そろばん

小学校の１～２年生のころだったと思う

そろばんをひっくり返して

畳の上を

「ローラー♪ローラー♪」って遊んでいるうち

スケートになるのではないか？と思いたった。

ちょうど良いあんばいに

父親の５玉のそろばんと

私のそろばんがあったので

乗ってみた♪

子供の足にはぴったりのサイズで

足の裏を、そろばん玉がくすぐり

上機嫌で遊んでいたところ

母親に見つかり

「なにやってるの！」

お目玉をくらった。

良い子は真似しないように。

しかしそろばんは計算する以外にも

リズムをとったり「あなたのお名前なんて～の～♪（古いか）トニー谷」

なかなか偉いやつだ。

電卓だとスケートもリズムも出来ないではないか。

物が無くてもなんでも遊びにしてしまった子供の頃

あのころの癖がまだ抜けていないかもしれない。