「たちあがれ」って誰が?

2010-04-07 23:09:42 | 雑感
7日夕方、テレビで平沼赳夫元経済産業相と与謝野馨元財務相らが結成する新党の名称が「たちあがれ日本(にっぽん)」となるというニュースが流れました。代表となる予定の平沼氏が記者団に明らかにしたそうです。命名は石原慎太郎東京都知事です。平均年齢70才のご老人が集まって何をしようというのでしょうか。国民の醒めた視線に気がつかないのでしょうか。

昨年の夏、国民はそれまでの小泉構造改革継承路線にNOを突きつけ、「国民の生活が第一」を掲げた民主党を選択しました。小泉改革は国民の中にごく少数の勝ち組と大多数の負け組を生み出し、格差社会・貧困大国をもたらしました。「自己責任」という言葉が闊歩し、自分さえよければいいという風潮を生み出し、国民の間の絆をずたずたに切り裂きました。正社員に代わり派遣労働といういつでもやめさせられる働き方が増え、若者は将来に夢が持てなくなりました。医療・年金・保険は破綻の危機に瀕しています。

その結果、自殺率は小泉改革が始まってからずっと3万人を上回り、平成15年にはそれまでの最多の3万4427人になり、平成20年には3万2249人となっています(H21年5月現在 警察庁統計資料より)。

こうした中で国民は立ち上がり自民党政治にNOを突きつけたのです。いまさら自民党政治の中枢にいたご老人達に「たちあがれ」などと言われる筋合いはないと思うのですがいかがでしょうか。本来なら自民党はなぜ民主党に負けたのか真剣な反省から始めなければならないはずです。民主党の揚げ足取りだけでは国民の支持は得られません。

しかし、このところの民主党の混迷振りも極まれりと言わざるをえません。政治と金の問題、基地問題についてきちんとした回答を出さない限り国民は民主党についていかないでしょう。そして混迷はさらに深まるでしょう。それは国民にとって決していい方向ではありません。昨年の夏、なぜ国民は民主党政権を誕生させたのか、その国民の願いに背を向けて民主党の将来はありません。民主党の自浄能力に期待したいのですが・・・。

通学路の安全は大丈夫か?

2010-04-07 08:44:55 | 議会活動
7日からは春の交通運動です。妻は今年から交通安全指導員を仰せつかり、朝から子供たちの交通安全指導のために黄色いヤッケを着て出かけました。私も子供たちの通学路の安全について以前から気になっていたので同行しました。

中屋敷の東側の道路は通学路ですが交通量も多く、一部にカーブで見通しが悪く道路巾が狭く以前から子供たちの安全が懸念されているところがあります。そこでしばらく観察しました。子供たちに声をかけると元気に「おはようございます」とあいさつをしてくれます。

そこで気がついたことがあります。子供たちは大勢で並んで右側の路側帯を歩いているのですが、道幅が狭いため時によっては路側帯をはみ出してしまうことです。低学年の児童や女子はきまりを守って通学しているのですが、元気な高学年の男の子の中には左側を走る子もいました。カーブで見通しが悪いこともあり危ないなと思うこともありました。

明日から他の通学路も見てゆきたいと思います。

小中学校の入学式でした

2010-04-07 06:55:23 | 議会活動
6日は東御市内の5つの小学校・2つの中学校の入学式がありました。朝からいいお天気に恵まれました。私は午前中、滋野小学校の入学式に参加しました。

滋野小学校の今年の新入生は52名。男子34名、女子18名と男子が多い学年です。式典の中で教育委員の方がお祝いの言葉の中で「いのちを大切にし、滋野小学校を大好きになってください」と言っていたのが印象に残りました。

校長先生は金管バンドの子供たちに手伝ってもらって、ひとつ一つの楽器の演奏はそれぞれ素晴らしいけど、それが一緒に演奏するとさらにすばらしいハーモニーを響かせてくれることから、仲よくみんなで協力することの大切さをお話ししてくださいました。

午後は北御牧中学校の入学式です。新入生は50名です。入学式の会場は素晴らしい音楽ホールでこじんまりした中にも温かみのある入学式でした。御牧原保育園の閉園式の時も感じたのですが、北御牧地区では地域で子供たちを大切に育てているという印象があります。小規模校の良さを感じました。

その後「市民病院への要望を語る会だより」の編集会議がありました。この「たより」は市民の皆さんに市民病院のことをもっと知ってもらおうと昨年の秋初めて発行したものです。当初お金もない中での活動でしたが、事情をご理解いただいた市民の皆さんからの募金も集まり、今回の第2号の発行も可能になりました。

私は取材のお手伝いをさせていただくだけでしたが、皆さんとても熱心です。今回のトップニュースは助産所で初めて誕生した赤ちゃんの話題です。発行は助産所のオープンには間に合いそうです。

夜には地元の山好きが集まった「かごのと山岳会」のリーダー会に出席しました。今年は私も副会長を仰せつかっており、時間をつくって山にも登りたいと思います。早速今週末予定されている山岳会のお花見会に参加します。

一日盛りだくさんの行事でフル活動でした。

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