がしくクレイジーな映画です。
この映画の中の盲目の映画監督役でも登場するロイド・カウフマンは52歳という事でした。丁度、今の僕と同じ歳です。52歳でこんなクレイジーな映画を作っていた彼はやはり凄いですね。後にもクレイジーな映画を作り続けてます。
今作はちょっと破綻しまくってるけどインディペンデント映画の心意気とメジャー映画への反抗心が感じられます。
怒りや思想を馬鹿馬鹿しくも面白可笑しく映画にぶつけている気がしました。
字幕付きで見て理解出来たのはゲイとか少数派への理解や逆説的にレイプ被害の怖さや怒りが描かれているようにも思えますが無茶苦茶過ぎて何処まで本気か良く分からない作りとなっておりました。
エログロやスカトロな汚い場面満載のメジャー映画では見れないようなトロマ版ジャーロ映画的な映画ですね。
来日した監督にこの映画のスチル写真にサインをして貰い自分の作った映画のVHSをプレゼントしたのはもう随分と昔ですなぁ。映画も見てくれて褒めていただきました。







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「悪魔の毒々サーファー」

2022年07月21日 | 映画
トロマの昔からタイトルは知ってたけど見た事無かった映画「悪魔の毒々サーファー」を鑑賞。登場人物の極端なキャラと凶悪な悪ノリがトロマっぽい映画でナチス・サーファーが海岸を支配して悪行を働くが息子を殺された黒人のおばちゃんに復讐されるという内容のお話です。特に意味も無くサーフィン場面が沢山挟み込まれスローモーションでしつこく描かれます。サーフィン場面だけやたらと画質が荒くなっちゃってます。水着美女も出てきますがおっぱい出しは少なめで血の出るゴア場面も少なめです。後のトロマ社やロイド・カウフマンの映画に比べると随分とおとなしい印象です。なので何かイマイチ感が全編に漂う映画ですが部分的には良い場面もありました。そして音楽が何気に良くて退屈な場面も上手く盛り上げて見せてくれました。最後の黒人おばちゃんの活躍はなかなか盛り上がるものがありました。
悪魔の毒々シリーズの第三弾として日本では公開されてたんですね。






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「トラックス」

2022年07月20日 | 映画
前から見たかったデニス ・ホッパー主演映画「トラックス」がU-NEXTで配信されていたので鑑賞。手持ち撮影の列車内で展開するロードムービーというか何というか殆どグダグダな会話が続く変な映画でしたが段々と変さが狂気に変わってゆくような妄想と哀しみと孤独に押し潰されるような喪失感も感じる不思議な映画でした。デニス ・ホッパーらしい芝居が存分に見れてタバコを持つ仕草や笑い声にしかめっ面が印象的。ディーン・ストックウェル他の共演陣も良き存在感と芝居を見せてくれてました。ベトナム戦争で戦友を失った兵士が戦争で色々なものを失ってしまい、かつてあった夢や希望のようなものを妄想の中で生み出し狂って壊れてしまうような内容だと解釈しました。「ラストムービー」とか70年代の暗いアメリカン・ニューシネマ的な映画でラジオから流れる音楽とフィルムのドキュメンタリータッチだけど美しい印象的なカットのある映画でした。
娯楽作では無く少々難解な映画でしたが最後まで見ると何か良いものを感じる変わった映画でした。




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「愛が微笑む時」

2022年07月20日 | 映画
今月はホラー系映画ばかり見てるので久しぶりに暖かいラブストーリー系映画でも見ようとポスター見て気になっていた映画「愛が微笑む時」を鑑賞。幽霊物語でしたけど。優しい善意を感じる物語で暖かい気持ちになれる映画でした。素直に感動も出来て涙も滲みました。役者陣が皆良くて結構豪華です。脚本が良く先は読める面もあるけれど素敵な物語でした。撮影も柔らかいトーンが美しくVFXも好みの映像でファンタジックで素晴らしかった。
交通事故で幽霊になってしまった4人の男女が生まれたばかりの子供の守護霊のようになり見守る展開ですが年月も流れてその後の物語が色々とコミカルに動き出してゆきます。人生でそれぞれがやり残していた事とか願いを叶えるというハートフルな良い映画でした。






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「処刑男爵」

2022年07月20日 | 映画
マリオ・バーヴァ監督の「処刑男爵」を鑑賞。古城と串刺し男爵みたいな伝説やら古臭い印象もあるが何気にコカコーラの自販機とかもある時代の物語でした。
役者陣も豪華で久しぶりにジョセフ・コットンを見ましたが冷たい青い目が印象的で存在感ありました。「リサと悪魔」のエルケ・ソマーも出てて場面毎に衣装も変わりファッション・ショーのようでもありました。「サスペリア2」で印象的だった子役の女の子も出てました。なので同じくらいの時期に作られた事が分かりました。
魔女の呪いとか色々と超自然の力が絡んできますが後の「サスペリア」「インフェルノ」に影響を与えたような要素がいくつも見られました。映像的にも興味深い点や
効果がありますがバーヴァ監督の色々なテクニックが殆ど今作に詰まっているような気もしました。
処刑男爵のインパクトはあり謎解きの面白さもありましたが何か主人公達の行動が軽はずみで都合良すぎて何だかなぁ?という印象もありました。



 
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「悪魔の受胎」

2022年07月19日 | 映画
昔レンタルビデオで大雨の日の夜に見た記憶が残っている映画「悪魔の受胎」を久しぶりに鑑賞。受胎場面しか記憶に残って無くて画質が暗くて見にくかった印象でしたが今回とても画質の綺麗な状態で見直す事が出来ました。主演女優のジュディ・ギーソンは後の「ロード・オブ・セイラム」での魔女役が印象的でこの女優さんは何に出てた人だったっけ?って調べたら「悪魔の受胎」でしたが全く覚えて無かったのでした。なので歳取った姿の方が良く覚えていて若き姿を見直すというのは不思議な感じでもありました。映画自体は正直あんまり面白くも無かったですが彼女の怖い表情のいくつかの場面はとても良かったです。
宇宙ものの物語でエイリアンの子供を身籠った女が仲間を次々に殺すという内容の物語ですが美術やセットや安っぽいけどなかなかしっかり作ってあって「エイリアン」みたいな雰囲気も感じれました。前半はそんな雰囲気も魅力で見れてましたが段々と物語が進むにつれて単調さが出てきて次々と人が死んでゆくけど呆気なくて傍観してるような感じで緊張感が失われていった印象です。
殺された筈の死体の役の人がもろに瞬きしちゃってたりしてるのがバレバレな場面もいくつかありました。
また暫くすると殆ど忘れちゃいそうな気のする映画でした。
ブルーレイで特典映像満載の最終版っていうソフトも最近発売されたようですが、そんなにこの映画が好きな人っているのかな?




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「サイコ・ゴアマン」

2022年07月19日 | 映画
U-NEXTの無料お試し期間でクーポンを使って有料配信の映画「サイコ・ゴアマン」を鑑賞。友人達が公開時に絶賛していて見たかった映画です。「マンボーグ」の監督作という事で大体予想はついてはいたけど80年代B級ホラーやアクションが好きな人には堪らない映画というか趣味が炸裂してるような映画ですね。「マンボーグ」もそういう趣味趣向が憎めない好きな部類の映画でしたが、やたらと雑なグリーンバック合成ばかりの映像は好きじゃなくて勢いや情熱は感じるけど何か引っかかるものもありました。今作は合成技術のレベルも上がっていて極力合成は使わずに手作り感ある特殊造形やメイクにスーツで描いてあるので個人的には好感度も増しました。
物語も予想を良い意味で裏切る展開で家族愛を描いた良い話でもあり面白かったです。主役の強い女の子のキャラクターがとても良くて子供らしい無邪気さと残酷さが出ていて楽しかったです。
そんな子供視点の楽しさに悩みや葛藤に恐れが上手く出ていて奇想天外な展開を面白く見れました。時々突っ込み所もありましたが案外うまく纏まった印象でした。
変わった展開と子供のキャラクターとジャンル映画愛に溢れた趣味趣向が魅力の憎めない映画でした。




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「サンゲリア2」

2022年07月18日 | 映画
昔VHSで見たような気もするが面白く無かった記憶しか無い映画「サンゲリア2」を鑑賞。ルチオ・フルチ監督の「サンゲリア」は大傑作とも思える映画ですが同じ監督が撮ったとは思えない程チープでグダグダな展開で睡魔にも襲われてしまうような映画でした。全く忘れてたからか初めて見る映画のようでした。フィリピン・ロケの超低予算映画だと思います。ゾンビがやたらと動きが速くて力強いという事で噛まれるという怖さでは無く喧嘩みたいなアクション場面があるのが少々可笑しくも斬新というか面白味もあって段々と中盤くらいからは結構楽しくも見れた部分もありました。後半は「クレイジーズ」みたいな軍隊の生存者一掃作戦の恐ろしさや細菌兵器が新型コロナ・ウィルスの蔓延なんかを連想させる恐ろしさも感じたり出来ました。
映画は学芸会みたいなノリの展開でしたが話の本筋自体はなかなか社会派な一面もあったとは思います。
霧を噴霧するスタッフが映り込んでたりなカットもありましたね。特殊メイクも雑な作りでしたが相変わらず汚らしさは出てるカットもありました。





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「クライモリ」

2022年07月18日 | 映画
好きな女優エリザ・ドゥシュクの出てた映画「クライモリ」の2021年のリメイク?リブート作の新作「クライモリ」を鑑賞。
元の映画もざっくりとしか覚えてないけど道を誤って酷い目に遭うという残酷描写多めなホラー映画だった筈。今作も似たような内容かと思って見始めたのですが結構違っていて主人公達の行動等無茶苦茶で感情移入出来る感じじゃなく突っ込み所満載で何だか正直どうでも良くなるような都合の良い流れとなってゆきました。
宗教というか村世界というか気味の悪い連中が登場したりしますがリアリティが感じられずでした。工夫はされてたけど全体的に脚本が弱かったと思います。
まぁホラー映画としては色々と森を舞台に仕掛けてくれていてショッキングな場面もありますが印象的だったのは最初の事故死とラストのロングショットの一連の場面かな。
マシュー・モディーンが主役の女性の父親役で出てました。




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