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祢津健事神社建て御柱
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御柱奉納歌舞伎にはたくさんの観客が集まりました
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祢津小学校歌舞伎クラブによる白波五人男
18日は西宮の祢津健事(ねつたてごと)神社の歌舞伎がありました。健事神社は諏訪社。歌舞伎興行に先立って建て御柱が行われると聞き早めに到着。ちょうど二の柱の建て御柱が行われていました。勇壮な木遣りとラッパが響き渡る中、クレーンで大きな松の木が建てられました。
昨日の大雪もすっかり融けて絶好の青空が広がりました。桜はまだ二・三分咲きでしたが神社の境内は法被を着た大勢の氏子の皆さんでいっぱいでした。健事神社の境内には西宮歌舞伎舞台があります。これは江戸時代に建てられたもので日本最古の回り舞台とのこと。建て御柱の後、この回り舞台で区民の集いと歌舞伎が行われました。
区民のつどいはハンドベル、民謡舞踊、コーラスなど子供たちから90才近いお年寄りまで区民総出で行われました。お一人おひとりがご自分のできるところで精一杯力を発揮されており、西宮区の皆さんがこの御柱を成功させるために一致団結して取り組んでこられたことが察せられました。
歌舞伎では最初に地元の皆さんで三番叟、祢津小学校子ども歌舞伎クラブの小5から中1の皆さんによって白波五人男が演じられました。子ども歌舞伎はとても上手にできました。その後埼玉県の小鹿野歌舞伎、熊谷歌舞伎の皆さんによって「一谷嫩軍記」(いちのたにふたばぐんき)が演じられました。
祢津には東町と西宮にそれぞれ立派な歌舞伎舞台があります。子ども歌舞伎は29日の東町歌舞伎にも出演されるとか。こうした地域の伝統を子供たちが脈々と受け継いでおり、それを小学校の先生方が応援してくださっている。とてもうれしく感じました。
春の一日わきあいあいと、ゆっくりと観劇できました。こうした地域の取り組みが地域活性化を支えているのです。西宮の皆さん、ありがとうございました。