郷土史研究会の滋野探訪

2010-04-12 23:36:23 | 趣味・野良仕事
(写真)塚穴古墳で参加者全員で記念撮影。前列右側が私です。

11日は終日曇りがちのお天気、時折雨がぱらつくこともありました。そんな午後、中屋敷郷土史研究会による滋野地区の史跡めぐりを行いました。参加したのは9名。乗用車2台に分乗し片羽・赤岩・芝生田・井子・原口・大石の順に回りました。10数年前にも史跡めぐりを実施したそうです。

まず最初に訪れたのは片羽の塚穴古墳です。これは横穴式の石室を持つ円墳です。玄室の西側の壁に祭壇として利用されたと見られる棚があることが大きな特徴となっています。初めて訪れた方もおり、実際に古墳の中に入り感激していました。しかし、古墳を覆う岩がなくなり、表土が流出するなど古墳の傷みも進んでいます。このままでは崩落の危険性もあり、全面的な修復が求められています。

次に訪れたのは赤岩の長野県指定史蹟である山浦真雄宅跡です。真雄は江戸時代の刀匠。松代藩の藩工として鍛刀に励みました。ご子孫は八十二銀行の山浦頭取です。いつもは長野市に在住でお留守ですが、ちょうどご在宅でご親切にご案内していただきました。何の連絡もせずに訪問し、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。ありがとうございました。

その後、片羽のめがね橋を見学。大石沢川にかけられたこの石橋は地元の有志の発願により建設されたもので明治14年に竣工。費用は地元はもちろん長野県内外からの寄付金でまかなわれたそうです。この大事業を推し進めた地域の篤志家の方々のご努力にはただ頭が下がるばかりです。

赤岩の民家の庭先にある西宿古墳は初めて見ました。表土はほとんど流出し石室だけが残っています。井子では寺ノ浦遺跡を、原口では戌立遺跡を見学しました。この二つの遺跡はいずれも昭和5年に発掘調査され、竪穴式住居跡が発見されています。そして昭和8年にはいずれも国の史跡として指定されました。戌立遺跡には竪穴式住居が復元されています。ほかにもいくつか史跡をまわりましたが最後に雷電為衛門のお墓にお参りしました。

滋野地区にある史跡をまわるだけでも半日がかりとなりました。最後に公民館で懇親会を行い、滋野の歴史について語り合いました。来週の土曜日には群馬県の富岡製糸工場へ春の修学旅行が計画されており、楽しみにしています。

子宮頸がん予防ワクチンの実施

2010-04-12 02:24:18 | 議会活動
4月9日は子宮の日だとかで、最近話題になっている子宮頸がん予防ワクチンの話題がマスコミで取り上げられていました。

子宮頸がんとは子宮頸部の上皮から発生するがんのことです。子宮頸がんは最初は上皮のなかにとどまっていますが、次第にまわりの組織に及び骨盤内のリンパ節に転移したりします。子宮頸がんは、40、50代に最も多い病気ですが、20代の人や80歳以上の人にもみられます。ほとんどの子宮頸がんでヒトパピローマウイルスの遺伝子が検出され子宮頸がんの発生の引き金と考えられています。このウイルスは性交渉により感染します。

東御市でも3月議会で、子宮頸がん予防ワクチンの接種に公費助成をしてほしいという要望が出されていました。最新のニュースによればいま全国で助成とりくんでいるのは35自治体だそうです。そのうち長野県では松川町が中2、中3、160名を対象に半額助成するそうです。南牧村では中1~中3に対し一部補助、根羽村では同じく中1~中3に対し全額補助するそうです。

花岡市長は3月議会で「財布と相談しながら」と言っていましたが、こうしたまわりの市町村の状況も見ながら取り組んでくれるよう期待したいと思います。

お花見日和になりました

2010-04-12 01:19:10 | 雑感
10日は良いお天気で市役所前の桜もほころんできました。遅い信州の春もようやくそこまで来たようです。来週中ごろから週末にかけて見ごろを迎えることと思います。いま上田では城址公園で上田城千本桜祭りが開かれています。家族で夜桜見物に出かけました。大勢の人出でとても賑わっていました。屋台も出ており繁盛しているようでした。とりわけ城門付近のしだれ桜はとても見事で、大勢の方が写真を撮っていました。

しかし気になったのは桜のつき方です。ひょろひょろと伸びた細い枝の先に花がポツンポツンと咲いている木がいくつもありました。木が弱って来ているんですね。今年は観光客が木の根を踏みつけないようにということで柵で仕切ってありました。来年も再来年も楽しむことができるよう、桜の木を大切にしましょう。

11日は午後から中央公園で山の会のお花見の予定でしたが、夕方から雨になるとかで急遽中止になってしまいました。

この時期、桜も梅もみんないっせいに花をつけます。百花繚乱の季節がめぐってきました。

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