どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「オープン・ウォーター」

2022年08月21日 | 映画
昔見た映画「オープン・ウォーター」を久しぶりに鑑賞。結末は覚えていて実話という事だが全部創作じゃん!って感じた。
ビデオ撮影の映画だったんですね。ドキュメンタリー・タッチで撮られています。
団体でのスキューバ・ダイビングで1人の悪気の無い身勝手な行動で人数のカウントを間違えた為に海に1組のカップルが取り残されてしまい…という内容です。ひたすら海の上を漂うという展開ですが案外飽きずに見れます。サメも出現して…と最悪な方向へ向かいます。
シンプルに恐ろしく絶望感を感じる海の映画でした。




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「ラ★バンバ」

2022年08月20日 | 映画
昔、大毎地下劇場で何かの映画と二本立てで見た映画「ラ★バンバ」を久しぶりに鑑賞。主題歌は当時ヒットしてよく覚えていました。内容もざっくりとは覚えてましたが見直すと役者陣の存在感も印象に残っておりました。何気に兄貴の後半の感情に移入したり。音楽伝記映画ではとても記憶に残る作品でした。音楽的に途中に出てくるエディ・コクランのサマー・タイムブルースが今日はとても良く感じて昔この映画の影響からかレコード買って聴いてたからか懐かしくもまた聴きたくなったりした。
という事はエディ・コクランも最後に飛行機事故で亡くなったんだっけ?と思ったけど違いました。だけど1年後に交通事故で亡くなったんですね。
若くして当時のスター達が沢山亡くなられたがリッチー・ヴァレンスは17歳だったってのが若過ぎて悲しみも増しますね。
主演のルー・ダイアモンド・フィリップスのイキった歌い方とかが懐かしい。
恋人ドナ役の女優さんも何か他の映画でも見たかもな方でした。兄の恋人役の女優さんは他にも色々出演作品見てるメキシコ系女優さんでした。「ニューヨーク東8番街の奇跡」にも出てたね。






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「クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立」

2022年08月19日 | 映画
デビッド・クローネンバーグ監督の初期の頃の映画「クライム・オブ・ザ・フューチャー/未来犯罪の確立」を鑑賞。学生映画みたいな実験映画というかちょっと難解な印象の映画でした。個人的に大学時代の友人の作った映画「mother」というのを思い出したりしながら見てました。間の取り方とか雰囲気が似てました。
だけど話の内容というか細かいディテールがクローネンバーグらしいというか変態的というか腫瘍や病気なんかとエロチックな感覚が出てたように思いました。
無機質な建物の形としての構図の美しさとかもありました。
話の内容をしっかり掴めておらず、無音の所とかやたら長い間の所とかあったりしたので怠い部分もありましたが1時間ちょっとの尺なので見れました。
暫くすると内容とか殆ど忘れちゃうと思います。
クローネンバーグ監督の最新作は今作と同名タイトルとの事ですがリメイクという訳では無さそうです。タイトルの響きが気に入っているのだとか。




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「天使とデート」

2022年08月18日 | 映画
ブルーレイで買い直しした大好きな映画「天使とデート」ですが先日大画面で見直したので今日は特典の監督による音声解説を聴きながら見直しました。
監督の学生時代の悪友達をモデルにしたキャラクターとか脳腫瘍で若くして亡くなった友人の事とかかなり個人的な背景が詰め込まれていた事が知れました。
後、音楽についてかなり拘りがあった事も分かりました。「13日の金曜日6」を撮った次の作品でB級ホラー監督と思われてるような状態で「愛と宿命の泉」に出ていたエマニュエル・ベアールにパリのバーでワイン飲みながら出演交渉をしたとの事。
フランク・キャプラの「素晴らしき哉、人生」にかなり影響受けて作られたらしくフランク・キャプラにシナリオ段階でアドバイス貰ったりもして完成後に見てもらい褒めてもらって嬉しかったとか。そんな話が興味深く聞けました。
音声解説の収録はコロナ禍の2020年だったようです。若い映画作りを目指す者へのメッセージで終わりました。自分が本当に伝えたい大切なものを形にしようみたいな言葉でした。
それから日本語吹替版でも半分くらい見てみました。






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「ロンドンゾンビ紀行」

2022年08月16日 | 映画
イギリスのゾンビ・コメディ映画「ロンドンゾンビ紀行」を大画面にて鑑賞。走らない昔ながらのゾンビが沢山出てきて老人や若者を襲います。老人パートのユルイ展開が何か楽しく老人達を応援したくなる面白さがありました。若者パートは銀行強盗とかワチャワチャしたアクションで盛り上げますが良かったのは兄弟の関係や仲間同士が協力し合ってゆく所でした。
特殊メイクやVFXは本格的でしっかりとした仕上がりで見応えあったけど何か見慣れた為か特別な驚きや感動は無かったかな。
イギリスらしい訛りの会話や間の抜けたアホらしいユーモアが今作の憎めない魅力だったと思います。なのでゾンビやVFXの完成度はチープでも正直問題は無かった気も少ししました。
普通に楽しめるゾンビ・コメディ映画でしたね。




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「悪魔のいけにえ」

2022年08月15日 | 映画
ブルーレイで大好きな映画「悪魔のいけにえ」を40周年記念版の7.1ch サラウンドの大画面で鑑賞。かなり画質は綺麗にリマスターされてますね。7.1ch のサラウンド効果はチェーンソーの音で効いてました。特にラストは最高!だけどマリリン・バーンズの叫び声の印象が減ったような気もしました。初めてVHSで見た時は叫び声が凄くて嫌になりそうな感覚さえあった記憶がありますが。
何度も何度も見た映画なので初めて見た時のようには見れないですがパムがフックにかけられる場面は直接見せてないけど痛みとショックがあったのを思い出します。
今日は暫く確認作業のように見てましたが最後の食卓場面は異様過ぎる状況とサラウンドな効果音と大画面の迫力があって久しぶりに圧倒されました。そこからラストまで一気に盛り上がりチェーンソーダンスと共に緊張感から解放された感じで見終える事が出来ました。
役者陣の熱気感じる芝居と絵になる映像と動きと編集が素晴らしく効果音が異様な雰囲気を盛り上げてました。所々で可笑しくて笑ってしまいそうな場面がいくつもあるのですが状況が異様過ぎて笑えそうで笑えない怖さみたいな凄いものがあります。
やっぱり何度見ても凄い映画です。





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「天使とデート」

2022年08月15日 | 映画
大好きな映画「天使とデート」をブルーレイで買い直しして大画面にて鑑賞。高画質を期待してましたがそんなに綺麗になってた訳でも無かったな。でもやっぱり素敵な映画でユーモアあって楽しく笑えて泣ける面白映画です。エマニュエル・ベアールの天使がとにかく可愛くて見所です。フレンチフライを食べる仕草が好き。
フィービー・ケイツも可愛いけど今作では可哀想な悪役的な役です。狂気の弾けたコメディ芝居がとても面白い。
見直して音楽がとても良く感じました。
懐かしい感じの音楽とテンポ良い流れとしんみりする曲と。
そして天使の飛行場面はやっぱり盛り上がります。あの当時のファンタジックな映像はやっぱり素敵です。
何度も見てるから伏線なんかも良く分かりました。ラスト直前の展開はウルッとくるものがあります。
当時エマニュエル・べアールのカレンダー持ってたなぁ。





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「ソーシャル・ネットワーク」

2022年08月14日 | 映画
安かったからブルーレイで購入したままだった映画「ソーシャル・ネットワーク」を劇場で観て以来に鑑賞。台詞が多い映画だったから日本語吹替版で見ました。
吹替はとても自然に見れて話に入りやすかったです。昔見た印象だと全てを手に入れた男だが本当に手に入れたかったものは手に入らないという切ない感覚が良かったと記憶していました。冒頭の恋人との別れの場面からラストまで常に恋人を見返したいというか取り戻したいというような気持ちが奥にあるようでそこが寂しくも胸に来るものがちょっと感じられました。
冒頭と後半はそんな訳で良かったですが中盤は飽きずには見れますが、そんなに面白い訳では無かったとは思います。
興味深くはありましたけど。初めて見た時はまだFacebookには入って無くてmixiというのに入ってました。アレは初期の頃はシンプルにとても良かったのですが色々と機能や広告が増え始めてからはイマイチな印象となりました。映画を見てからFacebookに入って今でも毎日見るぐらい使用しています。今や若者の間では使ってる人は少ないようですけどね。
Facebookは基本的な所は昔から殆ど変わってないのが何だか慣れると良い感じもあります。だけど映画もそうだけど随分と昔のようにも感じてしまいます。年月の経つのは早いというのを実感します。
ネット社会となりスマホで毎日色々な情報を目にするのが日常となりましたが時々ネットから離れる事も大切だなとも感じたり色々と勉強するには便利だなと思ったり。直接の繋がりだけでなくネットでの繋がりで色々な人の意見や近況が知れたりするのが良い所でもありますね。
Facebookは基本的に友人限定で投稿しております。
ブルーレイは2枚組で特典ディスクも付いてたので少し見てみた。役者との本読みでシナリオの修正したり細かい部分まで綿密に計画して作られていた事が分かります。
冒頭のシーンは99テイクも撮影されたんですね。
ちょい役でしたがダコダ・ジョンソンが出ていたのに今回見て気が付きました。





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「2:22」

2022年08月13日 | 映画
「2:22」という時空を超えたサスペンス・ラブ・ストーリー映画を鑑賞。殆ど内容知らずに見たのでどうなるのか?と興味深く見れました。映像が丁寧で美しく編集もスピーディーでテンポ良く映像で語られるような作りでした。VFXも美しく見応えのある映像でした。ニューヨークのグランドセントラル駅が重要な場所として登場しています。物語は興味深く展開しますが最終的にはちょっと強引な流れに向かいそういう事かぁとなりますが少しオチとしては纏まり過ぎという印象もありました。
不思議なファンタジー映画という感じで描き方は良かったけれどね。それと役者陣が魅力的でした。






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「トゥ・ヘル」

2022年08月13日 | 映画
ニコラス・ケイジ主演の映画「トゥ・ヘル」を鑑賞。狂った演技過剰な芝居が魅力でもある彼ですが今作では少し抑えた印象というかそれが当たり前っぽい感じでいつもな顔芸やパンツ一丁姿を見せてくれます。
妻子を火事で亡くした背景を持つ主人公がある女性を助けて、その娘に死んだ妻が乗り移って…というファンタジー・ラブ・ストーリーみたいな展開になりますが同時にホラーでもありました。どんどん地獄へまっしぐらでありますが主人公にとっては幸せだったりの一面もあり複雑な切なさと恐ろしさのある興味深い内容でした。
娘役の女優の存在感が素晴らしくエロかった。ある意味ニコラスを食った存在感でしたね。
無茶苦茶良かったという訳でも無いけれどなかなか良かった映画でした。








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「Buster Keaton in THE GOAT」

2022年08月13日 | 映画
1921年のバスター・キートン主演のサイレント映画「THE GOAT」邦題「キートンの銀行強盗」をYouTubeでカラー化されたバージョンで鑑賞。バスター・キートンの身体を張ったスタント的なコメディ芝居と次々と仕掛けるアイデア溢れるギャグが見ていて楽しい映画です。古い映画で今や元祖というか使い古された感もあるものもあるけれど定番のユーモラスさと今でも凄いと思えるヒヤッとする危険な場面の可笑しさが魅力です。いくつかキートンの映画は見てますがそんなスタント場面が印象的です。ジャッキー・チェンの昔の映画に近いものがありますね。色々と真似された場面もあります。
映画の動く写真としての基本的な面白さの詰まった良く出来た映画です。






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「DISEMBODIED」「キラーバージン」

2022年08月13日 | 映画
友人が大絶賛していて気になった映画「DISEMBODIED」というのをYouTubeで見つけて日本語字幕は無いけど見始める。スタンダードサイズの映像がメインだけど時々ハイビジョンサイズになったりする殆ど台詞も無い不思議な展開でグイグイと惹き込まれて見れました。何ともシュールでデビッド・リンチとフランク・ヘネンロッターを足したようなヘンテコな内容で面白かった。映像も影と色合いが良くて汚らしい美術が独特の美しさもあった。
奇想天外な夢?の場面やら特殊メイクやスプラッター場面にコマ撮りアニメ等、色々と驚きの場面を見せてくれました。
途中で会話場面が続く所で少し集中力に欠けはしましたが後半にまた盛り上がる展開があって最終的には何だか分からないけど不思議な独特の面白さにやられた感じ。
自主映画っぽい魅力のある映画でした。
内容は身体にいくつもの膣のある女が膣状の子供も産み落とし部屋の風呂場に隠していて顔にあるチンコ形の突起から液体を噴出してかけられた者は溶けたり脳味噌が容器に入っていて身体は別で宇宙人?に乗っとられている?みたいな何言ってるんだ?と言われそうなヘンテコなものですが、そんな話なのでした。
「キラーバージン」という題で日本でもVHSでソフト化されていたようです。
ジャケットのデザインは覚えてました。






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「ウィドウ 怪物の森」

2022年08月12日 | 映画
ロシアのホラー映画「ウィドウ 怪物の森」を5.1ch 大画面で鑑賞。実話を元に作られたとか何とか書いてありましたが内容としては未亡人と呼ばれる魔女のような幽霊だか呪いによって次々に救助隊達が殺されてゆくというものでロシア版「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいな映画でした。終始暗くて音で脅かす演出ばかりで段々と傍観するように森をひたすら彷徨う様を見ていたような印象です。ロシアだけどあまり寒そうな感じもうけずでした。
撮影はなかなかしっかりしていて音響効果も良かったけれど何かイマイチ惹き込まれるものが無かった印象です。
何だか良く分からない展開が次々に起きて良く分からない感じで終わりました。




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「オペラ座 血の喝采 完全版」

2022年08月12日 | 映画
ブルーレイで久しぶりに「オペラ座 血の喝采 完全版」をイタリア語版にて大画面で鑑賞。日本公開版をビデオで何度も見たので完全版との違いもよく分かります。完全版の方がラストは好きですね。流れるように動くカメラワークの面白さや映像美にオペラの曲が合わさって盛り上がり気持ち良く見れます。そこに殺人場面でいきなりヘビメタ・ロックが流れるのがとても良い。そして今作のオリジナル・スコアが優しく美しい曲で今回見直して特に良く感じた。これら3種の音楽が映像と合わさって、それぞれの場面を盛り上げていた。
そしてカラス達の鳴き声も印象的でした。
何度も見てるから犯人もオチも知ってるけど細かい伏線や台詞等を興味深く見る事が出来ました。
ホラー映画監督がオペラの監督やってたりアルジェントを彷彿させる細かなエピソードがあったり、まぁよくこんな事思い付くなぁという殺しを無理矢理見せる為の眼に針という場面だったり変態的な趣味が炸裂しているのが素敵。
こんな映画だけど実は倒錯した純愛映画ですね。完全版のラストはナレーションも入って監督の想いのようなものが解放されてます。






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「水を抱く女」

2022年08月11日 | 映画
タイトルに惹かれてどんな映画か殆ど知らないまま見た映画「水を抱く女」ですが、とても映像が美しく水の中にいるような不思議な感覚で惹き込まれて見れました。
ベタな恋愛物語と思いきやファンタジー映画のようでもあり哀愁漂う物語で哀しいけれど後ろ髪引かれるような良さのある映画でした。
ある種の愛の狂気と恐怖も感じるファンタジー・ホラー・ラブ・ストーリーという風にも捉えられます。
切なく美しいピアノ曲が印象的でした。
色々と沢山賞も受賞しているようです。
役者の芝居と映像と音楽が完成度の高い作品にしていたと思います。
水中絡みの場面で素敵な場面が沢山ありました。




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